同展は、近現代の美濃陶芸を振り返る展覧会の第2回として、その昭和初期以降の古典復興に基づく多彩な展開を辿り、紹介するものです。この潮流を初めにリードしたのは、明治期後半生まれの陶芸家たちでした。昭和の初めに荒川豊蔵をはじめとする作家たちが、美濃の桃山陶を復興し、それを拠り所としながら優れた作品を生み出しました。 また五代加藤幸兵衛と加藤土師萌は、日本と中国などの古陶磁に学びながら、幅広い創作活動を示しました。大正生まれ、昭和前半生まれの世代においても、多くの作家が伝統を踏まえながら、それぞれに探求を進めてきました。歴史に学び、常に進化を続けてきた美濃陶芸のこのような潮流の豊かな成果をご覧ください。
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開催概要
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会 期:2019年3月9日(土)~7月21日(日)
会 場:岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅠ
時 間:10:00~18:00
*入館は17:30まで
休 館:月曜日、5月7日、7月16日
*ただし4月29日、5月6日、7月15日は開館
料 金:一般330円(270円)、大学生220円(160円)、高校生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金
*障がい者手帳をお持ちの方および付き添いの方1名まで無料
〈関連イベント〉
◯講演会 「近現代の美濃陶芸―写しから創作へ」
日 時:2019年3月10日(日) 14:00~15:30
講 師:唐澤昌宏氏 (東京国立近代美術館工芸課長)
会 場:岐阜県現代陶芸美術館 プロジェクトルーム
*聴講無料・事前申込不要
「美濃桃山陶の成立」
日 時:2019年3月23日(土) 14:00~15:30
講 師:藤澤良祐氏 (愛知学院大学文学部教授)
会 場:岐阜県現代陶芸美術館 プロジェクトルーム
*聴講無料・事前申込不要
◯ギャラリートーク
岐阜県現代陶芸美術館学芸員による展示解説
日 時:2019年3月17日(日)、4月21日(日)、5月19日(日)、6月16日(日)、7月14日(日)
各回14:00~14:30
*要観覧券、事前申込不要
※展覧会や関連イベント詳細についてはこちらをご確認ください。
※( )内は20名以上の団体料金
※障がい者手帳をお持ちの方および付き添いの方1名まで無料