「あいちトリエンナーレ」が名称変更し、国際芸術祭「あいち2022」に。芸術監督に片岡真実氏が就任

遠藤 友香2020/11/18(水) - 19:03 に投稿

2010年に始まって以来、愛知県で3年に1度開かれている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」。国際展として認知度を上げてきた「あいちトリエンナーレ」ですが、昨年度、企画展「表現の不自由展・その後」が物議を醸し出し、一時、展示が中止されるなど不測の事態に陥りました。そのイメージを刷新するためか、名称と体制を大きく変えて、「国際芸術祭「あいち2022」」として新たに始動すると、11月17日(火)に愛知芸術文化センターで開かれた記者会見で発表されました。

動画表現を多角的に探る。第13回恵比寿映像祭「映像の気持ち」が来年開催決定

日比生梨香子2020/11/18(水) - 18:42 に投稿

2009年より毎年開催されている、映像領域と芸術領域を横断するフェスティバル「恵比寿映像祭」。映画、アニメーション、実験映像、ドキュメンタリー、現代美術ほか、多様なジャンルの映像芸術表現が一堂に揃うのが魅力です。

13回目を迎える今回は「映像の気持ち」をテーマに、見る人の感情を動かす映像の力に着目し、あらためて「動画」であるということについて向き合います。

本フェスティバルのアーティスティック・ディレクター、岡村恵子氏は今回のテーマについて「さまざまな工夫により編み出されてきた動画表現の原理とその歴史を参照しつつ、映像(動画)の魅力を楽しむ手がかりを提示し、さらなる拡張を続ける同時代の映像のありかたと、あたりまえのように映像とともに生きる現在を見つめなおす機会をつくりたい」と語っています。

文化都市東京・恵比寿から、東京都写真美術館の全フロア、恵比寿ガーデンプレイスおよび地域に広がる文化施設を舞台に、多様な映像表現の可能性を探求した恵比寿映像祭。ぜひ現地で体感してみてください。

〈参加アーティスト〉
赤松正行+ARARTプロジェクト、カワイオカムラ、木本圭子、シシヤマザキ、チョ・ヨンガク、トニー・アウスラー、ペトラ・コートライト、松本力、渡辺豪ほか

オンラインとオフラインで展開する新たなアーティスト・イン・レジデンスの取り組み。<br> 青森のACACで「OPEN CALL: CALL for OPEN」が開催中!

ARTLOGUE 編集部2020/11/17(火) - 16:15 に投稿

2021年12月に開館20周年を迎える国際芸術センター青森(ACAC)。

そんなACACが取り組む、2020年度の公募によるアーティスト・イン・レジデンスプログラムでは、アーティストはACACに滞在ないしは、この地に各地よりアプローチしながら、特徴的な環境を最大限活かしたプログラムの設計に挑みます。

ACACに滞在する神村恵、阪中隆文、野原万里絵の3名は、はそれぞれ異なる滞在期間でワークショップや協働制作を行い、神村は公演で、阪中と野原は展覧会で作品を発表します。

一方、新型コロナウイルス感染拡大による渡航制限のため、海外を拠点に活動するアーティスト4名は、遠隔地からプログラムに参加しますが、遠隔やオンラインで表現者同士の交流や市民との交流、創作活動やその発表自体を実施するのはACAC初の試み。

国内で最も歴史あるアートフェア「ART OSAKA」の今年限りのスピンオフ企画「ART OSAKA WALL by APCA」が12月に梅田・曽根崎で開催へ

ARTLOGUE 編集部2020/11/09(月) - 16:09 に投稿

2020年12月17日(木)~20 日(日) [17日(木)はプレビュー]の4日間、大阪・曽根崎に位置する「山川ビル」で「ART OSAKA WALL by APCA」が開催されます。

こちらは、現在進行中の国内のアートフェアのなかで最も長い歴史を持ち、現代美術に特化したホテル型アートフェアとして知られるアートフェア「ART OSAKA」のスピンオフ企画。ホテルを飛び出し、西天満の老舗ギャラリー街の老松町からもほど近い「山川ビル」を舞台に、フロア全てを展示空間とした今年限りのスペシャルな「ART OSAKA」となります。

開催決定!「北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs」<br>2021年4 月29 日、世界の環境都市をめざす北九州市で「SDGs」をテーマにした芸術祭が開幕

ARTLOGUE 編集部2020/11/03(火) - 12:44 に投稿

SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。2015 年9月の国連サミットで採択された、2030年までに持続可能でよりよい世界の構築を目指す国際目標です。

東アジア文化都市北九州のコア事業の一つとして、北九州市東田地区(八幡東区)を舞台に、「SDGs」をテーマとしたアートフェスティバル「北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs」が開催されます。北九州市は、2018 年、OECD(経済協力開発機構)により、アジア地域で初めて「SDGs 推進に向けた世界のモデル都市」として選定され、「世界のSDGs のトップランナー」として新しい試みに挑戦し続ける地でもあります。