ティエリー・ノアールは、1958年フランス・リヨンに生まれ、1982年ベルリンに移住。1984年、4月に東西冷戦下のベルリンの壁にペイントした最初の人物と認識されています。
彼のペイントは、ネガティブな印象の壁をユーモラスなものに一変させる為のアクションでした。 結果的に、これが1989年の壁の崩壊のさきがけになったとも言われています。壁に3メートル以上もの明るくてビビットなカラーを使ったのは、単なる装飾ではなく、 ネガティブなベールを剥がす事を目的としたからです。見るからにシンプルなペイントですが、自由と平和への飽くなき戦いを象徴するものです。
現在の混沌とした世の中においても、ティエリーの明るい作品が、時代と国境を越えて様々なネガティブなベールを剥がしてくれることを期待してやみません。
また、ペインティングに加えシルクスクリーン作品等、日本では初めての個展となります。ぜひご高覧下さいませ。
ティエリー・ノワール Elephant Key フォトギャラリー
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【後援】 大阪ドイツ文化センター
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