近代美術

服部一郎コレクション近現代絵画展 色彩を観る

ARTLOGUE 編集部2019/04/04(木) - 02:31 に投稿
本展覧会では、コレクションの作品を、色の使い方に注目して展示致します。画面のある場所にその色を置くことによって、作品にどのような効果が及ぼされるのか。本展示が作品により深く親しみ、楽しんでいただくための一助となれば幸いです。 前期:2019年4月12日(金)~9月29日(日) 後期:10月12日(土)~2020年3月8日(日)

清方と金鈴社の画家たちー吉川霊華・結城素明・平福百穂・松岡映丘ー

ARTLOGUE 編集部2019/04/04(木) - 02:31 に投稿
大正期の鏑木清方の歩みは、日本画壇での地歩を固めるとともに、独自の芸術の創造を模索する道のりで、浮世絵の伝統を継ぐ美人画家として知られてもなお、新たな作域を求め続けました。 その頃、清方が重視していた活動の場に、官設の公募展である文展や帝展に次いで研究団体「金鈴社」がありました。大正5年(1916)に結成された金鈴社には、清方と当時、画壇の中堅だった吉川霊華、結城素明、平福百穂、松岡映丘が名を連ねました。それぞれが自由な研究と創作を行い、作品を発表し、互いに批評する。それを各々が制作に活かす会の活動は、大正11年(1922)まで続きました。 清方は、金鈴社同人との交流を通して次第に風景画に傾倒し、風景の詩的世界を美人画に取り入れる新たな画風の確立へ歩みを進めました。 本特別展では、清方の大正期を振り返るとともに、金鈴社とのかかわりをご紹介します。

国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティック・ロシア

ARTLOGUE 編集部2019/04/03(水) - 02:31 に投稿
モスクワにある国立トレチャコフ美術館は、創設者パーヴェル・トレチャコフ(1832–1898)によってその基礎が築かれた約20万点のコレクションを有するロシア美術の殿堂です。本展では、ロシアの雄大な自然や独特な建築のある景観を描いた風景画をはじめ、日常の何気ない情景を捉えた風俗画やモデルの内面までも映し出したかのような肖像画など、同館の誇るロシア近代絵画コレクションの中から厳選した72点をご紹介します。「ロシアのモナリザ」とも称される《忘れえぬ女》に代表される、ロシア的ロマンにあふれる名画の数々をお楽しみください。

・(てん)と-(せん)、いろ、かたち 島根の美術室

ARTLOGUE 編集部2019/03/27(水) - 02:49 に投稿
島根県内にある優れた美術作品を〈点と線〉、〈かたち〉、〈色〉などのさまざまな要素からわかりやすく紐とき、美術の基本をたのしく紹介します。あわせて島根県内の文化財も展示し、地域に根差した文化の魅力も紹介します。

開館20周年記念展 堀江友聲 ― 京に挑んだ出雲の絵師

ARTLOGUE 編集部2019/03/20(水) - 02:36 に投稿
「堀江友聲」(1802-1873)という絵師の名は、全国ではほとんど知られていないでしょう。その一方で、島根県東部を中心とした一部の地域では、今日まで熱烈に愛好されてきました。そんな堀江友聲の回顧展としては36年ぶりとなる本展では、友聲が、諸国遊歴を経て京都の名門・海北家の養子となった青年期から、丹後国宮津で勇躍した壮年期、そして出雲国広瀬藩の御用絵師となった晩年期までの各期の代表作を一堂に展示します。

東京国立近代美術館の見どころ、ランチ、アクセス、料金、周辺情報、まるごとチェック!

NITARI2019/03/16(土) - 19:27 に投稿

東京国立近代美術館は、東京メトロ東西線竹橋駅から徒歩3分ほどにある美術館。東京駅や渋谷駅からもほど近く周りにも観光名所があるので、いつもと違った週末を過ごしたい!という方におすすめの観光スポットです。

今回は、そんな東京国立近代美術館お得に楽しむ方法や、周辺のグルメや観光情報を含め徹底解説したいと思います!

 

東京国立近代美術館とは?

