工芸・デザイン

明大コレクション「中国鏡」

ARTLOGUE 編集部2019/04/04(木) - 02:30 に投稿
明治大学博物館 常設展示室 考古部門エリア内にて、期間限定で中国鏡コレクションを公開しています。どなたでも入場無料で展示をご覧いただけますので、お気軽にお立ち寄りください。※小規模展示ですので、他の展示と併せてお楽しみください。

ビーズ ― 自然をつなぐ、世界をつなぐ ―

ARTLOGUE 編集部2019/04/03(水) - 02:30 に投稿
人やものを飾るだけではなく、さまざまな目的のために、多様な素材を使って作られてきたビーズ(Beads)。私たちは、およそ10万年もの間、何のために、どのような素材や技術を用いてビーズを作ってきたのでしょうか。 民博と科博。それぞれの専門分野である民族学、自然科学の視点からビーズを眺め、双方の知見を合わせることで、ビーズと人類とのかかわり方を紹介します。

〈工芸の新しさ〉を世界へ!「金沢・世界工芸コンペティション」で「第4回 金沢・世界工芸トリエンナーレ」の展示作品を募集中

ARTLOGUE 編集部2019/03/22(金) - 14:48 に投稿

今秋の開催を控える「第4回 金沢・世界工芸トリエンナーレ」。

こちらで行われる作品公募展に向けて、国際的なコンペティション「2019金沢・世界工芸コンペティション」が作品募集を開始しました。

公募展では「越境する工芸」をテーマとしており、工芸の技術面の精緻さというよりは、広い視野で同時代の深層を鋭く捉えた、表現力豊かな芸術作品を募集しているとのこと。対象となる技法材料は、陶磁、金属、染織、漆、人形、木、竹、ガラス、革、七宝、紙、その他です。


【審査スケジュール】
1. 応募締切 2019年4月15日(月)必着
2. 1次審査 2019年5月上旬
応募者より提出された作品写真と資料により1次審査を行い、入選作品を決定
3. 本審査 2019年7月21日(日)
作品の実見による審査を行い、入賞作品を決定

ミュシャの想い

ARTLOGUE 編集部2019/03/12(火) - 02:35 に投稿
19世紀末にデザイナーとしてパリで一躍その名を馳せたアルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、1900年にパリで開かれた万国博覧会で数多くの仕事を依頼されます。その中でもボスニア・ヘルツェゴビナ館の壁画の仕事をきっかけとして、ミュシャは祖国チェコの人々の役に立ちたいという想いを強くします。その後アメリカに渡って祖国への貢献を実現するための資金集めを行い、1910年にチェコに帰国します。そして《スラヴ叙事詩》を始めとして、祖国のための作品を数多く制作しました。 本展ではミュシャの万博以降の作品の変化をたどり、チェコに対する想いを実現した彼の画業後半期の作品を中心にご紹介します。パリ時代の優雅な女性像のポスターが有名なミュシャですが、本展ではグラフィック作品だけではなく、特に大型油彩作品や彫刻、習作など、ミュシャの息遣いを直接感じられる肉筆の作品をお楽しみください。また《スラヴ叙事詩》全20作品の大型画像のプロジェクターによる展示も行います。 協力:OGATAコレクション、箱根ラリック美術館

タータン 伝統と革新のデザイン

ARTLOGUE 編集部2019/03/10(日) - 20:09 に投稿

日本でも人気が高く、世代を超えて愛されている普遍的なデザイン、タータン。 ファッションに限らず、日用雑貨や室内装飾等、あらゆるところで目にする一方、その定義や歴史などが紹介される機会は多くありませんでした。 

タータンの起源は、中央ヨーロッパに住んでいたとされるケルト人にまでさかのぼります。スコットランドの北西部、ハイランド地方に定住したケルト人は、タータンと呼ばれる織物を日常着として用いていました。 

そこからタータンは、英国の歴史の中で特異な運命をたどり、18世紀にはハイランドの男性に対して着用が禁止されます。しかし、ハイランド文化復興の動きによって数十年後にその禁令が解かれると、スコットランドを象徴する文化としてタータンが再び脚光を浴びるようになりました。 

人間国宝・芹沢銈介 文様万華 ― もんようばんか ―

ARTLOGUE 編集部2019/03/08(金) - 02:30 に投稿
東北福祉大学仙台駅東口キャンパスへの移転を記念した展覧会を開催します。型絵染の人間国宝である芹沢銈介は、動植物、風景だけでなく、道具や文字までもモチーフにしてしまう「文様のクリエイター」です。本展では、型紙を用いて多彩に表現される芹沢文様の世界を紹介し、その独創性に迫ります。

つくりかたのつくりかた

ARTLOGUE 編集部2019/03/07(木) - 21:19 に投稿

最短には見えない道を通り、道に迷うことで見えてくるものがある。
作品をつくるときに通る道そのものが指針になり、様々な視点を指し示してくれました。

桑沢デザイン研究所 基礎造形専攻 2018年度修了作品展「つくりかたのつくりか た」。
1年をかけて、通ってきた道の記録です。

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開催概要
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会    期:2019年3月8日(金)~3月10日(日)
会    場:桑沢デザイン研究所 1F
時 間:11:00〜19:00
*最終日のみ17:00まで
料 金:無料

※詳細はこちらをご確認ください。

コレクション展 明治 150 年記念 2<br>近現代の美濃陶芸 古典復興からの展開

ARTLOGUE 編集部2019/02/27(水) - 02:50 に投稿
「コレクション展 明治 150 年記念 2 近現代の美濃陶芸 古典復興からの展開 」展は、近現代の美濃陶芸を振り返る展覧会の第2回として、その昭和初期以降の古典復興に基づく多彩な展開を辿り、ご紹介するものです。

世紀末ウィーンのグラフィック  デザインそして生活の刷新にむけて

ARTLOGUE 編集部2019/02/27(水) - 02:44 に投稿
本展は、アパレル会社創業者である平明暘(ひらあきいずる)氏が蒐集し、現在は京都国立近代美術館所蔵の約300件にのぼる膨大なグラフィック作品のコレクションを中心に、リヒャルト・ルクシュによる石膏彫像と貴重なアドルフ・ロースの家具式を加え、世紀末ウィーンの息吹と魅力をお伝えします。

チェコ・デザイン100年の旅

ARTLOGUE 編集部2019/02/23(土) - 02:49 に投稿
ヨーロッパの中心に位置し、歴史的に様々な文化に触れてきたチェコ。日本でも「ロボット」という言葉の生みの親となったチャペック兄弟や、モグラのクルテクの絵本などが知られています。緑豊かな自然に恵まれ、高い技術を誇るボヘミアン・グラスをはじめとする産業が発達しました。19世紀に世界の富が集中した黄金の都プラハを拠点に、20世紀には次々と芸術運動が花開き、チェコ・キュビスムとして結晶体や幾何学的形態を建築やインテリアの立体物にまで展開した独特の芸術様式も生まれました。そして社会主義の時代にも、優美なスタイルの生活用品や自由な表現の絵本が創作されています。 本展では、チェコ国立プラハ工芸美術館の収蔵品を中心に、アール・ヌーヴォーの旗手アルフォンス・ミュシャから世界中で愛される現代のアニメーションまで、100年のデザイン史を代表する家具、食器、書籍、ポスター、おもちゃなど約250点により、幅広い魅力を持つチェコの文化をデザインの視点からたどります。時を超えて日常を彩り、人生を豊かにするチェコのデザインを、日本で初めて総合的にご紹介します。