パリのシテ島やベルリンのムゼウムス・インゼルなど、世界の都市の島と類する文化・経済拠点の集積地である大阪・中之島。
その一端を担うアートエリアB1開館10周年を機にスタートした、新たなプロジェクト「クリエイティブ・アイランド・ラボ 中之島」では、中之島エリア全体を、持続可能な芸術文化環境をそなえた「創造的な研究所」として見立て、様々な思考実験を繰り広げます。
このプロジェクトのシンボルイベントとして、創造的な都市と芸術との関係を主題に、その思考と実践について語り合うシンポジウムを開催します。
第1部では、2020年に香港の西九文化区に開館を予定している、世界最大規模の現代美術館「M+」の副館長兼チーフ・キュレーターであるドリュン・チョン氏をお招きし、芸術を通じた都市の創造性について基調講演を行います。
第2部では、中之島で先鋭的な文化事業を行ってきた大学、企業、NPOの代表者、中之島に誕生する新たな美術館のキュレーター、世界各地で都市を舞台にアートプロジェクトを行ってきた美術家、文化政策研究者が集います。
香港と大阪・中之島の「水辺の都市」という共通点も踏まえながら、大阪・中之島で創造的な地域を形成する可能性について、対話を繰り広げます。
ゲスト:
〈第一部〉
ドリュン・チョン(M+副館長兼チーフ・キュレーター(香港))
〈第二部〉
植木啓子(大阪新美術館建設準備室研究副主幹)
大谷燠(NPO法人DANCE BOX理事長/神戸アートビレッジセンター館長)
加藤好文(京阪ホールディングス株式会社代表取締役社長/CEO兼COO/執行役員社長)
ドリュン・チョン
西尾章治郎(大阪大学総長)
西野達(アーティスト)
モデレーター:河島伸子(同志社大学経済学部教授)
総合司会:木ノ下智恵子(大阪大学共創機構社学共創本部(兼21世紀懐徳堂)准教授/アートエリアB1運営委員)
※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為は法律で禁止されています。
開催概要
----------------------------------------------------------
会 期:2018年12月16日(日)
会 場:アートエリアB1
時 間:13:30~16:30
料 金:無料
定 員:100名(要事前申込・先着順)
*申込等詳細は、アートエリアB1ウェブサイトよりご確認ください。