妹島和世

海だ!山だ!芸術だ!<br>「KENPOKU ART2016茨城県北芸術祭」<br>世界最遅レポート! 山側編

ARTLOGUE 編集部2017/01/04(水) - 18:00 に投稿

世界最遅! 前回の海岸部編につづいて、「KENPOKU ART2016茨城県北芸術祭」山側エリアのレポートです!

 

◯海側はコチラ

海だ!山だ!芸術だ!「KENPOKU ART2016茨城県北芸術祭」1泊2日弾丸鑑賞記 海側編

 

「KENPOKU ART2016茨城県北芸術祭」の会場は茨城県の北部、風光明媚な海浜部と自然豊かな山間部の6市町にまたがり、2016年9月17日から11月20日まで開催されました。我々ARTLOGUE 取材陣は最後の最後、11月19日、20日に弾丸取材ツアーを敢行しました。
KENPOKUは、自然との対話と同時に、最先端の科学技術との協働も一つの特色であり、実際に科学技術を使ったメディアアートやバイオアートなども散見されました。

海だ!山だ!芸術だ!<br>「KENPOKU ART2016茨城県北芸術祭」<br>1泊2日弾丸鑑賞記 海側編

ARTLOGUE 編集部2016/12/31(土) - 18:50 に投稿

関西にいる人間としてはなかなか足を運ぶ機会のない茨城。ここで初めて開催される「茨城県北芸術祭」の弾丸ツアーに出かけました。茨城県の山間部、海岸部を会場とした今回の催しに車移動はマスト。2日間で会場をめぐってやろうという無謀な試み、果たしてどこまで行けるのか・・・。

 

◯山側はコチラ

海だ!山だ!芸術だ! 「KENPOKU ART2016茨城県北芸術祭」 世界最遅レポート! 山側編

 

ラジコンポート

まずは1日目。海岸部をめぐります。記念すべき第一作品目はピーター・フェルメーシュ。人里はなれた会場、ラジコンポートに置かれた鉄と木材で出来た直線のオブジェ。生憎の雨ではありましたが、雨ゆえの靄が辺りにたちこめ、作品に映えていました。アンドレイ・タルコフスキー監督の『ノスタルジア』をどこか髣髴とさせる静かな空間に、寒さを忘れて見入ってしまいました。

六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展 建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの 

ARTLOGUE 編集部2018/05/07(月) - 15:40 に投稿
杉本博司 《光学硝子舞台(小田原文化財団 江之浦測候所)》 2017年 神奈川 ©小田原文化財団

 

いま、世界が日本の建築に注目しています。丹下健三、谷口吉生、安藤忠雄、妹島和世など多くの日本人建築家たちが国際的に高い評価を得ているのは、古代からの豊かな伝統を礎とした日本の現代建築が、他に類を見ない独創的な発想と表現を内包しているからだとはいえないでしょうか。

日本は、明治維新からの150年間、大いなる建築の実験場でした。幾多の実践のなかで、日本の成熟した木造文化はいかに進化したのでしょうか。西洋は日本の建築にどのような魅力を見いだし、日本建築はそれにどう向き合ったのでしょうか。日々の暮らしや自然観といった目に見えないものの変遷も日本の建築を捉える上で重要な要素となるはずです。

本展は、いま、日本の建築を読み解く鍵と考えられる9つの特質で章を編成し、機能主義の近代建築では見過ごされながらも、古代から現代までその底流に脈々と潜む遺伝子を考察します。貴重な建築資料や模型から体験型インスタレーションまで100プロジェクト、400点を超える多彩な展示によって、日本建築の過去、現在だけでなく、未来像が照らしだされることでしょう。

 

日本の家 1945年以降の建築と暮らし

ARTLOGUE 編集部2017/10/16(月) - 23:21 に投稿
藤本壮介 House NA(2011) Ⓒ Iwan Baan

 

■本展のポイント

 

…… テーマに分類して様々な視点から検証          

日本の建築家56組による75件の日本の住宅建築を、400点を超す模型や手書きの図面、写真、映像などで紹介。時系列ではなく13のテーマに分類して展示することで、誰にとっても身近である家を時代性や社会性、立地環境や人と人とのつながりなど様々な視点から検証します。

 

…… 戦後に建築家が手がけた住宅に焦点

日本の住宅建築を成立させる条件が大きく変わった戦後に焦点をあて、建築家が手がけた住宅をこれまでにない規模で展示。現在に至るまでの、建築家による日本の家の数々をご覧いただけます。