20世紀の写真芸術 学生がつくる大阪新美術館・enoco のコレクション展

ARTLOGUE 編集部2017/11/17(金) - 23:06 に投稿
エドワード・ウェストン 《裸体》 1936年 ゼラチンシルバープリント 大阪府蔵

 

芸術に関わる仕事に関心のある学生とつくりあげる写真展

 

この度、大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco] では、大阪新美術館建設準備室と共同しコレクション展「20 世紀の写真芸術 学生がつくる大阪新美術館・enoco のコレクション展」を開催します。

今日、SNS をはじめデジタルコミュニケーションの驚異的な発達によって、写真画像は日常にあふれ、それなしでの生活は想像さえできません。そのような中で新しい美術館を整備中の大阪市と、美術作品を収集してきた大阪府もそれぞれ特徴的な写真作品のコレクションを形成してきました。

大阪市の新美術館コレクションは、第二次世界大戦前から大戦後に大阪を中心に活躍した浪華写真倶楽部や丹平写真倶楽部の写真家たちの作品と、ほぼ同じ時代のヨーロッパで前衛的な活動をした作家たちの作品、そして現代作家たちの作品を中心として形成されています。一方、大阪府では大阪で活躍した写真家たちと、1990 年に開催された国際花と緑の博覧会の際のパビリオン「花博写真美術館」に展示された日本および世界の写真家たちの作品をコレクションしています。この二つのコレクションから厳選された100 点あまりの展示により、写真文化の原点とその歴史の豊かな多様性をご紹介します。

 

開催概要

会期|2017年11月22日(水)〜12月16日(土) ※月曜休館
時間|11時〜19時
会場|大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco] 4階 ルーム1,2
入場|無料
主催|大阪新美術館建設準備室、大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]
後援|朝日新聞社

●本展について
本展は、芸術にかかわる仕事に興味のある学生が、外部研修生(インターン)に応募して、参加するワークショップの一環として実施するものです。
このワークショップは、参加者それぞれが美術館(大阪新美術館建設準備室)とアートセンター(江之子島文化芸術創造センター)の活動の可能性を知り、主体的に関わるきっかけとなること、そして、その関わり方を自ら見いだす場となることをめざしています。あわせて、展覧会づくりに必要な知識や技術を習得し、アートの専門性と市民の感覚の違いを体験しながら、その融合について考える機会となることを目的としています。/ 助成:一般財団法人地域創造

 

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20世紀の写真芸術 学生がつくる大阪新美術館・enoco のコレクション展
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