アンディ・ウォーホル 理由なき反抗(ジェームズ・ディーン) 1985 年 シルクスクリーン 9 色、9スクリーン 96.5 x 96.5 cm
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̶ どうしてこんな広告の作品(「ADS(1985)」の10点セット)をつくったんですか?
わからない。新しいことをやろうと思ってね。自分が好きなものをとりあげた。
̶ この日本のポスターは?
ああ、ジェイムズ・ディーンのポスターね。これ『理由なき反抗』のやつでしょう?
アンディ・ウォーホル
1985 年5月20日 ニューヨークのウォーホル・ファクトリーにて 聞き手:和多利志津子
『アンディ・ウォーホル 1954&1985』 1985 年 イッシプレス刊 より
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2018年、蔓延る情報操作、得体のしれない都合、無理ある理由付は、
社会に不自由をもたらした。
この不条理で不安な状況と対峙し、不自由と闘うために、
今、どれほどの理由が必要なのか。理由、理屈、理論だけではなく、
私たちがもともと持っている直観、感覚、感性を手段とし闘う方が、
有効なのではないのだろうか。
アートの歴史とは、自由への闘いの歴史である。
アーティストは、慣習、体制、権力、困難な状況といったものに抗い、闘う。
本展では、ワタリウム美術館コレクションを中心に、15人の作家、約100点の作品を展示する。
それらの作品は、自由への闘い方を私たちに教えてくれる。
アーティストたちの生き方、闘い方はそれぞれであるが、共通しているのは、
何者にも屈しない自由への心である。
開催概要
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【会期】 2018年4月7日(土)-7月29日(日)
【時間】 11 時より19時まで(毎週水曜日は21 時まで延長)
【休館】月曜日(7/16は開館)
【料金】大人 1,000円 / 学生(25歳以下) 800円
ペア割引: 大人2人 1,600円 / 学生2人 1,200円
小・中学生 500円 / 70歳以上の方 700円