塩の道ちょうじや
塩の道にあって、大町は宿場町として栄えました。塩問屋であった旧平林家は当時の姿を今に伝える貴重な建物で、「塩の道ちょうじや」となり、かつての時代を今に伝えています。当時、物資運搬には、牛や馬が使われ、ボッカと呼ばれる運搬人にも頼っていました。いにしえの道はかつての物資に代わり、今は歴史と文化、ロマンを運んできてくれます。 当館は、貴重な建築物と資料の保存により時代をつなぎ、観光拠点として人をつなぎ、文化事業などで世代をつなぎ、多目的施設として地域をつないでいます。 塩の道が海と陸をつないだのと同じく、時代や人や地域を「つなぐ」施設が”塩の道ちょうじや”です。