アートセンター

アートラボあいち自主企画展 「サイト&アート 02 窓から。」

ARTLOGUE 編集部2018/10/23(火) - 15:42 に投稿

アートラボあいちの自主企画展として、4 名の作家による展覧会「サイト&アート 02    窓から。」を、2018年10月27日(土)より開催します。
本展覧会では、アートラボあいちが入る愛知県庁大津橋分室の「窓」に着眼し、「窓」にアプローチする作家の作品を介して、空間・時空・人の関係を描き出します。

 

アートラボあいちのある愛知県庁大津橋分室は、昭和8年(1933年)に建造され、戦前からの歴史を感じさせる建築です。
アートラボあいちの展覧会シリーズ「サイト&アート」は、このアートラボあいちの場所や建物の特性を読み解き、手掛かりとすることで、この場所ならではの展覧会とするものです。

2018年 1月6日(土)から開催した今村遼佑氏による個展「サイト&アート 01 雪は積もるか、消えるか」に引き続き、シリーズ第2回目となる「サイト&アート 02    窓から。」を開催します。

出展作家:今枝大輔(いまえだだいすけ)、大洲大作(おおずだいさく)、津田道子(つだみちこ)、堀辰雄(ほりたつお)

 

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earth music&ecology チームラボ かみさまがすまう森

ARTLOGUE 編集部2018/08/23(木) - 11:33 に投稿

earth music&ecology チームラボ かみさまがすまう森

連続する生命の形

1845年(江戸後期)に50万平米にも及ぶ敷地に創られた御船山楽園。敷地の境界線上には、日本の巨木7位、樹齢3000年以上の武雄神社の神木である大楠があり、庭園の中心には樹齢300年の大楠がある。そのことからわかるように、御船山を中心とした特別な森の一部を、森の木々を生かしながら造った庭園であることが想像できる。庭園と自然の森との境界線は曖昧で、回遊していく中でいつのまにか森に入り込んだり、けもの道に出くわしたりする。森の中には、超自然的に積み重なった巨石の磐座(いわくら)であろう祠が今では稲荷大明神としてまつられている。また、後に奈良の大仏をつくる名僧行基が約1300年前に御船山に入山し五百羅漢を彫ったとされており、森の中の洞窟の岩壁には、行基が直接彫ったと伝えられる磨崖仏が今も残る。

enocoおしゃべり美術館

ARTLOGUE 編集部2018/08/03(金) - 21:37 に投稿

この夏、大阪府立江之子島文化芸術創造センター(enoco)では子どもも大人も楽しめる展覧会「enocoおしゃべり美術館」展を開催します。近年、全国の美術館ではキッズデーや会場で会話OKなフリートークデーを設ける施設が増えてきています。日本の美術館では、静かに黙って作品鑑賞をすることがマナーとして一般的ですが、作品をみて感じたこと、考えたことなどを複数人で共有することで、新しい気付きや価値観にふれることが出来ます。

本展では、展覧会場内での対話は終日OK。作品をじっくりみて、一緒に鑑賞している人達と作品についてぜひお話してみてください。会期中の週末にはイベントを開催します。スタッフのナビゲーションによって、美術に関する知識の差を気にすることなく作品鑑賞を楽しめます。また、会場内には鑑賞を楽しむヒントを書いたワークシートもご用意しています。親子での美術館デビューの場として、夏休みの宿題としてもぜひご活用ください。


■対話型鑑賞とは:ナビゲーターと一緒に、複数人で1つの作品をじっくりみて、感じたこと、考えたことを同じ場にいる人たちと共有しながら、作品をみていく鑑賞方法です。美術に関する知識がなくても、気軽に美術鑑賞を楽しむことができます。

ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー さまざまなデザイン

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 18:51 に投稿

資生堂アートハウスでは、好評を博した「ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー ラリックとバカラを中心に」展に引き続き、19世紀末以降、次々に発表された多様な香水のために創作された、ユニークでデザイン性に富んだ香水瓶を採り上げた「ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー さまざまなデザイン」展を開催いたします。

本展では、ルネ・ラリック(1860-1945)を始め、彫刻家として活躍し、1920年代からは香水瓶のデザインに偉才を発揮したジュリアン・ヴィアール(1883-1938)、また、シュルレアリスムの画家として知られたサルバドール・ダリ(1904-1989)などによる独創的な作品を交えながら、19世紀末から約100年の間に制作されたおよそ100点を展覧いたします。前期展とは趣の異なる、遊び心に富んだ香水瓶の数々を楽しんでいただけることと存じます。

