ロベール・ドアノー は世界で最も人気のある20世紀を代表する写真家です。パリ郊外のジョンティイに生まれ、石版画を学んだ後、18歳頃より本格的に写真の世界に入ります。雑誌『ヴォーグ』や『ライフ』などに写真を提供し、短編映画の制作に携わる傍ら、生涯に渡りパリとパリに生きる人々を撮影し続けました。
雑踏の中を自由に歩き廻りとらえた数々の情景は、ドアノーの持つ洗練されたエスプリとユーモアで鮮明に写しだされています。カメラという機械を感じさせない彼の写真は、まるで一瞬のドアノー自身のまばたきであるようです。「写真は創るものではなく、探すものだ」というドアノーの言葉の中に、数々の作品を生み出していった彼の確たる姿勢が感じられます。
本展は、何必館コレクションの中から、「子供達」「恋人」「酒場」「街路」「芸術家」の5つのテーマで構成し、サイン入りオリジナルプリント約60点の作品を展覧いたします。この機会に是非ご高覧下さい。
何必館・京都現代美術館長 梶川 芳友
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開催概要
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会 期:2018 年 11 月1 日(木)~ 2019 年2月11日(月・祝)
*好評につき2月11日(月・祝)まで会期を延長
会 場:何必館・京都現代美術館
時 間:10:00~18:00
*入館は17:30まで
休 館:月曜日
*但し、12/24、1/14 は開館
料 金:一般 1,000 円、学生 800 円
開催期間
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