ロベール・ドアノー

ドアノーの愛した街パリ<br>ROBERT DOISNEAU 展

ARTLOGUE 編集部2018/12/08(土) - 20:30 に投稿

ロベール・ドアノー は世界で最も人気のある20世紀を代表する写真家です。パリ郊外のジョンティイに生まれ、石版画を学んだ後、18歳頃より本格的に写真の世界に入ります。雑誌『ヴォーグ』や『ライフ』などに写真を提供し、短編映画の制作に携わる傍ら、生涯に渡りパリとパリに生きる人々を撮影し続けました。

雑踏の中を自由に歩き廻りとらえた数々の情景は、ドアノーの持つ洗練されたエスプリとユーモアで鮮明に写しだされています。カメラという機械を感じさせない彼の写真は、まるで一瞬のドアノー自身のまばたきであるようです。「写真は創るものではなく、探すものだ」というドアノーの言葉の中に、数々の作品を生み出していった彼の確たる姿勢が感じられます。

本展は、何必館コレクションの中から、「子供達」「恋人」「酒場」「街路」「芸術家」の5つのテーマで構成し、サイン入りオリジナルプリント約60点の作品を展覧いたします。この機会に是非ご高覧下さい。

何必館・京都現代美術館長 梶川 芳友



[gallery 4787]※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為は法律で禁止されています。
 

アートは心のサプリメント ~クレマチスの丘でアートダイエット~

羽田沙織2016/11/26(土) - 23:15 に投稿

心が弱っている時、アートは絶好の語り相手です。
仕事がうまくいかない時、失恋した時、人生悩んでいる時、
私は必ず音楽を片手に一人でアートに会いに出かけます。
今回は、静岡県の三島駅から車でおよそ25分。クレマチスの丘で、動植物と静かに語らい、まるで1本の映画を観たかのような写真に触れ、悲哀に満ちたベルナール・ビュフェの世界にどっぷりと浸るアートダイエットをしてきました。

そうです。アートダイエットができるのは、芸術祭だけではありません。
1か所訪れるだけで、アートダイエット(アートに会いに行くことを目的に、1日1万歩を目指して歩くダイエット)ができちゃう美術館はたくさんあります。
クレマチスの丘には、美術館が3館と文学館が1館あり、一度に4館楽しむことができるのです。
ここで半日たっぷり楽しむコースは一体何歩になるでしょうか。アートダイエットスタートです♪