左から:牛島光太郎《組み合わせの方法-4》 /
井田大介《Viewpoint of God-detail》 /
木原千春《 Crawling Cat》
この度、テヅカヤマギャラリーでは井田大介、牛島光太郎、木原千春の3組のアーティストによるグループ展「Directors’ Selection FOCUS」を開催いたします。
今展はテヅカヤマギャラリーで展覧会の企画を行う3名のディレクター各々が独自の観点でアーティストを1組選出し、紹介するという企画展です。これまでに2013年、2017年と過去2回にわたり、同様の趣旨の展覧会を開催し、今回が3回目の開催となります。是非、この機会にご高覧下さいませ。
‒ 出展作家情報 ‒
井田 大介 | Daisuke Ida
1987年、鳥取県生まれ。現在は東京を拠点に活動。現代の拡張し続ける身体感覚をテーマとした作品や、彫刻という形式を問いながら具体的な社会事象や現象を扱った作品を発表。2016年に「第19回岡本太郎現代芸術賞展 (川崎市
岡本太郎美術館, 川崎) 」への出品、同年に「富士の山ビエンナーレ(富士市)」への出品、2017年に「ラブラブショー2 (青森県立美術館, 青森)」での出展など近年注目を浴びる作家です。
今展では、ネット上にアップロードされている膨大な数の画像データを元に作成された彫刻作品「Photo Sculpture」と、米子市美術館でも発表されたインスタレーション作品「Viewpoint of God」などを展示予定。
牛島光太郎 | Koutarou Ushijima
1978年、福岡県生まれ。現在は愛媛県を拠点に活動。言葉を用いた作品を多様なメディアで制作。日本の活動に加え、海外での発表も精力的に行う。関西国際空港や百貨店の吹き抜け空間やショーウィンドウなどの公共空間への大規模な作品設置の他、里山や市街地でのアートプロジェクトを実施。
今展では、イメージとテキストによるドローイング作品「一枚物語」とモノ(日用品等)と言葉を組み合わせた「組み合わせの方法」を発表。
木原千春 | Chiharu Kihara
1979年、山口県生まれ。現在は東京を拠点に活動。10代の頃より公的な美術教育を受けず、独学で絵を描き始める。
人間や生き物が持つ生命力、絵画の可能性を探求する事をテーマに、独特な色彩感覚と多彩な筆致を駆使したダイナミックな絵画作品を発表。2001年に彫刻家の舟越桂氏の企画により、東京で個展を開催。2006年に「VOCA展2006-
新しい平面の作家たち- (上野の森美術館, 東京)」への出品、2009年に「第13回 前橋アートコンペライブ2009」にてグランプリを受賞し、後にパブリックコレクションとして作品がアーツ前橋に収蔵される。2013年からは6年連続で毎年個展を開催するなど、精力的に作品を発表。