TEZUKAYAMA GALLERY

国内で最も歴史あるアートフェア「ART OSAKA」の今年限りのスピンオフ企画「ART OSAKA WALL by APCA」が12月に梅田・曽根崎で開催へ

ARTLOGUE 編集部2020/11/09(月) - 16:09 に投稿

2020年12月17日(木)~20 日(日) [17日(木)はプレビュー]の4日間、大阪・曽根崎に位置する「山川ビル」で「ART OSAKA WALL by APCA」が開催されます。

こちらは、現在進行中の国内のアートフェアのなかで最も長い歴史を持ち、現代美術に特化したホテル型アートフェアとして知られるアートフェア「ART OSAKA」のスピンオフ企画。ホテルを飛び出し、西天満の老舗ギャラリー街の老松町からもほど近い「山川ビル」を舞台に、フロア全てを展示空間とした今年限りのスペシャルな「ART OSAKA」となります。

ART in PARK HOTEL TOKYO 2019

ARTLOGUE 編集部2019/02/24(日) - 19:26 に投稿

現代美術のアートフェア「ART in PARK HOTEL TOKYO 2019」(略称:AiPHT / アイファット)がパークホテル東京(汐留)にて開催されます。総勢42ギャラリー(東京:15軒、東京以外:21軒、台湾:3軒、韓国:3軒)が出展し、ホテル客室をギャラリーに仕立て、イチ押しの作品を展示・販売致します。作品は若手注目作家から、国際的に活躍する著名作家の絵画・彫刻・版画・写真に限らず、空間全体を使ったインスタレーションまで、幅広くご覧いただけます。 当フェアの特徴のひとつは、東京以外を拠点とするギャラリーが数多く出展する点です。東京ではなかなかご覧頂く機会の少ない作家・作品を、少数精鋭の質の高いプレゼンテーションでご紹介します。

篠田 守男個展「Tension and Compression」

ARTLOGUE 編集部2018/11/05(月) - 10:46 に投稿

この度、テヅカヤマギャラリーでは日本を代表する彫刻家、篠田守男の個展「Tension and Compression」を開催します。

篠田守男は1950年代後半から発表している女性や建造物のようにも見える抽象的なオブジェクトを複数のワイヤーで中空に吊るした金属彫刻で知られる日本を代表する彫刻家です。1966年に開催された第33回ヴェネチア・ビエンナーレでは日本館代表にも選出されており、87歳になった現在も精力的に国内外で活躍しています。

初個展から現在までの約60年間、テンション(張力)とコンプレッション(圧縮)を一貫したテーマに数多くの作品を発表しており、緊張感と浮遊感が一体となった独自の彫刻表現は日本だけでなく海外でも高い評価を得ています。

1972年に発行された書籍「快楽宣言」(南天子画廊刊)では、1960年代を過ごしたアメリカ時代について語るとともに、自身の作品について、次のように宣言しています。

積極的な快楽の取得か徹底的な禁欲のなかでのみ、ぼくの制作は成り立つのである。

「快楽」と「禁欲」という一見相反する要素は、篠田の作品テーマである「テンション&コンプレッション」にも通じる部分があると言えます。

タムラサトル個展「Point of Contact #7」

ARTLOGUE 編集部2018/11/04(日) - 23:11 に投稿

この度、テヅカヤマギャラリーではタムラサトルの個展「Point of Contact #7」を開催します。

シンボリックな文字や記号を形作りながら、チェーンが一定の速度で回転し続ける「Machine」シリーズ。ウレタン製の大小様々なワニの模型が高速回転する「スピンクロコダイル」。開放的で大げさなスイッチによって白熱灯が明滅を繰り返す「接点/ Point of Contact」シリーズなど、一貫して有用性・機能性を排した機械をモチーフとしたキネティック・アートを発表してきたタムラサトル。

今展では、昨年にドイツで開催された「International Light Art Award 2017」で大賞を受賞したタムラの代表作ともいえる「接点/ Point of Contact」シリーズより、大型作品の展示を予定しています。
 

