ワードプレイ|ワセニ・ウォルケ・コスロフ ー言の葉の戯れーエチオピアのアーティスト ワセニの世界

ARTLOGUE 編集部2017/11/17(金) - 07:59 に投稿

このたび、中村キース・ヘリング美術館(山梨県北杜市小淵沢町)では「ワードプレイ|ワセニ・ウォルケ・コスロフ  ー言の葉の戯れーエチオピアのアーティスト ワセニの世界」展を開催する運びとなりました。本展では、当館の開館10周年を記念しエチオピア出身のアーティスト、ワセニ・ウォルケ・コスロフをご紹介いたします。
言語や音楽を素材とし、文化や宗教を超えて人間の心に深く訴えかける同氏の作品を通してヴィジュアルアートの可能性を探ります。
オープニング・レセプションでは、ワセニ氏による子どもたちとのワークショップ及びアーティスト自らが作品や制作への想いを語るギャラリーツアーを行います。また当日は、第9回中村キース・ヘリング美術館国際児童絵画コンクールの授賞式を併せて開催いたします。

THE EUGENE Studio 1/2 Century later.

ARTLOGUE 編集部2017/11/14(火) - 13:17 に投稿
Agricultural Revolution 3.0,Installation view, mixed media, 2016

 

資生堂ギャラリーでは、2017年11月21日(火)から12月24日(日)まで、THE EUGENE Studioの個展『1/2 Century later.』を開催します。THE EUGENE Studio(ザ・ユージーン・スタジオ)は、現代美術を中心に、従来の境界線を押し広げて次の社会を創造していく全く新しいアーティストです。現在、チームラボなどとともに世界が注目する日本のアーティストチームとして脚光を浴びており※1、その活動は、21世紀のアーティスト像を確立するものといって良いでしょう。

TOILET PAPER: COLLABORATION MAURIZIO CATTELAN / PIERPAOLO FERRARI

ARTLOGUE 編集部2017/11/14(火) - 12:30 に投稿
©️PERROTIN

 

現代アーティストのマウリツィオ・カテランと写真家のピエールパオロ・フェラーリは、ファッション写真のモチーフと固定観念を崩す大胆なハイパーリアル写真で知られている『トイレットペーパー』の仕掛け人だ。

遡ること約十年、フェラーリがカテランを撮影した際に二人は出逢った。すると魔法のように事が運び、2010年には実験的アート・マガジンである『トイレットペーパー』を共同発刊した。他に類を見ないこのマガジンは写真作品のみから成り、注意深く構成された写真は独特の時間と精神的空間を醸し出す。『トイレットペ ーパー』の写真の構図は一見風変わりで、どことなくレトロさを彷彿とさせる ― しかしこれは見る者を油断させ、被写体を認識させる前に作品に引き込む巧妙な手法だ。魅惑的、コミカル、驚異的 ―『 トイレットペーパー』の写真は間違いなく見る者の脳裏に焼き付くだろう。

《我々のインスピレーションは画像の再利用です。『トイレットペーパー』はメディアとクリエイティブなエコ・サステナビリティの最先端にあります。カオスな手法で生み出される、無秩序なビジュアルが、新しいアイデンティティを生み出すのです。》

 

龍野アートプロジェクト2017「龍野アートスケッチ」

ARTLOGUE 編集部2017/11/14(火) - 04:16 に投稿

開催概要

 

龍野アートプロジェクトは、地場産業の拠点である醤油蔵などの文化財を活用し、優れた芸術を国内外に発信するとともに、人々の集まる拠点づくりを目的として2011年よりスタートいたしました。2017年9月にはパリの兵庫県パリ事務所にて龍野アートプロジェクト2017inパリを開催、たつの市では龍野アー トプロジェクト2017「龍野アートスケッチ」を実施、ポーランドの映像作家を招き、映像作品の上映とワークショップ、関連作家小品展、ライブ等を行い、日波の相互理解と国際交流、国際発信を目指します。

芸術監督:加須屋 明子
京都市立芸術大学美術学部・美術研究科教授

 

<開催概要>


■開催日時:2017年11月16日~26日 10:00~17:00 
   ※11月22日は休館、ガレリアアーツ&ティーは11:00~18:00

ティエリー・ノワール Elephant Key

ARTLOGUE 編集部2017/11/13(月) - 09:37 に投稿

ティエリー・ノアールは、1958年フランス・リヨンに生まれ、1982年ベルリンに移住。1984年、4月に東西冷戦下のベルリンの壁にペイントした最初の人物と認識されています。

彼のペイントは、ネガティブな印象の壁をユーモラスなものに一変させる為のアクションでした。 結果的に、これが1989年の壁の崩壊のさきがけになったとも言われています。壁に3メートル以上もの明るくてビビットなカラーを使ったのは、単なる装飾ではなく、 ネガティブなベールを剥がす事を目的としたからです。見るからにシンプルなペイントですが、自由と平和への飽くなき戦いを象徴するものです。

現在の混沌とした世の中においても、ティエリーの明るい作品が、時代と国境を越えて様々なネガティブなベールを剥がしてくれることを期待してやみません。
また、ペインティングに加えシルクスクリーン作品等、日本では初めての個展となります。ぜひご高覧下さいませ。

 

ティエリー・ノワール Elephant Key フォトギャラリー