窓展

ARTLOGUE 編集部2019/08/02(金) - 02:30 に投稿
わたしたちのくらしにとって窓はほんとうに身近なもの。それは光や風を室内に取り入れながら、寒さや暑さからわたしたちを守ってくれます。また、室内にいるわたしたちに外の世界の新鮮な眺めをもたらしてくれます。 「窓学」を主宰する一般財団法人 窓研究所とタッグを組んで行われるこの展覧会では、アンリ・マティスの絵画からカッティングエッジな現代美術まで、また美術の枠を飛び出して世界の窓の歴史から名建築の窓のディテールまで、さまざまな切り口で窓についてご紹介します。美術家たちが愛し、描いた窓辺の情景や、日常生活に活かせる窓の知識などが、ジャンルを横断して会場に並びます。 展示室を後にしたとき、いつもの窓がちょっと違って見える―― そんな機会になればと願っています。

ファッション ブランドとして、初めて公式アプリにARによるシューズ試着コンテンツを導入した「GUCCI」

遠藤 友香2019/07/31(水) - 09:22 に投稿

1921年フィレンツェで創設された、世界有数のラグジュアリーブランドのひとつである「GUCCI(グッチ)」。創造的でありながら革新的なコレクションを数多く生み出しており、絶対的トレンドセッターとして、言わずもがな世界中にファンを持つブランドとして知られています。

そんなグッチの公式アプリにARテクノロジーが導入され、ブランドのキーアイテムである「エース」スニーカーを、バーチャルに「試着」することができるようになりました。過去と現在、ヴィンテージとテクノロジーを融合するクリエイティブ・ディレクター アレッサンドロ・ミケーレ氏のユニークな発想が、この新しいプロジェクトのベースとなっています。

このテクノロジーにより、展開が始まったばかりの最新モデルの紹介だけでなく、近く展開が予定されている新作にも接することが可能になりました。今回のテクノロジーパートナーである Wannaby は、極めて高精度で正確なARによるシューズの試着アプリを開発し、世界中の業界関係者やARの専門家から高い評価を得ています。

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「ART IN THE OFFICE 2019」受賞アーティスト・吉田桃子氏の作品「first "I.U" zone.2」が完成!

ARTLOGUE 編集部2019/07/27(土) - 11:46 に投稿

マネックスグループが社会貢献活動並びに社員啓発活動の一環として実施しているアートプログラム「ART IN THE OFFICE」。

公募によりアーティストを1名(1組)選出、社内のプレスルーム(会議室)を応募作品の発表の場として約1年間提供するだけでなく、選出されたアーティストに50万円の賞金および10万円の制作費を授与するというもの。オフィスでの滞在制作が応募条件となるのが特色です。

2019年度の受賞アーティストとして選出された吉田桃子氏(※“吉”は、土の下に口)の作品「first "I.U" zone.2」が完成しました!

制作にあたり、マネックス社員との2日間のワークショップを行った吉田氏は、そのワークショップを通してあるテーマに基づく「顔」のイメージを作り上げました。

吉田さん作品制作風景画像

熊本や東北の子ども達を支援するパリ発のチャリティイベント「HOPE AND LOVE DAY」が東京で開催!

遠藤 友香2019/07/27(土) - 11:15 に投稿

熊本や東北の子ども達を支援するパリ発のチャリティイベント「HOPE AND LOVE DAY」が東京で開催!

「HOPE AND LOVE DAY」会場の様子

この夏も、熊本や東北の子ども達を支援するパリ発のチャリティイベント「HOPE AND LOVE DAY」が東京へやってきます! 「FASHION, FOOD & Me 楽しみながら、私にできること」をテーマに掲げ、パリや東京で活躍するファッションやフード、ビューティなどのプロたちが集結して、それぞれの専門職で被災された地域や子供達を応援するこのプロジェクトは、”私にできること” で参加できる新しいチャリティのかたちです。

宮永愛子:漕法

ARTLOGUE 編集部2019/07/26(金) - 19:07 に投稿

日本の現代美術の次代を担う宮永愛子による、四国初の大規模個展を開催。

常温で昇華するナフタリンなどを素材に「変わりながらも存在し続ける世界」を表現する現代アーティスト・宮永愛子。近年国際的に大きな注目を集める彼女は、瀬戸内国際芸術祭2019の出品作家としても選出されています。

同展では、瀬戸内の景色やそこで暮らしてきた人々が積み重ねる時間をテーマに、澄んだ音色を奏でる讃岐名石「サヌカイト」を素材とする新作インスタレーション、代表的なシリーズである《手紙》や《life》などを展示します。

宮永は、不断に変化する世界と向き合う私たち一人ひとりを、海に浮かび旅する一艘の舟に重ねます。展覧会タイトル「漕法(そうほう)」とは舟を漕ぐ方法を意味する言葉。果てしない年月のなか、私たちを取り巻く島々は揺らぎながら変化を続けます。そして、私たちもまた日々を紡ぎ、懸命に世代を重ねていくことで景色を少しずつ変えていくのです。

海の結ぶ景色や時間の痕跡を想起させる、宮永独自の世界をお楽しみください。
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夏会期スタート!瀬戸内の海と自然を堪能するアートな夏「瀬戸内国際芸術祭2019 あつまる夏」

芝田 江梨2019/07/25(木) - 08:30 に投稿

瀬戸内海の島々を舞台に、瀬戸内ならではの美しい風景と現代アートを楽しめる「瀬戸内国際芸術祭」。

「ふれあう春(会期:2019年4月26日(金)~5月26日(日)」)」を経て、いよいよ「あつまる夏(会期:2019年7月19日(金)~8月25日(日))」が始まります。

今回は夏の期間にお目見えする新作を中心に、「瀬戸内国際芸術祭2019」の魅力をお伝えします。

 

■大島

穏やかな海に囲まれた大島。船から降り立つと、美しく広がる白い砂浜、緑濃く木陰が心地よい松林が出迎えてくれます。

夏会期に向け、この島で新たに制作された新作は、田島征三さんの《「Nさんの人生・大島七十年」-木製便器の部屋-》と「やさしい美術プロジェクト」の《稀有の触手(けうのしょくしゅ)》、山川冬樹さんの《海峡の歌/Strait Songs》、そして鴻池朋子さんの《物語るテーブルランナー in 大島青松園》です。

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大島には、ハンセン病の国立療養所「大島青松園」があります。日本では約90年にわたって患者の隔離政策が続けられ、多い時には700名をこえる入所者の方が暮らしていたといいます。