大大阪から高度成長期まで―映像で辿る大阪の都市の記憶<br>ビルダーズ:工事記録にみる都市再考

ARTLOGUE 編集部2020/01/22(水) - 22:12 に投稿

貴重な工事記録の映像資料を期間限定で上映展示
上映展示×トークシリーズを通じて探る都市の記憶

 

2020年1月24日(金)より大阪のアートエリアB1にて都市の成り立ちを後世に示す文化遺産としての映像アーカイブを多角的に探る「ビルダーズ:工事記録にみる都市再考」が開催されます。

企業等が保有する大阪の都市形成に深く関わる地下鉄や巨大ビルディングの工事記録映像などの上映や現代の中之島を川から捉えた映像の展示、建築家、アーキビスト、視覚文化研究者、工学研究者など、さまざまな専門家による視点から読み解くトークシリーズを並走させることで、過去から脈打つ都市の様相を俯瞰すると共に、映像アーカイブの創造的な活用法、可能性について問い直します。

※同展では写真家の野口里佳による中之島のポスターおよび、現在の中之島を川から記録した映像をあわせて展示予定です。

グランフロント大阪でアーティスト/バルセロナ芸術文化センターEspronceda・チーフキュレーターのSavina Tarsitanoを招いてのアーティストトークを開催!

ARTLOGUE 編集部2020/01/16(木) - 19:13 に投稿

大阪を拠点とするアートハブ「TRA-TRAVEL」が主催する海外から日本を訪れるクリエイターとの協働企画「Art Traveler」。その第5回目として、イタリア人アーティスト/キュレーター、バルセロナ芸術文化センターEsproncedaの発起人であるSavina Tarsitano氏を招いたアーティストトークがグランフロント大阪で開かれます。

彼女の多岐にわたる活動の中から、リサイクルジュエリー等を中心とした彼女自身のアーティスト活動、子供向け教育プログラム(キッズゲルニカ・プロジェクト)、バルセロナ芸術文化センターEsproncedaやスペインのアートシーンについてトークを展開します。
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司会進行を務めるのはアートプロデューサーの原久子氏。パネリストに去年秋のEsproncedaレジデンスアーティスト・渋田薫氏を迎えディスカッションを行います。

Savina氏の今回の来日は、バルセロナ芸術文化センターEsproncedaへの日本人アーティスト招聘プロジェクトや展覧会に向けての調査が目的だとのこと。こちらに関心のある方はもちろんのこと、「Art」を通して世界を知りたい、つながりたいという方も是非、ご参加ください。
 

聴覚から視覚へと、音楽から変換される絵画<br>渋田薫氏の個展「COSMICALLY 2020」が開催!

ARTLOGUE 編集部2020/01/16(木) - 15:46 に投稿

京都を拠点に世界各地で制作発表やライブパフォーマンスを行うペインター渋田薫氏の個展「COSMICALLY 2020」がTRA-TRAVEL galleryで開催されます。
 

日本人の美意識を再認識させてくれる「matohu 日本の眼」展

遠藤 友香2020/01/15(水) - 00:13 に投稿

日本人が歴史の中で洗練させてきた「美意識」。それは日常を切り取り、新鮮な目線で見つめることで、生活に発見と喜びを生み出すことでした。しかし急激な近代化とグローバル化の中で、長く育まれてきた感性は忘れ去られようとしています。そんな時代にこそ深い価値を持つのは、時代を経てもなお新鮮さを失わない「眼」、すなわちオリジナルな美意識ではないでしょうか。

東京発の服飾ブランド「matohu(まとふ)」では、「日本の眼」というタイトルのもと、服飾デザインを通して8年間で17章のコレクションを発表してきました。その最新のデザインと古来の美意識との融合は、ファッション界にとどまらず国内外で多くの評価を得てきました。

そんなmatohuが展開する「matohu 日本の眼」展は、「かさね」「無地の美」「映り」「やつし」など16テーマにわけた日本の美意識をインスタレーション形式で表現し、matohuの最も代表的なアイテム「長着」を通して展示。空間構成は、ランドスケープデザイナーの団塚栄喜氏と語らいながら、「日本庭園」のイメージで作り上げています。
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例えば、青竹をスパッと割って表裏のストライプにし、ストライプの長着を展示したインスタレーションは、「いき」を表現しています。

第2回大阪芸術文化交流シンポジウム「大阪から『美術/アート』を拓く」が開催!

ARTLOGUE 編集部2020/01/14(火) - 16:45 に投稿

芸術に関わる人々の声を聞き、交流し、新たに出会い、表現がひらかれることを目的に大阪アーツカウンシルが主催する「大阪芸術文化交流シンポジウム」。

その第二回目「大阪から『美術/アート』を拓く」が、2020年1月25日(土)、大阪の「I-siteなんば」で開催されます。

「美術/アート」に焦点をあてた今回は、大阪府市の文化政策、2021年に開館予定の大阪中之島美術館の所蔵作品や大阪府20世紀コレクションといった大阪の美術コレクションの現状、大阪にゆかりを持ち国際的に活動を展開する登壇者等の取り組みを紹介しつつ、それらを起点に未来に向かってディスカッションを行います。

より多くの人が「美術/アート」について考え、関心を持つ機会となるよう大阪から「美術/アート」を拓くこの試みに、是非ご参加ください。

【2020年1月19日(日)締切】求む野生児!「SHIBUYA QWS×Driftersシリーズ講座『リ/クリエーション』」受講生募集

ARTLOGUE 編集部2020/01/14(火) - 15:28 に投稿

2019年11月に渋谷駅直結・直上に開業した渋谷スクランブルスクエア。その15階に位置する産業交流スペース「SHBUYA QWS」で、「SHIBUYA QWS×Driftersシリーズ講座『リ/クリエーション』が開講されます。

計3つのスクールコースと、公開講座で構成されたこちらのスクールでは、学生や新社会人など、何かカタチにしたいけど、どこから始めたらいいかわからない、そんな思いを抱えた受講生を対象に、第一線で活躍するナビゲーター、コースディレクター、コミュニティリーダーによるサポートのもと、やる気をプロジェクトとしてカタチにしていきます。

ナビゲーターを務めるのは、19歳から「水曜日のカンパネラ」を始めとする芸能人や企業広告のスタイリング、ブランドのアートディレクションを手掛ける清水文太氏、食×テクノロジーでグッドデザイン金賞受賞の龍粒ラットフォーム「SEND」開発者の菊池紳氏、ソーシャル・エンゲージド・アートの第一人者にして「ママリアン・ダイビング・リフレックス」の設立者であるダレン・オドネル氏等など、多彩な分野で活躍するまさにフロントランナーばかり。