京都文化博物館

「網」の中?「網」の外? 束芋 新作『網の中』―「網」(ネット)から広がる世界と向かい合う―

ARTLOGUE 編集部2017/02/04(土) - 00:37 に投稿

2017年1月28日(土)から始まった「京都府新鋭選抜展2017―KYOTO ART FOR TOMORROW」(~2月12日(日))。美術関係者の推薦を経て、京都を中心に活動する若手アーティストの中から選出された作品が並ぶこの展覧会では、絵画のみならず陶芸、漆芸など多岐に亘る関西美術の「現在(いま)」がみてとれます。

 

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2018

ARTLOGUE 編集部2018/03/13(火) - 00:47 に投稿

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2018

第6 回テーマ「UP」

国内外の気鋭のアーティストが、寺社や京都市内の

趣きあふれる建造物にて新作や撮りおろしを発表

 

世界屈指の文化都市・京都を舞台に開催される、日本でも数少ない国際的な写真祭「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」。国内外の重要作家の貴重な写真作品や写真コレクションを、趣きのある歴史的建造物やモダンな近現代建築の空間に展示する本写真祭も、回を重ねるごとに好評を博し第5 回までに約38 万人の方にご来場いただき、2018 年に第6 回目を開催する運びとなりました。

ターナー 風景の詩(うた)

ARTLOGUE 編集部2018/02/22(木) - 18:27 に投稿
J・M・W・ターナー《セント・オールバンズ・ヘッド沖》 1822年頃 水彩・紙 
ハロゲイト、メ―サー・アート・ギャラリー 
©Mercer Art Gallery, Harrogate Borough Council

 

ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775-1851)は、イギリスで最も偉大な画家であるのみならず、風景画の歴史のなかで最も独創的な画家のひとりです。卓越した技法によって、嵐の海景、崇高な山、穏やかな田園風景など、自然の多様な表情を描くとともに、歴史風景画にも取り組みました。光と空気に包まれた革新的な風景表現は、今日においても多くの芸術家にとって、インスピレーションの源になっています。

本展は、スコットランド国立美術館群などイギリス各地と日本国内の美術館から選りすぐった油彩画、水彩画約70点や版画をご紹介するとともに、最新の知見をもとにターナー芸術を再考し、その核心と魅力に迫ります。

 

ARTISTS’ FAIR KYOTO

ARTLOGUE 編集部2018/01/10(水) - 14:27 に投稿

京都発!! アート・シンギュラリティー

既存の枠組みを超えたアートフェア

「ARTISTSʼ FAIR KYOTO」開催

 

京都府とARTISTS' FAIR KYOTO実行委員会は、京都を舞台に現代アートにフォーカスした「ARTISTS' FAIR KYOTO(アーティスツ フェア キョウト)」を初開催します。

便利堂創業130周年記念 「至宝をうつす-文化財写真とコロタイプ複製のあゆみ-」

ARTLOGUE 編集部2017/11/23(木) - 02:56 に投稿
便利堂による法隆寺金堂壁画原寸大撮影風景 昭和10年(1935)

 

企画趣旨

わが国は先人たちの確かな意思によって伝えられた文化財-いわゆる「伝世品」が数多く遺されている世界でも稀有な国です。その中には、「日本書紀」や「源氏物語」など、オリジナルは失われても「写本」という形によって現存するものが少なからずあります。古代から長い年月にわたり、貴重な文字資料や優れた絵画作品は臨写や模写など人の手によって繰り返し写しが作られ、伝え遺されてきたのです。これらは、大切なものを写して後世に伝えたいという先人たちの思いの賜物です。これは日本が誇る「写本文化」と言えるでしょう。

明治150年記念 華ひらく皇室文化 明治宮廷を彩る技と美

ARTLOGUE 編集部2018/09/14(金) - 10:08 に投稿
本展は、明治宮廷前史として幕末から政治の舞台となった京都における天皇と皇室の波乱に満ちた時代から始まります。1869(明治2)年、明治天皇が東京へ移居し、天皇を中心とした近代国家の建設が進められますが、欧米と並ぶ文明国家をめざす明治政府は、欧米諸国との融和を図るため鹿鳴館や明治宮殿で外国使臣をもてなすなど欧化政策をとります。一方で江戸時代から続く日本独自の優れた美術・工芸を世界に発信するため、帝室技芸員制度を作り、その保護・育成にも努めました。京都から多くを輩出した帝室技芸員の貴重な作品からも明治宮廷文化の美と技をご覧いただけます。