山本精一

社会と実験的な舞台芸術を多様な視点で結びつけることを目指すフェスティバル<br>「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭2021 SPRING」

遠藤 友香2020/12/16(水) - 17:02 に投稿

2010年より毎年京都市内で開催され、今回で11回目を迎える国際舞台芸術祭「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」。毎年秋に行われていましたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けて、2020年秋に「KYOTO EXPERIMENT 2020」として開催を予定していたフェステイバルの会期を変更し、「KYOTO EXPERIMENT 2021 SPRING」として、2021年2月6日(土)から3月28日(日)の期間、ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、京都伝統産業ミュージアム他で開催予定となっています。

川崎陽子、塚原悠也、ジュリエット・礼子・ナップの3名の共同ディレクターによる新体制のもと、国内外の「EXPERIMENT(エクスペリメント)=実験」的な舞台芸術を創造・発信し、芸術表現と社会を新しい形の対話でつなぐことを目指しています。演劇、ダンス、音楽、美術、デザイン、建築など、ジャンルを横断した実験的表現が集まり、そこから生まれる創造、体験、思考を通じて、舞台芸術の新たな可能性をひらいていきます。

新たな出発に際して、フェスティバルの骨組みも刷新。多様な視点で社会と実験的な舞台芸術を結びつけることを目指し、実施する3つのプログラムを柱に構成されます。