7月10日よりsame galleryにて「盗めるアート展」が開催されます。
本展が何よりユニークなのは、その名の通り作品を盗んでもよい点。
24時間無人で営業される会場にはセキュリティがなく、五味彬、エキソニモ、伊藤ガビン、中村譲二、NAOKI “SAND” YAMAMOTO、平野正子(skydiving magazine)、村田実莉(skydiving magazine)、Merge Majordan、ヌケメ、やんツー、加賀美財団コレクション等、国内外で活躍する11人の作家の作品を、自由にお持ち帰り出来るのです。
盗んでよいものとして作品が展示される時、アーティストはどのような作品を展示するのか?鑑賞者と作品の関係性はどうなるのか?
ギャラリーや美術館という守られた展示空間と芸術作品の間にある既存の関係性が壊れることで、現代における芸術作品のあり様が新たに浮かび上がってくるのではないでしょうか。
アートに興味のある方はもちろんのこと、家の壁が寂しいから何か飾りたい方、絵画泥棒をやって見たかったけどできなかった方は、是非同展で、アート泥棒に!
ただし、以下のルールはお忘れなく。
Rules
- 作品を持ち帰られる方をアート泥棒様と呼ばせて頂きます。
- 本展示場にて盗んで良いのは、展示されている作品のみとさせて頂きます。会場内の展示品以外の什器、備品の盗難、破損におきましては、🚓に通報させていただきます。
-盗む作品は一組につき一点限りとさせていただきます。
(例:キャッツアイ様の場合は3人で1点のみ泥棒可)
- アート泥棒される際は、近隣のご迷惑にならないよう静かに、マナーのある泥棒行為をお願いします。
- 会場内での、飲食、睡眠は禁止とさせて頂きます。
- 会場内への作品の持ち込み、設置は禁止させて頂きます。
- 会場内の監視カメラより、インターネット上で中継、録画された動画の公開をさせていただくことがありますのでご自身のプライバシーを守りたい方は、マスクや仮面の着用した上でご入場ください。
- アート泥棒様への作品の梱包、運搬のお手伝いは致しておりませんので、全て自己責任でお願いします。
- 他のアート泥棒様と譲り合いましょう。
- 終了期日前に、全作品が盗まれた場合は、その時点で閉展となります。
■開催概要
会 期:2020年7月10日~7月19日
*全ての作品が盗まれ次第終了
*7月10日午前0時から盗めます
会 場:same gallery
休 廊:無休
時 間:24時間オープン
料 金:無料
◯関連イベント
オープニングレセプション
日 時:2020年7月9日18:00 ~ 21:00
*オープニングレセプションでは、作品は盗めません
※最新情報はこちらからご確認ください。