瀬戸内国際芸術祭

角文平個展「The garden / Secret room」がアートフロントギャラリーにて開催中!軽さと重みの共存、現代社会の見えない矛盾や不条理を明るくポップに表現

ARTLOGUE 編集部2021/06/01(火) - 15:33 に投稿

角文平の個展「The garden / Secret room」がアートフロントギャラリーにて5月21日(金)より開催中です。

角は1978年福井生まれ。瀬戸内国際芸術祭2013, 奥能登国際芸術祭2017など国際展にも名をつらね、将来を期待される作家のひとりです。「sanwacompany Art Award / Art in The House 2020」ではグランプリを受賞しています。

彼の作品の本質は日常に在るありふれたものをパズルのように組み合わせることで、本来の物が持つ機能や内容をずらし、新たな意味を生じさせることにあります。角が用いる道具や物はごくありきたりの日常の一部のように見えつつも、そこには我々が日常を「こうである」と信じている姿が投影されており、実物と並べたとき、はじめてそれが社会によって植え付けられた思い込みに過ぎないことに気付かされます。

この驚くべき状況は、1ミリの妥協も許さないような職人かたぎな角のモノづくり技術の高さがあってこそ。技術の高さに柔軟な発想力と遊び心が合わさることで、作品はユニークになり実に多様な展開を見せています。

ストライプインターナショナル石川康晴。岡山のパトロンが描く「瀬戸内アートリージョン」とは。アートと地域とビジネスの関係性 | ARTS ECONOMICS 06

鈴木 大輔2019/02/15(金) - 16:52 に投稿

連載「ARTS ECONOMICS(アーツエコノミクス)」はARTLOGUEが提唱する文化芸術を中心とした新しい経済圏である ARTS ECONOMICS の担い手や、支援者などの活動を紹介する企画です。
アーティストや文化芸術従事者のみならず、ビジネスパーソン、政治家など幅広く紹介し、様々に展開されている ARTS ECONOMICS 活動を点ではなく面として見せることでムーブメントを創出します。
 

 ARTS ECONOMICS バックナンバー 

第一回 アートは ”人間のあたりまえの営み” マネックス 松本大が語るアートの価値とは…

第二回 リーディング美術館の提言をしたのは私だ。参議院議員 二之湯武史の描くビジョンとは

第三回 生粋のアートラバー議員 上田光夫の進める街づくり、国づくりとは

声を大にして言いたい。「アートは育児を救う」。

Seina Morisako2016/08/02(火) - 14:09 に投稿
東京都現代美術館で開催された「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」。この展覧会は、家族と美術館の関係性を改めて問い直す画期的なものでした。 撮影:筆者 アートブロガーのSeina Morisakoです。私は現在、家族と一緒にシンガポールで暮らしています。シンガポールに転居したのは2年前の夏。それまでは東京で暮らしていました。 「子連れアート鑑賞日記」という子供と一緒に、子供向けでないアートも見に行くというコンセプトのブログを9年続けています。こちらは現在も継続中で、訪問場所を日本、シンガポール以外にも広げています。 私は10歳男子の育児中です。ブログ開始は約9年前。親子鑑賞歴は約9年目に突入しました。私のような変わり者の母親がなんとか育児を楽しめているのは「アートがあるから」と言っても過言ではありません。 私は声を大にして叫びたい。「アートは日本人の育児を救う」と。
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