美術館

特別展「新・桃山の茶陶」

ARTLOGUE 編集部2018/08/07(火) - 02:30 に投稿
信楽・備前・伊賀の大胆な箆目(へらめ)と歪み、志野の白釉に浮かぶ力強い鉄絵、織部の多彩な形と爽快な釉薬の掛け分け、そして唐津の自由な文様表現。16~17世紀初頭に作られたこれら「桃山の茶陶」は、唐物にはない和物茶陶ならではの魅力に溢れ、日本を代表するやきもののひとつとなっています。 根津美術館では平成元年(1989)

起点としての80年代

ARTLOGUE 編集部2018/08/04(土) - 16:19 に投稿

1970 年代のコンセプチュアルでストイックな表現に対する反動から、80 年代の日本では絵画や彫刻の復権が唱えられ、好調な経済状況を背景として、色彩豊かで伸び伸びとした筆遣いの「ニュー・ペインティング」などが広まりました。

しかし、90 年以降の美術は、むしろ「おたく」など80 年代のサブカルチャーに影響を受けた表現が主流となります。そのため、それ以降、80 年代の美術は参照されることが少なくなってしまいました。近年、「具体」や「もの派」など1970 年代までの戦後日本美術に関する研究が国内外で急速に進んでいます。今こそ、70 年代と90 年代のはざまにある80 年代の日本美術について深く見つめる時期に来ていると言えます。約30 年を経た今日から振り返ると、80 年代は、今日の美術において重要なインスタレーションという形式、作品制作への参加や社会との関係への意識、オルタナティブ・スペース、 メディア・アート、「美術」という制度を相対化する視点、日常性や軽やかさを大切にする感性などが新たに生まれた、充実した時代であったことがわかります。本展では今日の視点から80 年代の日本の美術を見詰め直し、「起点」となる作品を紹介します。
 

 

生命の尊厳―猪風来の土偶展

ARTLOGUE 編集部2018/08/03(金) - 09:59 に投稿
縄文造形家・猪風来は1986年から北海道の大自然に暮らし、四男をみずから助産し柔らかくあたたかい鼓動に触れたとき、この生命の尊厳と祈りこそが“縄文の心”なのだと開眼した。そこから縄文造形の根源に根ざした作品を多数制作する。子を宿した母のふたつの命の輝きを表現した『妊婦』、赤子の生命力とそれを産み出す命がけの躍動美『出産』、あわい生命を両手に授かった感動を表した『授受』、大自然と万物に祝福される生命の喜びにあふれた『宙およぐゲンヤ』――現代縄文造形の原点というべき《生命のシリーズ》から、縄文野焼き作品と絵画約30点を展示。

コレクション展2018-夏秋 特集 院展の画家たちⅢ/特集 鈴木昭男 音と場の探求

ARTLOGUE 編集部2018/08/03(金) - 09:58 に投稿
和歌山県立近代美術館のコレクション展では、日本画・洋画・彫刻・版画など、総数1万点を超える所蔵品を通じて幅広い美術の表現に接していただけるよう、季節ごとに展示を替え、特集コーナーも設けながら作品紹介を続けています。また、滋賀県立近代美術館が大規模な増築・改修を行うにあたり、その休館期間中、同館が誇るコレクションの一部を当館で公開することとなりました。今回は、そうしたふたつの近代美術館のコレクションなどにより、【和歌山ゆかりの作家と近代美術】【特集院展の画家たちIII】【戦後日本の美術】【アメリカ抽象表現主義と現代美術】【特集鈴木昭男音と場の探究】のコーナーを設け、作品を紹介します。

「世界の都市の中の”島”」 ラボカフェスペシャル featuring クリエイティブ・アイランド・ラボ 中之島02

ARTLOGUE 編集部2018/08/03(金) - 09:58 に投稿
アートエリアB1は開館10周年を機に新たなプロジェクト「クリエイティブ・アイランド・ラボ 中之島」を7月から始動し、中之島全体を持続可能な芸術文化環境をそなえた「創造的な研究所(クリエイティブ・ラボ)」として見立て、様々な試行実験を繰り広げています。今月は、トークイベントを開催します。 大阪の「中之島」は、堂島川と土

印籠・緒締・根付

ARTLOGUE 編集部2018/08/03(金) - 09:58 に投稿
「印籠(いんろう)」は、もともと判子・印肉や薬の入れ物でしたが、江戸時代に人々のお洒落への欲求が高まると、装身具としても流行します。「緒締(おじめ)」は印籠の蓋の開閉をするためのもの、「根付(ねつけ)」は印籠の紐を着物の帯に通し腰元に吊り下げる際、滑り止めの役割を果たすものです。本展覧会では、当館収蔵の印籠を緒締・根付とともに約90点展示します。彫刻・七宝・蒔絵・象嵌の細かな細工と併せて、印籠・緒締・根付、三者の取り合わせの妙もお楽しみください。

リー・キット「僕らはもっと繊細だった。」

ARTLOGUE 編集部2018/08/03(金) - 09:58 に投稿
独特の歴史的背景を持って揺れ動く街・香港を出自とするリー・キットは、アートという開かれた表現を通して自身のあり方を問い、自分が今を生きる世界と向かい合おうとしています。そして、展覧会を開催する場合、その街、その場所の空気や感情に静かに寄り添い、サイトスペシフィックな作品(=特定の場所に存在するために制作すること)を創り

特別展 建国1100年 高麗―金属工芸の輝きと信仰―

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:46 に投稿
1100年前に朝鮮半島に誕生した高麗は、王侯貴族を中心として文化・美術において成熟した時代を築きました。仏教への篤い信仰を背景に、厳か、かつ煌びやかに荘厳された仏教文物が盛んに制作され、国の安泰への願いや、個人の信仰などの切実な祈りが籠められました。本展覧会では、仏龕(ぶつがん)や舎利容器などの仏具、飲食器、鏡など信仰や生活といった多様な用途を反映し、今なお輝きを放つ金属工芸に焦点をあて、高麗時代の文化に迫ります。

MACROSS:THE ART 1982-2018

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:45 に投稿
『超時空要塞マクロス』35周年および『マクロスF』10周年を記念して、作品に欠かせないビジュアルアートを中心に、『劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~』の主役機であるYF-29の大型立像や各シリーズの貴重な初展示資料など、歴代のマクロスシリーズの作品世界に十二分に触れていただける内容となっております。

美術の中のかたち―手で見る造形 触りがいのある犬―中ハシ克シゲ

ARTLOGUE 編集部2018/08/02(木) - 21:45 に投稿
兵庫県立美術館では1989年より、作品に手で触れて鑑賞できる「美術の中のかた ち―手で見る造形」というシリーズ展を開催しています。 29回目となる今年は、中ハシ克シゲ(1955-)を出品作家に迎え、彫刻における触覚的なものとは何かという根本的問題を改めて考えます。