美術館

特別展「縄文―1万年の美の鼓動」

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:19 に投稿
約1万3千年前に始まったといわれる縄文時代。縄文時代が始まる頃には氷期も終わり、その後の温暖化によって入り江や干潟が生まれることで、いま私たちが暮らす日本列島の景観が整いました。この自然環境を活かして狩猟や漁撈、そして採集を行っていたのが縄文時代の人びとです。当時の人びとがこうした日々の暮らしのなかで工夫を重ね作り出し

白磁

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:19 に投稿
民族独自の美意識や造形感覚を映し出す朝鮮陶磁。なかでも白磁の器は、朝鮮王朝の統治理念であった儒教の精神に適う「清貧の美」と深い精神性を宿しており、人の心を優しく包み込んでくれます。同展では柳宗悦が愛蔵した朝鮮白磁の壺や瓶や鉢などを中心に展観され、その自由で無垢な美の世界が紹介されます。

禅僧の交流―墨蹟と水墨画を楽しむ―

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:19 に投稿
中世、日本と中国の僧侶たちは商人の船で渡海し、親しく交流をもっていました。その様子は、師から弟子へ与えられたものをはじめ、禅僧が書いた墨蹟からもわかります。これら墨蹟の書風は、個性豊かで魅力に富んでいます。また日本の禅僧は、中国の文人にならった文化サークルに集い、その仲間とともに水墨画を鑑賞して賛を付し、詩と絵による見

書物工芸 ―柳宗悦の蒐集と創造

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:19 に投稿
「書物」を工芸品の一分野と位置付けた柳宗悦は、同館のコレクションとして、室町時代から江戸時代にかけての刊本や写本が蒐集されています。同展覧会では、東洋の古典籍を中心に、柳宗悦や芹沢銈介らの装幀による造本を合わせて展示し、柳宗悦が好んだ書物工芸の魅力が紹介されます。

開館15周年 ジョルジュ・ルオー 聖なる芸術とモデルニテ

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:19 に投稿
パナソニック汐留ミュージアムの開館15周年、そしてジョルジュ・ルオー(1871−1958)の没後60年となる節目の年に、ルオーの画業の軸である「聖なる 芸術」をテーマに、ヴァチカン美術館所蔵の油彩画など日本未公開作品を含む代表作を多数取り上げて、ルオー芸術とそのモデルニテ(現代性)を再考します。 作品に込めた画家のメ

没後50年 河井寛次郎展 ―過去が咲いてゐる今、未来の蕾で一杯な今―

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:19 に投稿
本展では、京都の旧宅であった河井寬次郎記念館所蔵作品を中心に、本邦初公開となる山口大学所蔵作品などの陶芸や木彫、書、調度類などを紹介し、寬次郎の仕事の全貌と深い精神世界を辿ります。さらにパナソニックの創業者、松下幸之助が求めた寬次郎作品の他、幸之助が寬次郎に文化勲章を推薦した際に寬次郎に贈った当時の最新トランジスタラジ

特別展 狩野芳崖と四天王 ─ 近代日本画、もうひとつの水脈 ─

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:19 に投稿
“近代日本画の父”狩野芳崖の 4 人の高弟〈岡倉秋水、岡不崩、高屋肖哲、本多天城〉。彼らは芳崖の晩年に師事し、芳崖の絶筆《悲母観音》の制作を間近で目撃しています。その後入学した東京美術学校では「芳崖四天王」と称され、一目置かれる存在でした。 本展は、知られざる芳崖四天王の人と画業を紹介します。また師・芳崖を中心に、狩

─ 明治150年記念 ─ 明治からの贈り物

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:19 に投稿
経済的な分野のみならず、芸術文化の支援によっても日本を支えたいと願った静嘉堂の創始者、岩崎彌之助(1851-1908・三菱第2代社長)と岩崎小彌太(1879-1945・三菱第4代社長)父子が蒐集した古典籍・美術コレクションには、彼らと同時代の、近代の作品も多く収蔵されています。 本展では明治の美術品を中心として、近代

フィリップス・コレクション展

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:18 に投稿
米国で最も優れた私立美術館として知られるワシントンのフィリップス・コレクションは、裕福な実業家の家庭に生まれ、高い見識を持つコレクターであったダンカン・フィリップス(1886-1966)の旧私邸であった場所に位置しています。2018年には創立100周年を迎えます。 本展では、世界有数の近代美術コレクションの中から、ア