岡山芸術交流

夢をみることの重要性を問いかける「岡山芸術交流2022」開幕中!

遠藤 友香2022/11/26(土) - 00:02 に投稿

岡山市で3年に一度開催されている国際現代美術展「岡山芸術交流」。2016年の初回から、2019年、そして今回の2022年と、これまで3回行われてきました。総合プロデューサーに石川康晴(公益財団石川文化振興財団理事長)、総合ディレクターに那須太郎(TARO NASU代表/ギャラリスト)、そして本年度はアーティスティックディレクターにリクリット・ティラヴァーニャを迎え、岡山城や岡山後楽園周辺エリアの様々な歴史文化施設10会場を舞台に展開。すべて徒歩圏内でまわれるので、街歩きをしながらアートに触れることができます。13カ国から28組のアーティストが参加し、2022年9月30日(金)から11月27日(日)までの51日間開催中です。

また、本展が地域に開かれ、根ざし、持続可能な芸術祭になるように、パブリックプログラムも充実。例えば、アーティストトークや対話型鑑賞、子供ナビと楽しむアートツアー、クロージングイベントなど、岡山内外の人・場所・文化遺産の3つのポテンシャルを活かした様々な企画が展開されるので、ぜひこちらもお見逃しなく。

「岡山芸術交流 2022」のアーティスティックディレクターに、リクリット・ティラヴァーニャが就任!

遠藤 友香2020/11/20(金) - 12:13 に投稿

岡山県岡山市を舞台に展開される「岡山芸術交流 2022」の開催が決定し、アーティスティックディレクターに、アーティストのリクリット・ティラヴァーニャが就任することが発表されました。

岡山芸術交流は、芸術を通じて国境や文化、世代を超えた様々な交流が生まれることを目指し、岡山市で3年に一度開催される現代アートの国際展覧会です。世界の第一線で活躍するアーティストがアーティスティックディレクターを務めるのが特徴でもあるこの国際展覧会は、これまで2016年にはリアム・ギリック、2019年にはピエール・ユイグがその役割を担ってきました。彼らのディレクションのもとに、世界各地からアーティストたちが様々な作品を発表し、成功を収めてきた実績があります。第3回目となる「岡山芸術交流 2022」は、2022年の秋(9月下旬~11月下旬)に、約50日間の開催を予定しています。

ティラヴァーニャは、1961年アルゼンチン生まれ。現在はニューヨーク、ベルリン、チェンマイを拠点に制作活動を行っています。これまで、グレンストーン美術館やハーシュホーン博物館、ナショナル・ギャラリー・シンガポールなどで展覧会を開催。国内でも作品を発表しており、2016年には「岡山芸術交流」にも参加。ヴェニス・ビエンナーレをはじめ、国際展にも多数参加している注目のアーティストです。

アーティスティックディレクターにピエール・ユイグを迎えた「岡山芸術交流 2019 IF THE SNAKE もし蛇が」が開幕!

遠藤 友香2019/10/01(火) - 16:44 に投稿

岡山城・岡山後楽園周辺エリアの様々な歴史文化施設を舞台に展開される芸術祭「岡山芸術交流 2019 IF THE SNAKE もし蛇が」が、2019年9月27日(金)に開幕しました。「岡山芸術交流」は、岡山市で3年ごとに開催される国際現代美術展で、2016年に初めて行われました。第2回となる今回は、フランス・パリ生まれで、現在はニューヨークを拠点に世界的に活躍しているピエール・ユイグ氏をアーティスティックディレクターに迎え、9か国18組のアーティストが参加。岡山市長の大森雅夫氏が会長を務め、公益財団法人石川文化振興財団理事長でストライプインターナショナル代表取締役社長の石川康晴氏が総合プロデューサーを、TARO NASU代表の那須太郎氏が総合ディレクターを担っています。

今回、約40点の作品が展示されており、旧内山下小学校をメイン会場に、旧福岡醤油建物、岡山県天神山文化プラザ、岡山市立オリエント美術館、岡山城、シネマ・クレール丸の内、林原美術館など、岡山市内各所で展開。すべてが徒歩で動ける距離なので、移動の負担が軽減されるのが嬉しいところ。

展覧会タイトル発表!!岡山芸術交流2019は「IF THE SNAKE もし蛇が」

ARTLOGUE 編集部2019/03/16(土) - 00:11 に投稿

2016年の開催から今年二回目を迎えるアートプロジェクト「岡山芸術交流」。

アーティスティックディレクターをピエール・ユイグが務める今回、タイトルが「岡山芸術交流2019『IF THE SNAKE もし蛇が』」に決定しました。
タイトルはユイグによるもの。

今回のタイトルは見慣れた世界とは異なる世界(の存在)の可能性を示唆するものといえるだろう。

とのことです。9月の開催に向けて、現在岡山市内でプレイベント「A&C」も実施、カルチャーゾーンを中⼼としたエリアにある映画館、美術館、神社のパブリックスペースに、無料で鑑賞できる現代アート作品が⻑期間展⽰されています。

プレイベントも含め街全体が美術館になったかのように、現代アートとの出会いが楽しめる岡山芸術交流。

詳細は今後随時発表されるとのことですが、ユイグのディレクションで岡山にどんなアートが、どんな世界が出現するのでしょうか。

 

開催概要

岡⼭芸術交流 2019 プレイベント <br>「A&C」

ARTLOGUE 編集部2018/11/02(金) - 21:54 に投稿

公益財団法⼈⽯川⽂化振興財団は岡⼭市街地に現代アート作品を展⽰するプロジェクト「A&C(エーアンドシー)」を発表します。

「A&C」は「Art&City」の略で、カルチャーゾーンを中⼼としたエリアにある映画館、美術館、神社のパブリックスペースに、無料で鑑賞できる現代アート作品を⻑期間展⽰する試みです。本プロジェクトは2019年9⽉27⽇から開催される岡⼭芸術交流2019のプレイベントとして実施されます。

前回の岡⼭芸術交流2016から継続展⽰されている『Faceted Development』(作家︓リアム・ギリック、展⽰場所︓城下地下広場シンボルタワー)、『How to Work Better』(作家︓ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス、展⽰場所︓岡⼭ランドリービル壁⾯)とともに、まるで街全体が美術館になったかのように、現代アートとの出合いを体験いただけます。あわせて、アート作品が街に継続的に点在することで「岡⼭=アートの街」という、あらたな都市イメージの創造を⽬指します。


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開催概要

「岡山芸術交流 OKAYAMA ART SUMMIT 2016」 フォトレポート

ARTLOGUE 編集部2016/11/22(火) - 23:52 に投稿

開発
Development

Developmentとは時を超えた創造の過程である。
Developmentとは成長と進歩を伴う。
Developmentは物語や映画にも用いられる。
Developmentとは限りなく続く未来への可能性である。

岡山芸術交流は、芸術を通じて国境や文化、世代を超えた様々な交流が生まれることをめざす大型国際展覧会です。世界16カ国から31組のアーティストたちが集結する第1回目はアーティスティックディレクターに、イギリス出身でニューヨークを拠点に世界で活躍するアーティスト、リアム・ギリックを迎えました。

彫刻や映像作品、屋内外での大型展示や執筆活動、展覧会の企画を通じて常に、人と社会との関係性を問い直してきたギリック。彼が第1回岡山芸術交流のテーマとして掲げたのは「開発」。

見慣れた日常の風景のなかに突如出現する映像や大型インスタレーション、日本初公開となる作品や、アーティストが事前に岡山を訪れて制作した、ここでこそ生まれた貴重な作品も展示します。