KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2025」のテーマは「HUMANITY」。愛、共感、危機を乗り越える力を信じて

遠藤 友香2024/12/27(金) - 13:44 に投稿

世界屈指の文化都市・京都を舞台に開催される、日本でも数少ない国際的な写真祭である「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」。一千年の長きにわたって伝統を守りながら、その一方で先端文化の発信地でもあり続けてきた京都。その京都が最も美しいといわれる春に開催されます。

2024年は270,718人が来場され、これまでに約186万人の方に来場いただきました。「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2025」は、2025年4月12日(土)から5月11日(日)まで開催予定です。メインプログラムには、世界10カ国から13組のアーティストが参加します。今年のテーマは「HUMANITY」。世界各地で社会課題が幾重にも山積みにされている現代において、いま私たちが対峙すべき命題です。

「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」は、本写真展について以下のように述べています。

「日本および海外の重要作品や貴重な写真コレクションを、趣のある歴史的建造物やモダンな近現代建築の空間に展開し、ときに伝統工芸職人や最先端テクノロジーとのコラボレーションも実現するなど、京都ならではの特徴のある写真祭を目指します。

「命は美しい」。公害の原点「水俣病」という事件を二度と繰り返さないために、今一度考えたいこと

遠藤 友香2024/12/23(月) - 09:23 に投稿

今や世界中で「公害の原点」「環境汚染の象徴」と考えられている「水俣病」。水俣病とは、1956年5月に公式に発見された、熊本県八代海沿岸及び新潟県阿賀野川流域において発生した公害病のひとつです。高度経済成長にあった日本において発生し、第二水俣病、四日市喘息、イタイイタイ病と並んで、日本における4大公害病のひとつに数えられています。

水俣病は、メチル水銀が工場排水に混じることで環境中に排泄され、これらを多く取り込んだ魚や貝を人間が摂取したことで起こりました。しかし、水俣病の原因がメチル水銀だとわかり、環境に配慮した対策が講じられたのは1968年になってからのこと。長年放置された結果、数多くの方々が水俣病に罹患する事態となりました。

水俣病の症状として、手足がジンジンしびれたり、痛みや熱などを感じにくくなることが挙げられます。運動障害としては、真っすぐに歩けない、日常動作がぎこちなくなるなどがあります。また、言葉が不明瞭になったり、相手の言葉が聞こえにくくなったりします。視野が狭くなることも特徴的な症状のひとつです。重篤な場合には、亡くなる方も出る極めて重い病気です。

12ヵ国30組が参加する国際現代美術展「岡山芸術交流2025」が、鑑賞料無料化を決定

遠藤 友香2024/12/16(月) - 17:01 に投稿

岡山芸術交流2025

岡山芸術交流実行委員会は、岡山市中心部の岡山城・岡山後楽園周辺エリアで開催する、街歩きしながら最先端の現代アートなどに出会える3年に1度の国際現代美術展「岡山芸術交流2025」(会期:2025年9月26日(金)~2025年11月24日(月)、計52日間)の鑑賞料を無料とすることを決定しました。

テクノロジーの効率性や利便性は、本当に幸せをもたらすのか。誤情報の拡散、不平等の深刻化、社会の分断も孕む中、私たちは未来を信じることができるか

遠藤 友香2024/12/16(月) - 08:44 に投稿

Can I Believe in a Fortunate Tomorrow? ー幸せな明日を信じてもよい?ー

マルチメディアアーティストのスプツニ子!氏による個展「Can I Believe in a Fortunate Tomorrow? ー幸せな明日を信じてもよい?ー」が、2025年1月25日(土)までKOTARO NUKAGA(天王洲)にて開催中です。

本展に関して、スプツニ子!氏は以下のステイトメントを発表しています。

「時代を映す、挑戦的でダイナミックな展示をつづけるために」。国立新美術館が、1,000万円を目標に初のクラウドファンディングを実施中

遠藤 友香2024/12/14(土) - 15:03 に投稿
国立新美術館
国立新美術館
国立新美術館
国立新美術館

芸術を介した相互理解と共生の視点に立った新しい文化の創造に寄与することを使命に、2007年に独立行政法人国立美術館に属する5番目の施設として開館した「国立新美術館」。

東日本大震災を機に、神聖幾何学の立体構造を形に現わし、万物の法則を構造で証明したアーティストtocchiによる展覧会「ミスマルノタマ - 神聖幾何学 Flower of Life -」

