蓮沼執太

岡本太郎の《マスク》やフランソワ・バシェの《勝原フォーン》など約5000点以上の展示作品や資料を楽しめる「大阪万博50周年記念展覧会」が、天王洲エリア一帯にて開催!

遠藤 友香2020/02/18(火) - 14:15 に投稿

1970年、アジアで初めて開催された日本万国博覧会(大阪万博)は、今年50周年を迎えます。77カの国と地域が参加し、国内外から6400万人を超える来場者が訪れ、世界中の人々が交歓する広場となった会場は、その後、太陽の塔などのレガシーを残しつつ、緑に包まれた記念公園として整備され多くの人に愛されています。

大阪万博


そんな大阪万博を記念した展覧会「大阪万博50周年記念展覧会 Expo 70ʼ 50th Anniversary Exhibition」が、2月15日(土)から24日(月)まで、T-ART HALLや天王洲オーシャンスクエア、寺田倉庫といった天王洲エリア一帯と渋谷パルコにて開催中です。

蓮沼執太: ~ ing

ARTLOGUE 編集部2018/03/03(土) - 03:15 に投稿
「Walking Score in Red Hook, Brooklyn, New York」2018
 シングルチャンネルビデオ、サウンド、マイクなど(スチール)

 

蓮沼執太は、音楽作品の制作やプロデュース、映画、演劇、ダンスなど他ジャンルとのコラボレーション、音楽的出自が異なるミュージシャンたちを集めコンサートを行う蓮沼フィル、音や音楽の視覚的表現、「作曲」(composition)の手法を応用した展覧会やプロジェクトを行うなど、多彩な音楽活動を展開し、高い評価を得ています。

今月23 日からは、蓮沼のアメリカでの初個展となる展覧会『Compositions』をニューヨーク・ブルックリンにある総合アートスペースPioneer Works で開催し、現地で滞在制作した新作を中心に発表しています。蓮沼にとって展覧会は、空間の中で聴覚と視覚の接点を見つけていく行為だといいます。フィールドワークで収集した環境音や自ら作った音を素材として実験的に音楽を創ったり、指揮者と演奏者、パフォーマー同士、演奏者と観客というように他者と流動的に関わりながら協働で音楽を創るといった独自の作曲方法を用いて、展覧会では音楽を視覚的に表現することを試みます。