宮永愛子:漕法

ARTLOGUE 編集部2019/07/26(金) - 19:07 に投稿

日本の現代美術の次代を担う宮永愛子による、四国初の大規模個展を開催。

常温で昇華するナフタリンなどを素材に「変わりながらも存在し続ける世界」を表現する現代アーティスト・宮永愛子。近年国際的に大きな注目を集める彼女は、瀬戸内国際芸術祭2019の出品作家としても選出されています。

同展では、瀬戸内の景色やそこで暮らしてきた人々が積み重ねる時間をテーマに、澄んだ音色を奏でる讃岐名石「サヌカイト」を素材とする新作インスタレーション、代表的なシリーズである《手紙》や《life》などを展示します。

宮永は、不断に変化する世界と向き合う私たち一人ひとりを、海に浮かび旅する一艘の舟に重ねます。展覧会タイトル「漕法(そうほう)」とは舟を漕ぐ方法を意味する言葉。果てしない年月のなか、私たちを取り巻く島々は揺らぎながら変化を続けます。そして、私たちもまた日々を紡ぎ、懸命に世代を重ねていくことで景色を少しずつ変えていくのです。

海の結ぶ景色や時間の痕跡を想起させる、宮永独自の世界をお楽しみください。
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開催概要
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会 期:2019年7月17日(水)~9月1日(日)
会 場:高松市美術館2階展示室 
時 間:9:30~19:00
*但し日曜日は17:00時閉館
*入室は閉館30分前まで
休 館:月曜日
*8月12日は開館
料 金:一般1,000(800)円、大学生500(400)円、高校生以下無料
*( )内は瀬戸内国際芸術祭2019 作品鑑賞パスポート提示、20名以上の団体料金
*身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者は入場無料

 

■関連イベント
◯ミニコンサート「SONGS―海と空のこえ―」
日 時:2019年8月3日(土)13:30~14:00
会 場:美術館1階エントランスホール
演 奏:香川大学ウィンド・アンサンブル 
料 金:無料
*申込不要

◯瀬戸内国際芸術祭2019ツアー A.「ナイトミュージアム 宮永愛子×中野量太」
日 時:2019年8月24日(土)18:00~20:00
会 場:美術館2階展示室など
内 容:
・「琥珀色のキラキラ」(監督・脚本:中野量太)上映 18:00~18:30

・「宮永愛子×中野量太」トークショー 19:00~20:00

料 金:無料
※いずれも先着順ですが、トークショーについては事前申込が必要です。申込方法や定員等、「ナイトミュージアム」の詳細はこちらをご確認ください。

◯瀬戸内国際芸術祭2019ツアー B.「ヘアサロン壽-夕暮れの島」
内 容:宮永愛子氏をゲストに迎え、瀬戸内国際芸術祭秋会期(2019年9月28~11月4日)に女木島などを周遊予定。
※詳細が決まり次第高松市美術館公式サイトにて告知

◯ギャラリートーク(ボランティアcivi)
日 時:会期中の日曜日・祝日(7月21日を除く)
各日14:00~
会 場:美術館2階展示室
料 金:無料
*要観覧券

開催期間
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宮永愛子:漕法
展覧会ジャンル
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