大日本タイポ組合展「文ッ字 ― いつもの文字もちょッと違ッて見えるかも ―」
本。雑誌。ポスター。テレビ。パソコン。スマートフォン。街で見かける看板。私たちの暮らしは文字で溢れています。
毎日の生活の中で、ついつい読み流してしまう文字も、目を凝らして見ていくと、用途や目的に合わせて選ばれデザインされています。ちょっとずつ、ちょっとずつ、形を巧みにかえ、斬新なアイデアをプラスして。だから、もっとデザインされた文字の美しさに注目してほしい。文字で遊ぶ面白さに笑みを浮かべてほしい。発想の豊かさに気づいてほしい。そんな想いで、大日本タイポ組合展を企画しました。「文ッ字-いつもの文字もちょッと違ッて見えるかも-」それは、文字と文学はかたちが似ているといった、ちょっとした思いつきからスタートした、文字と文学の間をデザインする試みです。