テオ・ヤンセン

人工生命体「ストランドビースト」の生みの親テオ・ヤンセン氏インタビュー

羽田沙織2017/07/31(月) - 00:21 に投稿

動物なのか、昆虫なのか。
ボディーはプラスティックチューブ。ペットボトルを装着し、風を食べて動く巨大な生物。
それがオランダのアーティスト テオ・ヤンセン(Theo Jansen)氏が生み出した「ストランドビースト」です。オランダ語で砂浜という意味のストランドに生物という意味のビースト。
彼らは通常、浜辺で生息しています。
その動く姿は一度見たら忘れられません。何となく、風の谷のナウシカに出てくるオウムのようにも見えます。足音も似ています(笑)
彼らは、実際目の当たりにすると画像や映像で見る以上に「生物」です。閉館後の人が誰もいなくなった真っ暗な美術館内では、ビーストたちが伸び伸びと自由にうごめいているのではないか、なんてふと想像してしまうほど。