東京国立近代美術館までのアクセス

料金、開館時間など基本情報

東京国立近代美術館の所蔵作品展「MOMATコレクション」

作品以外も楽しみたい東京国立近代美術館の見どころ

没後50年 坂本繁二郎展

ARTLOGUE 編集部2019/03/12(火) - 02:36 に投稿
坂本繁二郎(1882-1969)は、福岡県久留米市に生まれ、ヨーロッパ留学から帰国後は久留米近郊の八女市を制作の地に選び、その地で生涯を終えました。ヨーロッパ留学までは牛、帰国後は馬、戦後は身の回りの静物、なかでも能面を、最晩年は月というように、彼の取り上げるテーマはゆるやかに変化しています。本展では、坂本が生涯描きつづけた静物画にとくに注目し、彼の絵画が成熟していく過程を人生の歩みとともに明らにしていきます。その充実した人生と静寂な絵画世界は、多くの人を魅了するにちがいありません。

ミュシャの想い

ARTLOGUE 編集部2019/03/12(火) - 02:35 に投稿
19世紀末にデザイナーとしてパリで一躍その名を馳せたアルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、1900年にパリで開かれた万国博覧会で数多くの仕事を依頼されます。その中でもボスニア・ヘルツェゴビナ館の壁画の仕事をきっかけとして、ミュシャは祖国チェコの人々の役に立ちたいという想いを強くします。その後アメリカに渡って祖国への貢献を実現するための資金集めを行い、1910年にチェコに帰国します。そして《スラヴ叙事詩》を始めとして、祖国のための作品を数多く制作しました。 本展ではミュシャの万博以降の作品の変化をたどり、チェコに対する想いを実現した彼の画業後半期の作品を中心にご紹介します。パリ時代の優雅な女性像のポスターが有名なミュシャですが、本展ではグラフィック作品だけではなく、特に大型油彩作品や彫刻、習作など、ミュシャの息遣いを直接感じられる肉筆の作品をお楽しみください。また《スラヴ叙事詩》全20作品の大型画像のプロジェクターによる展示も行います。 協力:OGATAコレクション、箱根ラリック美術館

所蔵絵画展 花を描く・静物を描く ― 日本画vs.洋画 ―

ARTLOGUE 編集部2019/03/07(木) - 02:34 に投稿
中国の影響を受けた花鳥画は、室町時代には禅僧による水墨で描かれ、のち狩野派の雄渾で華麗な障屏画、装飾的な琳派、さらに写生を重んじた四条派などへと展開し、現代の日本画にも継承されています。四季の変化に富むわが国では、自然と共に暮らす中で身近な植物や鳥、魚や昆虫などに目を向け、それらは絵画の主題のほか染色や陶磁器の文様で表現されています。一方、静物画は花瓶に活けた花や、果物、壺など静止して動くことのないものを描いた絵画で、観察を通じた写実を重視する傾向がみられます。 今回の展示では、洋画の雰囲気が漂う大輪の牡丹を描いた川端龍子の《花王図》や、福田平八郎の《牡丹》、前田青邨の《川魚》といった繊細で装飾的な日本画とともに、あまり出品されることがない梅原龍三郎《薔薇図》、中川一政《椿》、林武《鰊》などの洋画もご覧いただきます。 花鳥画の伝統に基づく優美な日本画と、鮮やかな色彩と力強い筆致の油彩画による、同じ題材である「花」と「静物」を比較しながらお楽しみください。

2019 年春夏秋冬フレンチアート「FRANCE」

ARTLOGUE 編集部2019/03/06(水) - 02:36 に投稿
当館の展示作品中、最も作品数が多い国がフランスの268作品で、そのうちルーヴル美術館が118点、オルセー美術館が95点で続くなど、日本にいながらにしてフランスを旅した気分で美術鑑賞が楽しめます。アート、グルメ、歴史、ファッションなど、原寸大の絵画を通じてフランスが世界に誇る美の世界を体感できる、陶板名画美術館ならではの企画です。2019年は大塚国際美術館でフレンチアートを遊びつくそう!