コラム

アートで浮遊散歩。田原桂一さんの遺作「Les Sans」。 限りなくやさしく強い、写真家の眼。

松宮 宏2017/07/05(水) - 14:43 に投稿

田原さんが死んでしまいました。あまりにも突然に。
銀座での個展「Les Sens」の初日を迎える直前、
肺がんで病床にいて、そこから指示を出していたらしいです。
個展は予定通りはじまり、2017年7月9日(日)まで続きますが、ご本人はそれを空の彼方から見ることになりました。

インタビュー:森村泰昌 No.01 <br>by NIIZAWA Prize

ARTLOGUE 編集部2017/04/04(火) - 19:02 に投稿

森村泰昌(もりむら やすまさ)さんは、1951年大阪市天王寺区に生まれ、育ち、そして今も大阪で制作を続けている日本を代表する美術家です。
京都市立芸術大学を卒業後、1985年にゴッホの《包帯をしてパイプをくわえた自画像》(1889年)に森村さん自身が扮した《肖像・ゴッホ》(1985年)で遅咲きながら実質的なデビューを果たし、初めて展覧会評も美術雑誌に載ったとのことです。
1989年にはベニスビエンナーレ/アペルト88に選出され国際的にもデビューを果たし、その後は美術に”なる”をテーマに、一貫してセルフポートレートの手法で西洋美術の名画、日本美術の名画、ハリウッドスター、20世紀の偉人などに扮して作品を作り続けています。

本稿は、NIIZAWA Prize by ARTLOGUEの「NIIZAWA 2016」受賞を機会に、森村さんへインタビューをしました。

 

インタビュー:森村泰昌 No.01

 

創造都市爆誕! 隈研吾氏も登壇「石垣市文化観光シンポジウム」 & 「石垣島 Creative Flag」 レポート 前編

ARTLOGUE 編集部2017/01/23(月) - 12:34 に投稿

2017年1月14日、ANAインターコンチネンタル石垣リゾートで「石垣市文化観光シンポジウム」が行われました。主催は石垣市観光文化課。それと、石垣市で注目されつつあるクリエイティブツーリズムの活動を取材して来たので2話に分けてレポートします。

 

後編「石垣島にみるクリエイティブツーリズムの芽生え」レポートはこちら

 

南ぬ島 石垣空港 到着

1月14日(土) 12:40ごろ、南ぬ島 石垣空港に到着。この日、本州では寒波が到来し、Facebookのタイムラインでも、各地の雪景色などが多数見られましたが、石垣島は約20℃と、いたって温暖です。早速、コートとマフラーをバックに押し込み、胃袋へと石垣島をインストールすべく、空港内の「やいま村」へ。「ソーキそば (並)」700円と「もずくの天ぷら」100円を食します。

 

シルクロードの終着点“奈良”とペルシアの歴史から見る世界の現代アート

現王園セヴィン2016/10/21(金) - 16:50 に投稿

中東の現代アートを紹介するサイト「アートな中東」と中東地域の現代アートギャラリー「CHUTO JOON」を運営しているSevinです。
今回は奈良とペルシアの歴史を通して、現在、奈良で開催されている「1300年の時空を旅する八社寺アートプロジェクト」の作品を見ていこうと思います。

中国、韓国、日本の交流を深めることを目的とした「東アジア文化都市2016奈良市」のコア期間2016年9月3日から10月23日にかけて「古都祝奈良(ことほぐなら)― 時空を超えたアートの祭典」が開催されています。日本では美術、舞台芸術、食を通して奈良とシルクロードの深い歴史にまつわるイベントが開催されています。美術部門では「1300年の時空を旅する八社寺アートプロジェクト」と題し、国内外のアーティストによる作品が奈良のお寺で展示されています。

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ポケモンGO のアートな「ポケストップ」。街中にはパブリックアートがいっぱい。 in 大阪・梅田

ARTLOGUE 編集部2016/08/27(土) - 12:55 に投稿

みなさん、ポケモンGOやっていますか? 世界中で話題沸騰中のポケモンGOが2016年7月22日ついに日本でもリリースになりました。先行したアメリカでは7月6日にリリースして、社会現象にまでなっているので、ポケモンGOを聞いたことない方は少ないと思います。

ポケモンGOはGPS機能を活用した、スマートフォンのゲームアプリです。アプリを起動しながら外に出て歩いているとポケットモンスターが現れるので、モンスターボールを投げて捕まえます。捕まえたポケモンは集めたり、育てたり、ジムと言われるポイントでバトルをしたり出来ます。

 

画像を削除しました。

(左)ヨドバシカメラ店内にポケモン「アーボ」が出現。モンスターボールを投げて捕まえます。 (右)ポケモン「ドードー」。AR(拡張現実)モードをオフにすると、モンスターボールを当てやすい。

 

「会田誠展について」森美術館館長 南條史生氏と会田誠氏のステートメントの全文 2013年2月6日

ARTLOGUE 編集部2013/02/06(水) - 12:32 に投稿

連載 表現の不自由時代 第三回「エロや政治的表現で度々抗議を受けている会田誠。美術業界は自由?」内、「森美術館「会田誠展:天才でごめんなさい」のケース」の章で言及された、2013年2月6日付で同館ウェブサイトに掲載された、 森美術館館⻑ 南條史生氏と会田誠氏のステートメントの全文の転載です。

 

 

 

2013年2月6日

 

会田誠展について

 

みなさまへ

森美術館館⻑
南條史⽣

⽇頃より森美術館をご愛顧、ご⽀援いただき誠にありがとうございます。