絵本

鈴木まもる展「鳥の巣World」

ARTLOGUE 編集部2019/02/06(水) - 02:34 に投稿
「中村屋サロンアーテイストリレー」は2018年より始めた、作家の紹介でつなぐ展覧会です。本展ではその事象を作家同士のリレーという形で今に表すとともに、新進芸術家に発表の場を提供いたします。第2回は、前回展示作家の日本画家 新恵美佐子さんと漆芸作家 染谷聡さんからそれぞれバトンを渡された、画家 及川聡子さんと画家・絵本作家・鳥の巣研究家 鈴木まもるさんです。

及川聡子展「光ノ萌」

ARTLOGUE 編集部2019/02/06(水) - 02:34 に投稿
「中村屋サロンアーテイストリレー」は2018年より始めた、作家の紹介でつなぐ展覧会です。第2回は、前回展示作家の日本画家 新恵美佐子さんと漆芸作家 染谷聡さんからそれぞれバトンを渡された、画家 及川聡子さんと画家・絵本作家・鳥の巣研究家 鈴木まもるさんです。

絵本のすてきな仲間たち

ARTLOGUE 編集部2019/01/16(水) - 02:31 に投稿
藤枝市文学館では開館以来、子どもたちの想像力と感性をはぐくむ絵本展を開催してきました。 このたび、「こどもたちの宝物になる絵本づくり」を目指し、創業から50年を超えた絵本専門出版社「こぐま社」のロングセラー絵本を取りあげます。 こぐま社絵本展は静岡県初開催となります。

ブラティスラヴァ世界絵本原画展 BIBで出会う絵本のいま

ARTLOGUE 編集部2018/12/19(水) - 02:30 に投稿
2年に一度、奇数年の秋にスロバキア共和国の首都で開催される「ブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)」。 本展では26回目の開催となるBIB2017から、グランプリをはじめとする受賞作品および日本からの出品作品を中心に紹介します。 BIBが各国内の選考を経て参加する形式であることをふまえて、参加49か国の中から今回特に興味深い傾向が見られる国々をピックアップし、特集展示とします。

ヒグチユウコ展 CIRCUS(サーカス)

ARTLOGUE 編集部2018/12/18(火) - 02:31 に投稿
緻密なタッチで描かれた可愛くて少しダークな世界観で、女性を中心に幅広い層から絶大な支持を集めている画家ヒグチユウコ。個展などを通じた作品発表の傍ら、『ふたりのねこ』(2014)で絵本作家としてもデビュー。さまざまな企業とのコラボレーションなどでも活動の幅を広げています。 本展は初期作品から最新作まで、約20年の画業の中で描かれた500点を超える作品を展示する初めての大規模な展覧会です。奇想の画家ヒグチユウコの描く猫や少女、キノコ、この世ならぬ不思議な生物たちが繰り広げる、楽しくてどこか切ないサーカス(Circus)の世界をお楽しみください。

詩とメルヘン絵本館20周年 東君平「白と黒の世界」

ARTLOGUE 編集部2018/12/11(火) - 13:35 に投稿
香美市立やなせたかし記念館・詩とメルヘン絵本館の開館20周年記念として『詩とメルヘン』誌上で活躍された代表的な作家の一人である東君平(ひがし くんぺい)の作品をご紹介します。 東君平は、やなせたかしが創刊した雑誌『詩とメルヘン』誌上で1974年から1987年まで「くんぺい魔法ばなし」を連載、また毎日新聞での連載や、近年ではNHK「おかあさんといっしょ」のコーナーとして「ひとくちどうわ」がアニメ化されるなど、単純化されたシンプルな図案と、言葉の楽しさが伝わる心地よい文章は、時代を問わず今なお多くの子どもたちに支持されています。 会場には、『詩とメルヘン』掲載原画や絵本・童話の原画作品のほか、君平夫人のいとこ甥にあたる作家・辻仁成氏から本展のために頂いたメッセージも展示します。 やなせたかしや『詩とメルヘン』との所縁をはじめ、46歳の若さで夭逝した天才作家・東君平の画業の全貌に迫ります。

絵本にみる日本画

ARTLOGUE 編集部2018/12/11(火) - 12:56 に投稿
今日、絵本は人々に幅広く愛され、様々な物語が世代を超えて読み継がれています。 なかでも、話のあらすじに沿った挿絵は読者の想像力を高めるとともに、豊かな色彩や特徴ある表現を伴って、ストーリーに温かさや力強さを与えています。 昨今、絵本は子どもが楽しむばかりではなく、おとなにもその魅力を存分に伝えており、お気に入りの絵本を手元に置いて楽しむ方も多いようです。 こうした絵本の原画が、専門の絵本作家だけでなく、日本画家によっても手掛けられていることは、あまり知られていません。 そこでこの度、日本画家による絵本の仕事にスポットを当て紹介します。 本展ではまず、絵本原画を一作品として鑑賞いただき、そこに見られる日本画の要素や技法、そして絵本としての特性を踏まえた独特の表現などをご覧いただきます。 同時に、出品画家による本画作品も併せて展示し、両作品の表現の比較或いは、そこに通底する創意を鑑賞する機会ともしたいと思います。 日本の美術界を代表する日本画家たちによる絵本挿画が紡ぐ物語とのハーモニーを是非この機会にお楽しみ頂けましたら幸いです。

ブルーノ・ムナーリ――役に立たない機械をつくった男

ARTLOGUE 編集部2018/10/18(木) - 02:30 に投稿
イタリアの画家にして、デザイナー、さらには絵本を多数制作し、子どものための造形教育にも力を注いだ、ブルーノ・ムナーリ(1907-1998)。その多彩な活動を短い言葉で表すのは困難ですが、その作品は、どんなジャンルのものであってもシンプルな考え方から作られており、誰にでも(大人でも、子どもでも)親しめるものとなっています

現代絵本の父 ランドルフ・コールデコットの世界

ARTLOGUE 編集部2018/10/13(土) - 11:37 に投稿
ランドルフ・コールデコットは1878年に、彫版師エドマンド・エヴァンズと組んで、すべてのページに絵が入った絵本を作り、「現代絵本の父」と呼ばれています。 当時の絵本は印刷技術の都合上、何も印刷されていない白紙のページを挟んでいたため、全ページに絵があり、物語を途切れずに読むことができる彼の絵本は画期的でした。 本展では

内田百閒が愛した「風船画伯」。失恋で裸踊り?自由奔放なさみしん坊、無欲の版画家・谷中安規

nanchatic2018/06/24(日) - 18:34 に投稿
内田百閒 作/谷中安規 画『王様の背中』より

 

版画誌『白と黒』のもとで活躍した対照的な2人の天才版画家、棟方志功と谷中安規。貧乏を友としながら、着るもの食べるものに無頓着な「風船画伯」として内田百閒に愛され、終戦の翌年に49歳で餓死した版画家・谷中安規を紹介します。