中世、日本と中国の僧侶たちは商人の船で渡海し、親しく交流をもっていました。その様子は、師から弟子へ与えられたものをはじめ、禅僧が書いた墨蹟からもわかります。これら墨蹟の書風は、個性豊かで魅力に富んでいます。また日本の禅僧は、中国の文人にならった文化サークルに集い、その仲間とともに水墨画を鑑賞して賛を付し、詩と絵による見事な作品を誕生させました。こうした文化的背景のもと、有名な雪舟のように絵画制作を専門とした禅僧もいました。
この展示では、禅僧たちの交流の中で生まれた墨蹟と水墨画の名品約50件をご紹介します。
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上位美術館・ギャラリー
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