文化庁より「2023年芸術選奨」の新人賞に選ばれた、美術家・中﨑透による企画展「Ding-dong, ding-dong ~Bells ringing at the bottom of the valley~」

遠藤 友香2024/01/31(水) - 10:09 に投稿
「SKY GALLERY」から見た渋谷の風景
「SHIBUYA SKY」から見た渋谷の風景

渋⾕スクランブルスクエアの14階・45階・46階・屋上に位置する展望施設「SHIBUYA SKY」は、「SKY GALLERY EXHIBITION SERIES」と題して、本格的な企画展を定期的に開催しています。「SKY GALLERY EXHIBITION SERIES」は、本施設の来場者に、渋⾕最⾼峰の景⾊を眺めるだけにとどまらず、まだ⾒ぬ世界への興味を抱かせ、想像⼒を育てる体験を提供することを⽬的に開催。「視点を拡げる」を共通テーマに、アーティストが本施設を体験したインスピレーションから制作された作品を展開しています。

生きる希望を見出すために。「第8回横浜トリエンナーレ」で新たな扉を開けよう

遠藤 友香2024/01/22(月) - 11:32 に投稿
サンドラ・ムジンガ 《Ghosting》2019 (installation view), Photo: David Stjernholm, ©Sandra Mujinga, Croy Nielsen Vienna (Austria), The Approach London (UK) and David Stjernholm
サンドラ・ムジンガ 《Ghosting》2019 (installation view), Photo: David Stjernholm, ©Sandra Mujinga, Croy Nielsen Vienna (Austria), The Approach London (UK) and David Stjernholm

3年に一度開催される現代アートの祭

前売予定数が1日で完売! 蜷川実花が挑む過去最大の展覧会「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」

遠藤 友香2024/01/18(木) - 06:24 に投稿

2023年10月6日に開業した、森ビル株式会社が運営する虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの最上部に位置する情報発信拠点「TOKYO NODE」。開館記念企画の第2弾として、写真家・映画監督の蜷川実花が率いるクリエイティブチームEiM(エイム)による体験型展覧会「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」を開催中です。本展は2024年2月25日までの期間限定で、TOKYO NODE でしか観られない“巡回なし”の展覧会です。

映像インスタレーション、写真、立体展示などはすべて本展のために制作され、全11作品が一堂に会する、蜷川実花にとって過去最大規模となる体験型展覧会となっています。11月のチケット発売後、たった1日で予定していた前売り券が完売するなど、開催前から注目を集めていた本展。開幕前日に行われたプレスや関係者向けの内覧会には、各界から1,800名超が訪れ、関心の高さが窺えました。

12月5日の初日には、10時の開幕を今か今かと待つ来場者が列を作りました。開場を待つファンの男性は「蜷川さんの展覧会はこれで4回目の参加。発売後すぐにチケットを購入し、初日に来ると決めていた。どのような“桃源郷”が見られるのか楽しみ」 と期待している様子でした。

ストリートをテーマに、アートの変容や向かう先を考える「Study:大阪関西国際芸術祭 Vol.3」が開幕

遠藤 友香2023/12/24(日) - 14:54 に投稿

「Study:大阪関西国際芸術祭 Vol.3」が開幕

2025年の日本国際博覧会(大阪・関西万博)を契機に、文化芸術経済活性化や社会問題の顕在化などといったソーシャルインパクトをテーマとした世界最大級のアートフェスティバル「大阪関西国際芸術祭(仮)」の開催を目指すにあたり、それらの実現可能性を検証する(Studyする)ためのプレイベント「Study:大阪関西国際芸術祭 vol.3 」が、2023年12月28日まで開催中です。

見えない人、見えづらい人たちの作品鑑賞のために、美術館は何ができるかを考えた「さわるSMoAコレクション」

遠藤 友香2023/12/13(水) - 08:36 に投稿
滋賀県立美術館
滋賀県立美術館の外観

滋賀県内唯一の公立美術館として1984年に開館した「滋賀県立近代美術館」。2017年4月からの約4年間の休館を経て、2021年6月、名称を新たに「滋賀県立美術館」としてリニューアルオープンしました。

専門家と一緒に「共にあること」 とアートへの関わり方について学び考える、国立新美術館で開催される連続講座:「アートをめぐる場の設計」

遠藤 友香2023/12/04(月) - 13:50 に投稿
国立新美術館 連続講座:アートをめぐる場の設計
国立新美術館 連続講座:アートをめぐる場の設計

芸術を介した相互理解と共生の視点に立った新しい文化の創造に寄与することを使命に、2007年に独立行政法人国立美術館に属する5番目の施設として開館した「国立新美術館」。以来、コレクションを持たない代わりに、人々がさまざまな芸術表現を体験し、学び、 多様な価値観を認め合うことができるアートセンターとして活動しています。具体的には、 国内最大級の展示スペース(14,000 ㎡)を生かした多彩な展覧会の開催や、美術に関する情報や資料の収集・公開・提供、さまざまな教育普及プログラムの実施に取り組んでいます。

細見美術館の美意識が垣間見える、開館25周年記念展Ⅱ「挑み、求めて、美の極致 ― みほとけ・根来・茶の湯釜 ―」

遠藤 友香2023/12/02(土) - 07:09 に投稿

細見美術館は平成10(1998)年に京都・岡崎に開館して以来、細見家の日本美術コレクションを中心に、さまざまな視点から展覧会を行ってきました。この度開館25周年を記念し、コレクターが己の美意識を信じ、懸命に追い求めてきた多彩なコレクションを選りすぐって紹介します。

開館25周年記念では、美意識の高いコレクションを2展にわたって展開し、第1弾「愛し、恋し、江戸絵画 ― 若冲・北斎・江戸琳派 ―」では、二代古香庵 (細見實、1922~2006/細見美術財団前理事長)と妻 有子(現理事長)が二人三脚で蒐集した江戸絵画を展観しました。先見の明をもって集められた伊藤若冲のユニークな作品、葛飾北斎の肉筆美人画、さらには酒井抱一に始まる洗練された江戸琳派の作品群など、夫妻のお気に入りが紹介されました。

名古屋城を舞台に展開するアートプロジェクト「アートサイト名古屋城2023 想像の復元」

遠藤 友香2023/12/01(金) - 06:27 に投稿
名古屋城
名古屋城

名古屋城という史跡を舞台に展開するアートプロジェクト「アートサイト名古屋城2023 想像の復元」が、2023年12月10日まで名古屋城内の各所にて開催中です。名古屋城主催で現代アートのプロジェクトを行うことは初めての試みとなっています。

在日スイス大使館主催、スイスのインダストリアルデザイナーのカルロ・クロパットが日本の工芸品を考察する展覧会「美の行為 ― 装飾:自然と調和した存在の象徴」

遠藤 友香2023/11/28(火) - 08:47 に投稿
「美の行為 ― 装飾:自然と調和した存在」
「美の行為 ― 装飾:自然と調和した存在」展の様子

 

在日スイス大使館主催の、スイス人のインダストリアルデザイナーであるカルロ・クロパットの展覧会「美の行為 ― 装飾:自然と調和した存在」が2023年12月3日まで、東京・渋谷にある(PLACE) by methodにて開催中です。