現代アート体験を革新するアプリau 5G「AR x ART」が誕生! 第1弾として、世界的彫刻家 名和晃平氏とコラボレーション

遠藤 友香2020/12/02(水) - 16:18 に投稿

au 5Gと最新のAR技術によって、現代アートに新体験をもたらすことを目指す「AR x ART(エーアールアート)」が、2020年11月24日(火)にリリース。第1弾として、世界的彫刻家・名和晃平氏とコラボレーションしています。
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彫刻家/Sandwich Inc.主宰/京都芸術大学教授と、様々な肩書を持つ名和氏は、1975年生まれで、京都を拠点に活動。2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了し、博士第一号を取得。2009年に、京都・伏見の宇治川沿いのサンドイッチ工場跡をリノベーションした創作のためのプラットフォーム「Sandwich」を創設しました。

「by Art」をテーマに掲げる、日本最大級の国際的なアートの見本市「アートフェア東京2021」が開催!

遠藤 友香2020/11/23(月) - 12:39 に投稿

日本最大級の国際的なアート見本市「アートフェア東京 2021」が、2021年3月19日(金)~21日(日)[18日(木)は招待日]に、東京国際フォーラムにて開催されます。

アートフェア東京とは、毎年春に東京で開催されている国内最大級の国際的なアート見本市。国内外の審美眼のあるギャラリーが出展し、昔ながらの古美術・工芸から、コンテンポラリーアートまで、幅広いジャンルの作品が展示・販売されるアート展です。

今回のアートフェア東京のテーマは「by Art」。2020年は、新型コロナウィルス感染拡大により、自粛・中止されたという経緯があります。社会全体が閉塞感を感じている時代だからこそ、多様な価値観を与える文化芸術に寄り添い、アートは各々の身近に存在しているという考えのもとで開催されます。

現代の日本では、「美術は余暇」であり、「娯楽」であると考えられがちですが、2005年に始まったアートフェア東京は、2016年より一貫して、「暮らしとアート」というテーマで開催されてきました。新型コロナウィルス感染拡大により、多くの活動が制限されている今回のアートフェア東京で掲げられたテーマ「by Art」から「一人ひとりのいつもの生活の中に、いつもアートがある」として、コロナ禍でも豊かなアートを楽しもうという心意気が垣間見えます。

「対面コミュニケーション」がままならない今、「コミュニケーション」について考える。<br>佐藤史治+原口寛子個展「ツーツー」開催!

ARTLOGUE 編集部2020/11/23(月) - 10:50 に投稿

2020年11月28日(土)より、金沢アートグミで、佐藤史治+原口寛子による個展「ツーツー」が始まります。

第5回目となる「金沢アートグミ企画公募 2020」で選出された佐藤史治+原口寛子は、2011年の結成以来、「2人」というユニットの単位に着目し、遊びをはじめとしたコミュニケーションを生成するルールを編み出しながら、主に映像インスタレーションによる作品を発表してきました。

個展タイトルを耳にして思い浮かべるのは何でしょうか。電話の話中音である「ツーツー」?「Two」や以心伝心を意味する「つうつう」という音も聞こえてくるかもしれません。

「対面」ということがリスクを伴うようになってしまった今だからこそ、ビデオレターや葉書、そして身体接触を想起させる2人の作品がコミュニケーションについて問いかけます。

日本を代表する建築家・村野藤吾氏が設計した北國銀行武蔵ヶ辻支店の空間を活かして展開される同展に是非足をお運びください。
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「岡山芸術交流 2022」のアーティスティックディレクターに、リクリット・ティラヴァーニャが就任!

遠藤 友香2020/11/20(金) - 12:13 に投稿

岡山県岡山市を舞台に展開される「岡山芸術交流 2022」の開催が決定し、アーティスティックディレクターに、アーティストのリクリット・ティラヴァーニャが就任することが発表されました。

岡山芸術交流は、芸術を通じて国境や文化、世代を超えた様々な交流が生まれることを目指し、岡山市で3年に一度開催される現代アートの国際展覧会です。世界の第一線で活躍するアーティストがアーティスティックディレクターを務めるのが特徴でもあるこの国際展覧会は、これまで2016年にはリアム・ギリック、2019年にはピエール・ユイグがその役割を担ってきました。彼らのディレクションのもとに、世界各地からアーティストたちが様々な作品を発表し、成功を収めてきた実績があります。第3回目となる「岡山芸術交流 2022」は、2022年の秋(9月下旬~11月下旬)に、約50日間の開催を予定しています。

ティラヴァーニャは、1961年アルゼンチン生まれ。現在はニューヨーク、ベルリン、チェンマイを拠点に制作活動を行っています。これまで、グレンストーン美術館やハーシュホーン博物館、ナショナル・ギャラリー・シンガポールなどで展覧会を開催。国内でも作品を発表しており、2016年には「岡山芸術交流」にも参加。ヴェニス・ビエンナーレをはじめ、国際展にも多数参加している注目のアーティストです。

描くこととはなにか、表現することとはなにか?「絵画」という概念を超えた表現の可能性へ。展覧会「f の冒険 ~ 7 人のアーティストによる平面表現の魅力~」開催!

ARTLOGUE 編集部2020/11/19(木) - 18:41 に投稿

2020年12月19日(土)から、あまらぶアートラボ 「A-Lab」 (えーらぼ) にて「f の冒険 ~ 7 人のアーティストによる平面表現の魅力~」 展が開催されます。

平面というフィールドで、 現在の新しい表現を発表し続けている若手作家に焦点をあてた同展では、テーマも技法も素材も様々な、7人の作家が一同に会します。

多くの人が子どもの頃から体験している「絵を描く」こと。身近であるだけでなく、最も基本的な美術表現のひとつといえるかもしれません。

 「f の冒険」 の 「f」 には、 flat な媒体を通じた、 figure、 freedom、 fine、 find、 feel、 fact、 fun、 future、 fantasy、 friendly など様々な f の要素が含まれています。

描くこととはなにか、表現することとは何か。

会場で繰り広げられる「f の冒険」に心躍らせながら、平面の多彩な表現をお楽しみください。
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「目黒区美術館コレクション展 LIFE ― コロナ禍を生きる私たちの命と暮らし」コロナ禍に私たちはアートから何を学びうるか?

日比生梨香子2020/11/18(水) - 20:27 に投稿

コロナ禍で、映画館や劇場など多くの芸術や文化に関する施設が休業を要されました。美術館も特に大きな打撃を受けた業界の一つと言っても良いでしょう。

営業を再開した現在も、入口に置かれた消毒液に、ソーシャルディスタンスを意識した展示、施設によっては完全予約制にするなどの変化から、私たちは依然コロナの渦中にいると自覚させられます。

目黒区美術館では現在「目黒区美術館コレクション展 LIFE ― コロナ禍を生きる私たちの命と暮らし」が開催されています。

目黒区美術館外観

本館の学芸員、山田真規子氏によると本展は休館中に「今人々が一番関心があることはなにか?」と考え、急遽企画、開催されたものだそうです。

今回の展示は目黒区美術館のコレクションから構成されています。コロナの影響で今後、海外から作品を借りることが難しくなることが予想されるこの状況を、コレクションを見直す機会と捉えたいと語っていました。