兵庫県

博物館・美術館 68施設! 無料開放! 兵庫県政150周年記念事業 7月12日(木)~7月16日

ARTLOGUE 編集部2018/07/11(水) - 19:01 に投稿
7月12日(木)~7月16日(月・祝)の期間、兵庫県立美術館、横尾忠則現代美術館、香雪美術館、姫路市立美術館など、兵庫県内の68の博物館・美術館が無料開放されます。 施設により、無料観覧できる内容・期間などは異なるので、お出かけ前には必ず、チラシやサイトを確認ください。

コレクションを核に 関西ゆかりのデモクラートの作家たち 泉茂・山中嘉一・吉田利次・吉原英雄

ARTLOGUE 編集部2018/07/19(木) - 13:46 に投稿
吉原英雄《きりきり舞い》1956年 石版  和歌山県立近代美術館蔵

 

「デモクラート美術家協会」は、1951年に画家の瑛九を中心として結成された美術グループです。既成の美術団体や画壇の権威主義を拒否し、一切の公募展に出品しないことを申し合わせ、自由と独立の精神による制作を目指して、当初10名の美術家たちが創立会員として参加しました。同会の特徴は、東京、大阪、宮崎と拠点が分散しており、参加者も画家のほか、デザイナー、写真家、評論家、舞踏家と幅広い領域に跨っていたことです。1957年に解散するまで、グループ展の開催や機関誌の発行といった同会の活動を創作の出発点として、後に内外で活躍する多くの美術家たちを輩出しました。

泉茂(1922-1995)は、同会の創立会員であり、関西における活動の中心的存在でした。1953年よりエッチング、1955年よりリトグラフの研究と制作にほぼ独学で取り組み、若い美術家たちに版画制作の機会を与える役割も果たしました。

チャペック兄弟と子どもの世界

ARTLOGUE 編集部2018/06/18(月) - 15:34 に投稿

「ロボット」という言葉の生みの親として知られるチェコの作家カレル・チャペック(1890-1938)。最先端の技術革新によって変化していく世界を見据え、時に鋭く、時にコミカルな切り口で魅力的な著作を生み出し、造形作家として活躍する兄のヨゼフ・チャペック(1887-1945)とともに、多彩な才能を発揮しました。カレル・チャペックは文筆家としての創作と同時に写真も手がけ、自らのテキストに愛犬の写真を添えた『ダーシェンカ』などを発表しています。また、兄のヨゼフは日本でもロングセラーとなった『長い長いお医者さんの話』や、『こいぬとこねこはゆかいな仲間』などにより多くのファンを惹きつけています。

本展は、チェコの世界文化遺産都市クトナー・ホラーに新設された現代美術館で開催された「子どもたちを描いたチャペック兄弟の創作」展を基に、ご遺族やチェコ国立文学館、チャペック記念館などの協力によって開催されるものです。日本でもファンの多いヨゼフの絵本原画に加え、これまで日本でほとんど紹介される機会のなかったヨゼフの油彩やパステル画、ドローイング、カレルによる『ダーシェンカ』の写真やデッサンなど、初公開を含む幅広い作品により、チャペック兄弟が子どもたちに注いだ温かい視点で生み出した、チェコの優れた子どものための芸術が紹介されます。

 

特別展 詩情の画家 西田眞人 一の宮をえがく ~こころの旅 第一章~

ARTLOGUE 編集部2018/09/26(水) - 02:30 に投稿
西田眞人(1952年、神戸市生まれ、日展特別会員)は、京都市立芸術大学美術学部教授をつとめ、詩情あふれる独自の世界を表現する気鋭の画家として、優れた作品を制作してきました。本展では、伊勢神宮の内宮、外宮をえがいた杉戸絵を特別展示し、これまでに完成した32点の作品を、写生とともに第1章として紹介します。また、初期作品から阪神淡路大震災、ハーバーランド風景、イギリス風景をテーマとする作品を厳選して展示します。

秋季企画展「明治期の伊丹~文明開化と人々のくらし」

ARTLOGUE 編集部2018/09/26(水) - 02:30 に投稿
今年は明治改元から150年の年にあたります。本展ではこれを記念し、伊丹の明治期の様子を多方面から探ります。文明開化の象徴である鉄道や郵便制度の普及、代表的な産業であった酒造業の新展開、当時の伊丹の風景などについて、進出資料を交えて紹介します。

昔なつかし・昭和レトロ 土方重巳の世界 展 キャラクターデザインの先駆者 グラフィックデザイナー

ARTLOGUE 編集部2018/09/06(木) - 02:30 に投稿
1915(大正4)年兵庫県に生まれた土方重巳(ひじかたしげみ)は、1938(昭和13)年多摩帝国美術学校(現・多摩美術大学)を卒業、東宝に入社します。戦前~戦後、東宝で映画ポスターを手がけた後、フリーに転身。グラフィックデザイナーとして活躍する一方で、人形劇のキャラクターや企業のイメージキャラクターのデザインも行いました。本展覧会ではこれまで紹介されることのなかった土方重巳の魅力溢れる多彩な仕事を、貴重な原画、ポスター、映像などで辿ります。

collection1 ゴヤ、理性のねむり “ロス・カプリチョス”にみる奇想と創意

ARTLOGUE 編集部2018/09/04(火) - 07:40 に投稿
変革の時代に生きたスペインの巨匠フランシス・デ・ゴヤ(1746-1828)の最初の版画集『ロス・カプリチョス』(1799年出版)全80点を紹介します。暴力的なまでの想像力―奇想と創意―にみちた『ロス・カプリチョス』は、ゴヤの創作にかける情熱と芸術的な本質を体現した作品であり、近代的絵画の到来を預言するものでもあります。聖と俗、美と醜、理性と狂気ーー残酷な現実と魅惑的な空想とが渾然一体となったゴヤの芸術をご堪能ください。

特別展「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」

ARTLOGUE 編集部2018/08/23(木) - 02:30 に投稿
レイモン・サヴィニャック(1907-2002)はフランスを代表するポスター作家です。《牛乳石鹸モンサヴォン》(1948/50 年)に代表されるように陽気でシンプルな彼の作品は、それまでの伝統だった装飾的な要素を排したことでポスターの様式を一新しました。「どのようにメッセージを届けるか」という永遠の課題に対して彼が出した

南の島の家づくり-東南アジア島嶼部の建築と生活-

ARTLOGUE 編集部2018/08/11(土) - 02:30 に投稿
世界にはいろいろな木造建築があり、地域ごとにその特性が現れた形となっています。気候や材料などの環境特性ばかりではなく、人が生活するためにつちかわれた信仰や対外的な交流など、さまざまな要因が建築に反映されています。本展覧会では、東南アジア島嶼部と呼ばれる大小さまざまな島からなる地域に焦点をあて、その建築と生活文化について紹介します。

MACROSS:THE ART 1982-2018

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:45 に投稿
『超時空要塞マクロス』35周年および『マクロスF』10周年を記念して、作品に欠かせないビジュアルアートを中心に、『劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~』の主役機であるYF-29の大型立像や各シリーズの貴重な初展示資料など、歴代のマクロスシリーズの作品世界に十二分に触れていただける内容となっております。