「おとろえぬ情熱、走る筆。ピエール・アレシンスキー展」 国立国際美術館 フォトレポート

ARTLOGUE 編集部2017/01/31(火) - 15:07 に投稿
ピエール・アレシンスキー《至る所から》1982 年 インク / アクリル絵具、キャンバスで裏打ちした紙 ベルギー王立美術館蔵
© Royal Museums of Fine Arts of Belgium, Brussels / photo: J. Geleyns - Ro scan © Pierre Alechinsky, 2016

 

会田誠、澤田知子、イチハラヒロコ。バレンタインデーに個性あるアートなチョコはいかがですか?

ARTLOGUE 編集部2017/01/30(月) - 18:13 に投稿

2月14日は バレンタインデー。贈る側も、贈られる側も、それ相応に期待を胸にいだきつつ、この日を待っていることでしょう。

僕は男なので、バレンタインデーにチョコを選ぶ楽しみや苦しみはよく分からないのですが、聞くところによると、本命はどーだ、お世話になっている人にはあーだ、目立つためにはこーだと、女性はいろいろ悩むらしいですね。

ということで、そんな悩める女性にもヒントになるかもしれない、他では手に入らない「マダムキキのお店」の個性あふれるアートなチョコレートをご紹介します。

「マダムキキのお店」は神戸にあるアートとスイーツをテーマにしたお店です。名前は、エコール・ド・パリの時代にモンパルナスの女王とうたわれたアリス・プランの通称KIKIに由来していて、彼女のように自由で多彩な人々が集まる場になればという期待を込めて付けられています。
これまでにも、名和晃平、榎忠、イチハラヒロコ、蜷川実花など、名だたるアーティスト達とのコラボレーションプロジェクトなどを行ってきました。

 

石垣島のクリエイター、アーティストを訪問。 石垣島にみるクリエイティブツーリズムの芽生え

ARTLOGUE 編集部2017/01/24(火) - 23:38 に投稿

次の日、1月15日(日)は前日「石垣市文化観光シンポジウム」に登壇していた岡田智博さん (クリエイティブクラスター代表)の案内で石垣島にみるクリエイティブツーリズムの芽生えを取材するために、地元ブランドや、「石垣島 Creative Flag」に参加するアーティストやクリエイターの方々に会ってきましたので紹介します。

 

前編「石垣市文化観光シンポジウム」のレポートはこちら

 

画像を削除しました。

創造都市爆誕! 隈研吾氏も登壇「石垣市文化観光シンポジウム」 & 「石垣島 Creative Flag」 レポート 前編

ARTLOGUE 編集部2017/01/23(月) - 12:34 に投稿

2017年1月14日、ANAインターコンチネンタル石垣リゾートで「石垣市文化観光シンポジウム」が行われました。主催は石垣市観光文化課。それと、石垣市で注目されつつあるクリエイティブツーリズムの活動を取材して来たので2話に分けてレポートします。

 

後編「石垣島にみるクリエイティブツーリズムの芽生え」レポートはこちら

 

南ぬ島 石垣空港 到着

1月14日(土) 12:40ごろ、南ぬ島 石垣空港に到着。この日、本州では寒波が到来し、Facebookのタイムラインでも、各地の雪景色などが多数見られましたが、石垣島は約20℃と、いたって温暖です。早速、コートとマフラーをバックに押し込み、胃袋へと石垣島をインストールすべく、空港内の「やいま村」へ。「ソーキそば (並)」700円と「もずくの天ぷら」100円を食します。

 

平成29(2017)年度文化庁予算(案)の概要公表

ARTLOGUE 編集部2017/01/20(金) - 23:50 に投稿

平成29(2017)年度文化庁予算(案)の概要公表

文化庁は、平成29(2017)年度文化庁予算(案)の概要を公表しました。
全体としては対前年度比3億7百万円増の1,042億7千2百万円となっています。
辛うじて微増となっておりますが、この程度の増額では、どこかが増えればどこかが減る、という構図にならざるを得ない状況です。

平成29年度の主な新規事業は、“文化芸術創造活用プラットフォーム事業”の
「①先進的文化芸術創造拠点形成事業:5億円/※地方公共団体向け補助金」【P1】、
「観光拠点形成重点支援事業:3億5千百万円/市町村向け補助金」【P.9】
などで、「地域活性化」や「観光振興」といったものが現在のトレンドとなっています。

なお、現代美術を対象に含む「芸術文化の世界への発信と新たな展開」【P.29】は9億6千2百万円→10億7千万と約1億円増となっていますが、その主な要因は大規模国際展(=横浜トリエンナーレ)への支援です。

ただ、「日本文化海外発信推進事業」なるものが新たに設けられ、日本文化のブランド化などに本腰を入れて取り組んでいくという流れになりそうな状況です。

 

美術館4コマ漫画『ミュージアムの女』<br>「理想のタイプ」「出陣の合図」第1話~第10話<br>by 岐阜県美術館©︎宇佐江みつこ

岐阜県美術館2017/01/18(水) - 21:31 に投稿

美術館には必ずいる監視員さん。そんな監視員さん達の日常を描いた美術館4コマ漫画『ミュージアムの女』の連載を開始します! 