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グループ展「Directors’ Selection FOCUS」

ARTLOGUE 編集部2018/05/09(水) - 15:49 に投稿
左から:牛島光太郎《組み合わせの方法-4》 /
井田大介《Viewpoint of God-detail》 /
木原千春《 Crawling Cat》

 

この度、テヅカヤマギャラリーでは井田大介、牛島光太郎、木原千春の3組のアーティストによるグループ展「Directors’ Selection FOCUS」を開催いたします。

今展はテヅカヤマギャラリーで展覧会の企画を行う3名のディレクター各々が独自の観点でアーティストを1組選出し、紹介するという企画展です。これまでに2013年、2017年と過去2回にわたり、同様の趣旨の展覧会を開催し、今回が3回目の開催となります。是非、この機会にご高覧下さいませ。

岩田小龍 個展「CONEY ISLAND PROJECT」

ARTLOGUE 編集部2018/05/09(水) - 15:05 に投稿
DM image

このたびTEZUKAYAMA GALLERYでは ニューヨーク在住のペインター、岩田小龍の個展「Coney Island Project」を開催いたします。

1974年、大阪府に生まれた岩田は、アメリカンポップアートに代表されるリキテンスタインやウォーホールに憧れ2004年にニューヨークに移住し、アーティストとしての活動を開始しました。日常生活で目にする広告や雑誌、アニメのキャラクターなどをモチーフに選び、岩田独自の手法でポップながらも厚みの
ある色の重ね方により、深みのある作品を制作してきました。

今展覧会では、「コニーアイランド」をテーマとし、昨年より描いてきた150点以上の中からペインティングとドローイングを発表いたします。コニーアイランドとは、南ブルックリンの海岸沿いにある遊園地や水族館などが集まる観光地で、ニューヨーカーにとっては夏の風物詩として知られています。
早朝、釣りに行くためにコニーアイランド駅から見えた人気のないジェットコースターと背景の青空を見た岩田は、その風景から一気に描くイメージが湧いたと言います。

大江 慶之 ボーズ ボーンズ ボーン

ARTLOGUE 編集部2018/04/20(金) - 17:09 に投稿
Souvenir Jacket 2018 mixed media H64.5 x W97 x D32 cm Photo: Takeshi Asano

 

このたび、テヅカヤマギャラリーでは大江慶之の個展「ボーズ ボーンズ ボーン」を開催いたします。

1980年生まれの大江は大阪を拠点に活動しているアーティストです。これまで自画像を中心とした平面作品を発表してきましたが、2007年以降は並行して立体作品も発表するようになります。

視点を変えることで、イメージが持つ意味や認識が変化すること。大江慶之は一貫してそれをテーマに取り組んできました。大江の作品には体操服を着た少年がたびたび登場します。それらと髑髏(どくろ)や鶏頭、蝶といった異なるモチーフをコラージュ的に組み合わせ、固有の文脈から切り離した状態にし、新たなイメージへと転換させますが、作品が一つのストーリーや印象だけに集約されないよう注意深く作られます。

Deep Forest 上原浩子 展 

ARTLOGUE 編集部2017/12/08(金) - 13:03 に投稿
深淵 /Abyss 2016 Toso clay, clay stone power, white pigment, oil,
resin H83 x W27 x D 25 cm

 

この度、TEZUKAYAMA GALLERYでは5年ぶりとなる上原浩子の個 展「Deep Forest」を開催いたします。

1985年、群馬県に生まれた上原は、京都市立芸術大学及び大学院 を卒業後も京都を拠点に制作活動を続けています。

大学在学中より平面作品を中心に制作していた上原ですが、自身の 表現の可能性を求め、並行して立体制作へと作家としての活動の幅 を広げて来ました。平面制作で培った描写力と以前から興味があったと話す日本古来より伝わる自然の中に精霊や神が宿ると言われる アニミズムの思想に感化され、一貫して植物と人間の融合をテーマに制作しています。モチーフとされる生き物の表情は穏やかで、繊細で柔和に表現された肌からは、神々しく優しくも強い生命力を感じることができます。