プーシキン美術館展──旅するフランス風景画

ARTLOGUE 編集部2018/06/14(木) - 13:45 に投稿

2005年 マティス《金魚》、2013年 ルノワール《ジャンヌ・サマリーの肖像》、

そして、2018年 春、モネ《草上の昼食》。

 

モスクワのプーシキン美術館は、珠玉のフランス絵画コレクションで知られます。なかでも、19世紀後半から20世紀初頭にかけて収集された近代絵画は、世界的に見ても極めて質の高い名品が揃っています。2005年、2013年に開催された大規模な「プーシキン美術館展」に続く本展では、17世紀から20 世紀の風景画65点が来日します。神話の物語や古代への憧憬、あるいは身近な自然や大都市パリの喧騒、果ては想像の世界に至るまで、描かれた時代と場所を軸にフランス近代風景画の流れをご紹介します。様々な情景を舞台にした風景画は、その土地のにおいや太陽の煌めき、風にそよぐ木々や街のさざめきをも感じさせてくれます。

初来日となるモネの《草上の昼食》では、同時代の人物たちとみずみずしい自然の風景が見事に調和しています。印象派の誕生前夜、26歳となる若きモネの魅力溢れる作品です。ほかにもロラン、ブーシェ、コロー、ルノワール、セザンヌ、ゴーガン、ルソーらの作品が集います。新緑がまぶしい季節、巨匠たちが愛した光と色彩が躍る美しい風景を巡る「旅」をどうぞお楽しみください。


開催概要

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会 期:2018年7月21日(土)~10月14日(日)
会 場:国立国際美術館(大阪・中之島)
時 間:10:00~17:00 (入場は閉館の30分前まで)
*金曜・土曜は21:00まで(入場は閉館の30分前まで)
休 館:月曜日
*ただし、8月13日(月)、9月17日(月・祝)、9月24日(月・休)、10月8日(月・祝)は開館。9月25日(火)は休館
観覧料:当日一般1,500(1,300)円、大学生1,200(1,000)円、高校生600(500)円
*( )内は前売および20名以上の団体料金
*中学生以下無料(要証明)
*心身に障がいのある方とその付添者1名は無料(要証明)
*本料金で同時開催の「コレクション1」もご覧いただけます
 

 

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開催期間
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画像
プーシキン美術館展──旅するフランス風景画
展覧会ジャンル
展覧会
アクセス数
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