フォーラム「芸術と労働」
東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)では本年度、「文化芸術による共生社会実現のための基盤づくり事業」を京都市より受託、実施しています。本事業では文化芸術を通して社会的な課題の緩和・解決に取り組む事例のリサーチにもとづき、文化芸術と社会課題をつなぐコーディネーターの人材育成や、文化芸術の取組に着手しようとする際の相談先窓口の在り方などの企画、準備を行い、来年度以降の事業開始につなげていきます。
このたび、その一環として「共生社会実現のためのアーツマネジメント入門」と題した連続講座(全7 回予定)の第6回講座である、フォーラム「芸術と労働」を下記のように実施します。
【講座概要】
・フォーラム「芸術と労働」
長時間労働、低賃金、非正規雇用、やりがい搾取、さまざまなハラスメント。アートに関連する労働環境の問題について、語られることが増えてきています。このフォーラムでは、芸術、労働、社会との関係を考察し、これから先の社会において求められる意識、行動を来場者と共に考えます。
AAP アシヤアートプロジェクト「芦屋発祥アートからの対話 過去・現在・未来 」
1954 年「精神が自由であることを具体的に提示すること」を理念に芦屋で具体美術協会は生まれました。その後、アート集団「GUTAI」は国内外の現代美術界に大きな影響を与え続けています。
この度、AAP 実行委員会はその理念を過去から受け継ぎ、現代を通して次世代へと伝えることを目的に「AAP アシヤアートプロジェクト」を発足致しました。
「GUTAI」が芦屋でなぜ生まれたのか、「GUTAI」が生まれる前に芦屋にはどんな文化背景があったのか、「GUTAI」はなぜあまり芦屋市民に知られていないのか。「GUTAI」が掲げた「精神が自由であること」を手がかりに、この芦屋からアートの持っている役割や可能性について「過去・現在・未来」という視点でトークを三回にわたり重ね、未来に紡いでいきたいと思います。来春の3 月には1950 年代に建てられた旧宮塚町住宅にてトークと共に WS やミニ講座も行う予定です。
聞き手は芦屋在住のランドスケープアーティスト、ハナムラチカヒロ氏。
ARTISTS’ FAIR KYOTO 2019
行司装束
北澤美術館所蔵 ルネ・ラリックの香水瓶―アール・デコ、香りと装いの美―
20世紀初め、香水が一般の人々に広がるにつれ、香水メーカーは競って美しいデザインの香水瓶を求めるようになりました。宝飾作家として活躍していたフランスのルネ・ラリック(1860~1945)は、香水商フランソワ・コティから依頼され、ガラスの香水瓶を制作し始めます。ラリックの香水瓶はその優美なデザインにより、瞬く間に人気を集めました。ラリックは以降、ガラス工芸家に転向し、20世紀初頭のモダンな様式、アール・デコを代表するデザイナーとなりました。
同じころ、ファッションにも大きな変化がありました。服飾デザイナーのポール・ポワレ(1879~1944)がコルセットを使用しないドレスを発表したことを機に、従来のボリュームを強調したシルエットから、より活動的で、体に沿ったデザインに変化しました。
本展では、ガラス工芸コレクションで世界屈指の質、量を誇る北澤美術館の所蔵品から、ラリックが手掛けた香水瓶を中心に、アクセサリーやパフューム・ランプ、化粧品容器などを紹介します。あわせて神戸ファッション美術館の協力により、アール・デコの装いを代表するドレスやファッション・プレート(ファッション誌を飾った手彩色の版画)を展示します。
ALLNIGHT HAPS 2018 後期「信仰」
東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)では、2018年11月23日(金・祝)より、アーティスト・谷澤紗和子の企画によるALLNIGHT HAPS2018 後期「信仰」を開催します。
妄想する力を拡張することをテーマに作品制作を行うアーティストの谷澤紗和子による本企画は、世界と関わって生きていくための拠り所である「信仰」がもたらす創造性やそれに伴う危うさ、強さと儚さについて再考するものです。本展では、碓井ゆい、温田山、谷澤と小説家の藤野可織のコラボレーションという3組の作家による作品を展示します。