生業・ふるまい・チューニング 小出麻代-越野潤

ARTLOGUE 編集部2018/02/08(木) - 17:33 に投稿
小出麻代『プリズム』
(大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015 枯木又プロジェクト、旧枯木又分校、新潟)撮影:小川真輝

 

生業・ふるまい・チューニング

小出麻代-越野潤

Calling, Attitude and Tuning:

Koide Mayo - Koshino Jun

 

若手芸術家支援企画1floor 2017 「合目的的不毛論」

ARTLOGUE 編集部2017/11/30(木) - 21:20 に投稿
澤田華「Gesture of Rally #1705」2017

 

神戸アートビレッジセンター(KAVC)では30歳未満の若手芸術家を支援する公募企画「1floor(ワン・フロア)」を2008年より開催しています。記念すべき10回目の今回は、大前春菜、菊池和晃、澤田華の3名が、当センターの1階に向かい合う「KAVCギャラリー」とコミュニティースペース「1room」を1つの空間と見なし、展覧会実施における様々な要素と対話しながら展示空間を創り上げます。

20世紀の写真芸術 学生がつくる大阪新美術館・enoco のコレクション展

ARTLOGUE 編集部2017/11/17(金) - 23:06 に投稿
エドワード・ウェストン 《裸体》 1936年 ゼラチンシルバープリント 大阪府蔵

 

芸術に関わる仕事に関心のある学生とつくりあげる写真展

 

この度、大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco] では、大阪新美術館建設準備室と共同しコレクション展「20 世紀の写真芸術 学生がつくる大阪新美術館・enoco のコレクション展」を開催します。

今日、SNS をはじめデジタルコミュニケーションの驚異的な発達によって、写真画像は日常にあふれ、それなしでの生活は想像さえできません。そのような中で新しい美術館を整備中の大阪市と、美術作品を収集してきた大阪府もそれぞれ特徴的な写真作品のコレクションを形成してきました。

ジョセフ&アニ・アルバース、二つの抽象:タイラーグラフィックス・アーカイブコレクション展Vol.30

ARTLOGUE 編集部2017/11/01(水) - 08:19 に投稿

ジョセフ・アルバース(1888–1976)とアニ・アルバース(1899–1994)の夫妻は、いずれもドイツの造形学校バウハウスに学び、のちにアメリカに渡ってからはアーティストとして、そして教育者として活動し、戦後の美術やデザインに大きな影響を与えました。
 ジョセフ・アルバースはバウハウス卒業後に同校教授となりましたが、1933年にナチスによるバウハウス閉鎖を機にアメリカに亡命。ブラック・マウンテン・カレッジやイェール大学で教鞭をとるほか、色彩理論書『色彩構成』を著すなど、画家、教育者としてアメリカ美術の発展に大きく貢献しました。色彩の相互作用と幾何学的形象による独自の絵画空間を追求した彼が、その実践として制作し続けた代表作〈正方形賛歌〉シリーズをはじめとする作品群は、のちの幾何学的抽象絵画やグラフィックデザインに強い影響を与えました。

THE ドラえもん展 TOKYO 2017

ARTLOGUE 編集部2017/10/31(火) - 05:11 に投稿

「THEドラえもん展 TOKYO 2017」開催決定!

 

2017 年11 月1 日(水)から 2018 年1 月8 日(月・祝)まで、六本木・森アーツセンターギャラリーにて「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」を開催いたします。1970 年の誕生以来、ドラえもんは日本中にたくさんの夢を届けてくれました。世界を舞台に活躍するアーティストたちの中にも、ドラえもんと出会い、夢を膨らませてきた作家がたくさんいます。そんなアーティストたちに、彼らが感じた「ドラえもん」をアートで表現してもらったら、どのような作品が生まれるだろう…というところから、この展覧会は企画されました。
本展では、日本の現代美術を牽引するアーティスト 28 組が参加し、ドラえもんと現代アートの競演が実現します。2002 年に開催された「THE ドラえもん展」は、当時を代表するアーティストが一堂に集い、独創的な作品が生み出され、鮮烈なインパクトを与えました。15 年経った今、社会環境、風景、生活、身近にあるモノは大きく様変わりし、現代アートの“いま”も進化しています。本展は、ドラえもんを通じて現代アートの“いま”を切り取る展覧会と言えるでしょう。