2016年の開催から今年二回目を迎えるアートプロジェクト「岡山芸術交流」。
アーティスティックディレクターをピエール・ユイグが務める今回、タイトルが「岡山芸術交流2019『IF THE SNAKE もし蛇が』」に決定しました。
タイトルはユイグによるもの。
今回のタイトルは見慣れた世界とは異なる世界(の存在)の可能性を示唆するものといえるだろう。
とのことです。9月の開催に向けて、現在岡山市内でプレイベント「A&C」も実施、カルチャーゾーンを中⼼としたエリアにある映画館、美術館、神社のパブリックスペースに、無料で鑑賞できる現代アート作品が⻑期間展⽰されています。
プレイベントも含め街全体が美術館になったかのように、現代アートとの出会いが楽しめる岡山芸術交流。
詳細は今後随時発表されるとのことですが、ユイグのディレクションで岡山にどんなアートが、どんな世界が出現するのでしょうか。
開催概要
名称:岡山芸術交流2019 「IF THE SNAKE もし蛇が」
会期:2019年9月27日(金)~11月24日(日)
会場:旧内山下小学校、岡山県天神山文化プラザ、岡山市立オリエント美術館、林原美術館、岡山県立美術館ほか
公式サイト:http://www.okayamaartsummit.jp/2019/
アーティスティックディレクター
ピエール・ユイグ(Pierre Huyghe)
1962年、フランス、パリ生まれ。現在はニューヨークを拠点に制作活動中。
2001年に参加した第49回ヴェニス・ビエンナーレ(イタリア)にて審査員賞受賞、同年は第1回横浜トリエンナーレ(日本)にも参加。2002年ヒューゴ・ボス賞受賞。2012年第13回ドクメンタ(ドイツ)、2014年第10回光州ビエンナーレ(韓国)、2017年第5回ミュンスター彫刻プロジェクト(ドイツ)など数々の大規模国際展覧会に参加。2013年にポンピドゥ・センター(フランス)を皮切りに国際的に巡回した回顧展や、2015年のメトロポリタン美術館(アメリカ合衆国)のルーフガーデン・コミッション、2019年サーペンタイン・ギャラリー(イギリス)にて個展を開催など世界各地の著名美術館での個展多数。
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