新しい公共性や未来の都市のあり方について考える機会を提示してくれる「隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則」
米「TIME」誌にて、「2019年世界で訪れるべき最も素晴らしい場所100選」に選ばれた《V&A ダンディー》や《国立競技場》の設計に参画するなど、現代日本を代表する建築家のひとりである隈研吾氏。1964年の東京オリンピック時に見た丹下健三氏の国立屋内総合競技場に衝撃を受け、幼少期より建築家を志しました。その後、東京大学建築学科大学院を修了し、コロンビア大学客員研究員を経て、1990年に隈研吾建築都市設計事務所を設立。その土地の環境、文化に溶け込む建築を目指し、ヒューマンスケールの優しく、やわらかなデザインを提案。また、コンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求を通じて、工業化社会の後の建築のあり方を追求しています。これまで20か国を超す国々で建築を設計し、日本建築学会賞、毎日芸術賞、芸術選奨文部科学大臣賞、国際木の建築賞(フィンランド)、国際石の建築賞(イタリア)等、多数受賞しています。
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“真っ白な闇” に佇む「ひと」と対話してみた。<br>内藤礼 《Praying for Tokyo 東京に祈る─「わたしは生きた」》「東京ビエンナーレ2020/2021」
“真っ白な闇” に佇むその「ひと」は、時空を超えて語りかける魂そのもののようだった。
「東京ビエンナーレ2020/2021」で展示中の内藤礼《Praying for Tokyo 東京に祈る─「わたしは生きた」》に行ってきた。
夕方の3時間のみの公開、各回20分1名のみの完全予約制ということもあって、あっという間に完売状態。主催関係者ですら見られないというレアぶりだったが、こまめにキャンセルがないかチェックした甲斐があり、見る、いや体験することができた。
ロボット工学と日本の庭園文化が融合<br>『ザ・コンスタント・ガーデナーズ』ジェイソン・ブルージュ・スタジオ
上野恩賜公園に不思議な光景が展開している。公園の真ん中にロボットアームが林立しているのだ。
東京国立博物館を背に、竹の台広場に4機の産業用ロボットアームが設置され、アームの先端に取り付けられたブレードのようなものが砂利になにかを描いている。
「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13」のひとつとして開催されている『ザ・コンスタント・ガーデナーズ(THE CONSTANT GARDENERS)』だ。この大規模屋外ロボティック・アートインスタ レーションは、英国のアーティスト、ジェイソン・ブルージュ氏率いるジェイソン・ブルージュ・スタジオが企画、制作している。
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女性たちを愛した、20世紀を代表する万能の芸術家マン・レイ。マン・レイの女性観を体感できる「マン・レイと女性たち」展が、「Bunkamura ザ・ミュージアム」で開催中!
アメリカとフランスで活躍し、今もなお世界的な人気を誇る芸術家、マン・レイ。マルチな才能を発揮し、自らを「万能の人」レオナルド・ダ・ヴィンチに例えた彼は、その独創的な撮影スタイルや技法で、大胆さと優美さを持つモデルたちの魅力を引き出し、多くの傑作を生み出しました。
マン・レイは、ニューヨークでは既存の価値の破壊を目指すダダイストを名のり、芸術活動を開始。1921年に文化・芸術の中心地であったパリへ渡り、そこで多くの女性たちと出会います。彼は親しい女性たちをモデルにし、写真では、ときに優しく甘美で、ときに強く自立的で、ときには神々しいまでに美しい女性像を生み出しました。女性という存在が作品制作における重要なテーマとなり、彼と人生の一時期を共にした女性たちは、新しい時代に生きる自由な女性像、あるいは時代の“ミューズ”として、写真をはじめ、マン・レイのさまざまな作品に登場します。
9月6日(月)まで「Bunkamura ザ・ミュージアム」で開催中の「マン・レイと女性たち」展では、様々な愛と別れ、知的な発見や考察、冒険や遊びを体験していく時間軸を経糸にし、その時々のミューズとなった女性たちを緯糸にして、親密で詩的で機知に富んだ創作の世界を繰り広げたこの芸術家を、合計250点を上回る選りすぐりの作品で振り返ります。
「STILL ALIVE 今、を生き抜くアートのちから」をテーマに掲げる、国際芸術祭「あいち2022」が、第一弾参加アーティスト、ロゴ、ラーニングプログラムを発表!
2010年から3年ごとに開催している、国内最大規模の「あいち」の国際芸術祭。今回で5回目を迎え、会場として愛知芸術文化センターの他、一宮市、常滑市、有松地区(名古屋市)も舞台に加えて、2022年7月30日(土)から10月10日(月・祝)までの全73日間開催されます。芸術監督に森美術館館長であり、国際美術館会議(CIMAM)会長も務める片岡真実氏を迎え、「STILL ALIVE 今、を生き抜くアートのちから」をテーマに、現代美術を基軸とし、最先端の芸術を「あいち」から発信します。
国内外から現代美術80組程度、パフォーミングアーツ10演目程度の参加を予定しており、現在、コンセプトや会場の空間的特性に合わせてアーティストを選定し、具体的な出品作品に関しては協議中だそう。2021年8月23日(月)に記者会見が開催され、あいち2022に参加する22名(組)のアーティストおよびグループが発表されました。国内と海外、男女比はほぼ半々で、それぞれの展示場所の発表は次回以降になるとのこと。パフォーミングアーツのプログラムについても、次回以降に正式に決定するといいます。
片岡氏は、今回のテーマであるSTILL ALIVEを多角的に解釈。それぞれカテゴリー別に属するアーティストをご紹介します。
絶えず変化し続けるクリエイティブな空間が展開!<br>つくりかけラボ04「飯川雄大|デコレータークラブ —0人もしくは1人以上の観客に向けて」が開催中
千葉市美術館にて、つくりかけラボ04「飯川雄大|デコレータークラブ —0人もしくは1人以上の観客に向けて」が開催中です(会期:2021年7月14日(水)~10月3日(日))。
「つくりかけラボ」とは、「五感でたのしむ」「素材にふれる」「コミュニケーションがはじまる」という3つのテーマのいずれかに沿った公開制作、ワークショップを通して空間を作り上げていく、参加・体験型のアーティストプロジェクト。その第4回目として、兵庫県を活動拠点とする美術家の飯川雄大さんを迎えます。
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