監視員さんは、もっとも長く展示室にいらしゃるだけあって、美術館あるある満載です。

 

『ミュージアムの女』  目次


第1話「理想のタイプ」
第2話「ヒマそうに見えますが」
第3話「見えない苦労」
第4話「美術館デートのマナー」
第5話「ふだんぎ感覚」
第6話「出陣の合図」
第7話「日々精進」
第8話「ロッカールーム トーク」
第9話「苦手なしごと」
第10話「大人になるということ」

 

『ミュージアムの女』第11話から第20話 はこちら

『ミュージアムの女』第21話から第30話 はこちら

体感せよ、気迫ほとばしるアール・ブリュット 「アドルフ・ヴェルフリ二萬五千頁の王国」展レポート

松宮 宏2017/01/16(月) - 20:41 に投稿

これほどまでに濃密なアートを見たことがない
小説家、松宮宏のアート&デザイン散歩。ストリート目線で作品を鑑賞。感性第一。
今回は兵庫県立美術館ではじまった
「アドルフ・ヴェルフリ二萬五千頁の王国」
アール・ブリュットの「王」が描いた夢物語です。

どこよもたっぷり見せます。<br>デヴィッド・ボウイ大回顧展「DAVID BOWIE is」 フォトレポート

ARTLOGUE 編集部2017/01/14(土) - 00:33 に投稿

2017年1月8日(日)より4月9日(日)まで寺田倉庫G1ビルで、「20 世紀で最も影響力のあるアーティスト」デヴィッド・ボウイの世界観やキャリアを総括した大回顧展「DAVID BOWIE is」を開催します。

本展は 2013 年に英国・ロンドンでスタートし、デヴィッド・ボウイの 50 年に渡るクリエイティビティを、貴重な展示品のみならず“音と映像”でも体感できる画期的な展覧会として各国で大ヒットを記録した巡回展です。

音楽家の枠を超え、アート、ファッション、文化、社会に大きな影響とインスピレーションを与え続ける“類ま れなるアーティスト”デヴィッド・ボウイの世界観を集大成した壮大なスケールの回顧展「DAVID BOWIE is」。

2013 年にイギリス・ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館がキュレーションを行ったこの展覧会は、映像や写真、オリジナルステージ衣装、映像、直筆のスケッチや歌詞、私物などデヴィッド・ボウイ・アーカイブが所蔵する 75,000 点から厳選された初公開品を多く含む 300 点以上の貴重な品々を展示。

「THE PLAY since 1967 まだ見ぬ流れの彼方へ」 国立国際美術館 フォトレポート

ARTLOGUE 編集部2017/01/13(金) - 23:51 に投稿

プレイ(THE PLAY)は関西を中心に 1967 年から活動しています。
現在中心となるのは 5 名(池水慶一、小林愼一、鈴木芳伸、二井清治、三喜徹雄)ですが、メンバーは流動的で、何らかのかたちでこれまでプレイに参加した人の数は 100 名を超えています。
プレイが活動を始めたのは、読売アンデパンダン展終了後に日本各地でさまざまな前衛芸術が花開き、路上でのゲリラ的なパフォーマンスが全盛期となった 1960 年代後半でした。1970 年代頃までは「ハプニング」、以後は「行為」「パフォーマンス」「プロジェクト」などと呼ばれるプレイの活動は、その大部分が野外で行われています。
発泡スチロール製のイカダで一日かけて川を下る、京都から大阪へ羊を連れて旅をする、山頂に丸太材で一辺約 20m の三角塔を建て雷が落ちるのを待つなど、主に都市近郊の自然のなかで行われるその活動は、美術館や画廊を主な発表の場とする芸術の範疇を軽やかに越えていくものでした。
また美術館での展覧会においても、展示室の大きな窓をはずして室内に設置するなど、閉じた空間に驚くべき解放感をもたらしてきました。このように、美術の制度から常に一歩外に出ようとするプレイの活動は、牧歌的ながらも批評性に富み、制度批判やオフ・ミュージアムの動向に関連して大いに注目を浴びてきました。

文化庁文化交流使のアーティスト土佐尚子氏がシンガポールで個展開催。篠田大使、堤公使が訪問。

Seina Morisako2017/01/11(水) - 19:33 に投稿

メディアアーティストの土佐尚子氏による個展「Genesis」がIKKAN ART INTERNATIONALにて1月10日よりが開催されています。文化庁では、活躍実績のある芸術家や文化に関わる方々を「文化交流使」に指名しています。文化交流使は世界の人々の日本文化への理解の深化につながる活動や、外国の文化人とのネットワークの形成・強化に繋がる活動を展開する役割を担っています。土佐尚子氏は文化庁の文化交流使の活動の一環としてこの個展をシンガポールで開催しました。