自然史博物館が仕かける「Where culture meets nature」展

植物から汲み出す「日本の色」<br>人と自然の深いつながりから文化は生まれる

赤坂志乃2019/03/15(金) - 23:57 に投稿

culture×nature→future

暮らしもアートもすべての源は自然にある。art×somethingの一つの試みとして、culture×natureをテーマに記事をお届けします。前編は「日本の色」と題して日本の伝統の色を巡る取り組みを、後編は「Where culture meets nature」展をご紹介します。

 

V&A博物館に永久コレクションされた吉岡幸雄さんの植物染め

 

茜色、刈安(かりやす)色、柳色…。日本古来の植物染めで再現した「日本の色」が、イギリスのヴィクトリア&アルバート(V&A)博物館に永久コレクションとして収められ、2019年1月27日まで「Fashioned from Nature」展の一環として特別展示されています。