遠藤 友香2024/12/10(火) - 14:28 に投稿

「ミスマルノタマ - 神聖幾何学 Flower of Life -」

万物の法則を可視化した神聖幾何学「フラワーオブライフ」。創ること、動くことで導かれる立体構造の知られざるエネルギーの法則を理解できる、アーティストtocchi氏による展覧会「ミスマルノタマ - 神聖幾何学 Flower of Life -」が、2025年1月26日(日)まで東京都渋谷区神宮前にある「GYRE GALLERY」にて開催中です。

tocchi氏は、幼い頃からこの世のすべては茶番だと気づいていたといいます。管理社会の罠にはまることなく育ち、10代の頃から「真理とは何か」という探求を開始。26歳の時に実家が火事になり、近くの神社を訪れ、狛犬が手まりを踏んでいるのを見た瞬間、それまでダウンロードされていた情報の断片が一気に繋がったとのこと。

3Dホログラム技術と多賀城市出身ヴァイオリニスト 郷古廉氏のソロコンサートなどで、多賀城創建1300年の幕開けを東北全体でお祝い

遠藤 友香2024/12/10(火) - 12:22 に投稿

多賀城創建1300年記念イベント

宮城県・多賀城市にある「多賀城」は神亀元年(724年)に創建され、令和6年(2024年)に創建1300年を迎えます。この記念すべき年を東北全体でお祝いするため、多賀城創建1300年記念イベントが、令和6年11月23日(土)、24日(日)、30日(土)、12月1日(日)、7日(土)、8日(日)に開催されました。

多賀城創建1300年記念イベント

The Breakthrough Company GO 代表取締役CEO 三浦崇宏×大阪関西国際芸術祭 総合プロデューサー 鈴木大輔が語る「アートはビジネスに必要か」

遠藤 友香2024/12/07(土) - 04:23 に投稿

Study:大阪関西国際芸術祭 2025

2025年大阪・関西万博と同時期に開催される国際芸術祭「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」。160カ国が参加し2,800万人の来場者が見込まれる万博会場を含む大阪・関西で、大規模なアートプロジェクトを展開します。本芸術祭の主要プログラム「パブリックアート」は、万博会場内に設置され、大阪・関西万博の主要プログラム「アート万博」としても位置付けられています。

今回の「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」では、「ソーシャルインパクト」をテーマに、世界的アーティストによる展覧会やアートフェアを実施。万博会場に加え、大阪文化館・天保山、中之島エリア、船場エリア、西成エリア、JR大阪駅エリアなど、大阪の主要エリアを舞台に、アートによる都市の活性化を目指します。

「渋谷スクランブルスクエア」の展望施設「SHIBUYA SKY」にて、国内外の主に知的障害のある作家を紹介するヘラルボニー発企画展 『「PARADISCAPE」異彩を放つ作家たちが描くせかい』が開催

遠藤 友香2024/12/06(金) - 07:17 に投稿

「渋谷スクランブルスクエア」の14階・45階・46階・屋上に位置する展望施設「SHIBUYA SKY」は、「SKY GALLERY EXHIBITION SERIES」と題して、本施設の来場者に、渋谷最高峰の景色を眺めるだけにとどまらず、まだ見ぬ世界への興味を抱かせ、想像力を育てる体験を提供することを目的に、本格的な企画展を定期的に開催しています。

PARADISCAPE

8回目となる今回、「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、異彩作家とともに新たな文化の創造を目指すアートエージェンシー「ヘラルボニー」による企画展『「PARADISCAPE」異彩を放つ作家たちが描くせかい』を、2025年1月16日(木)から3月31日(月)まで開催することが決定しました。

ファッションとGUCCIのコレクションをとりまく表現世界を探求するブックシリーズ『Gucci Prospettive』

遠藤 友香2024/12/04(水) - 09:44 に投稿

1921年にイタリア・フィレンツェで創設された「GUCCI(グッチ)」は、世界のラグジュアリーファッションを牽引するブランドのひとつとして知られています。

この度、GUCCIのクリエイティブ・ディレクターであるサバト・デ・サルノの発案のもと、ファッションとGUCCIのコレクションをとりまく表現世界を探求するブックシリーズ『Gucci Prospettive』が誕生しました。

第4弾となる今回は、対照的かつ多様な世界が共存しながら、絶え間なくクリエイティブな交流が行われている国際都市であるロンドンに焦点を当てたもの。「あらゆるものを受け入れるオープンなスピリットこそが、ロンドンを選択した理由である」と、サバト・デ・サルノは述べています。また彼は、「GUCCIで私にとって初めてのクルーズコレクションの舞台となる場所を選ぶとき、ロンドンは自然な選択でした。この街は私に大きな影響を与えてくれました。人生の岐路に立った時、この街は私を歓迎し、耳を傾けてくれました。同じことがグッチオ・グッチにも言えます。彼の物語は、ザ・サヴォイとの魔法のような出会いを果たし、伝説のように語り継がれるものとなりました」と語っています。