コーヒー

【Vol.3 】日本初公開!イラク出身フォトグラファー写真展「衣食住」開催記念連載企画 : Art x Diversity –食で旅するアラブ

現王園セヴィン2018/05/10(木) - 17:11 に投稿

アートを通して世界のダイバーシティを伝えるべく活動する「Resala」は、今年6月、イラク出身の若きフォトグラファー、シェブ・モハ(Cheb Moha)を東京に招き、アーバンな中東を写す写真展「衣食住」を開催します。

本展では、誰にとっても身近な「衣食住」をテーマに、中東湾岸諸国での人々の暮らしをドキュメントしています。開催に先駆け、アーティストについて、そして湾岸諸国の「衣」、「食」、「住」について4回の連載でお伝えしたいと思います。

日常のスナップ写真をインスタグラムで公開し続けるシェブ・モハ。
彼が切り取る風景は、祖国を離れて暮らす「ディアスポラ(移民・難民)」である中東地域出身の人々にノスタルジーを感じさせるだけでなく、中東地域に行ったことのない人にもどこか懐かしい思いを抱かせます。

なかでも「食」は、「ディアスポラ」にとって、なつかしい祖国のなつかしい時間へタイムスリップさせてくれるスイッチ。
私も、父の国であるイランでしか食べれないパン、おばあちゃんが作るチーズがどうしても食べたくなることがあります。

文字のアートとひっそり遊ぶ。「BOOK AND SONS」のクールな非日常空間

nanchatic2018/04/27(金) - 12:25 に投稿

東急東横線・学芸大学駅から徒歩4分の住宅街に、2015年にオープンした「BOOK AND SONS」をご紹介しましょう。

「Casa BRUTUS」の特集にも掲載された「BOOK AND SONS」は、タイポグラフィにフォーカスした世界でも珍しいデザイン書籍のブックショップ。ハイセンスなインテリアの中で、文字のアートに浸れる空間となっています。「立ち読み推奨」という自由なお店なので、仕事や日常につかれた時の、隠れ家的なお洒落なオアシスとしても役立ちそう。

 

タイポグラフィとフォントについて


タイポグラフィとは、文字(書体・フォント)の見せ方、読ませ方を主眼においたグラフィックデザインの手法や作品のこと。空港や地下鉄等の公共交通機関や美術館などのパブリックスペースのサイン計画、それに伴うオリジナル書体開発などもタイポグラフィの一環。大規模プロジェクトのサイン計画やフォント設計の場合には、億単位の予算が投入されることも少なくありません。