アートエリアB1は開館10周年を機に新たなプロジェクト「クリエイティブ・アイランド・ラボ 中之島」を7月から始動し、中之島全体を持続可能な芸術文化環境をそなえた「創造的な研究所(クリエイティブ・ラボ)」として見立て、様々な試行実験を繰り広げています。今月は、トークイベントを開催します。 大阪の「中之島」は、堂島川と土佐堀川に挟まれた東西約3kmの中洲(島)です。水運の利を得て安土桃山時代以降に開拓、現代まで大阪の文化経済の中心地として発展してきました。一方、世界各地でも、中之島と同様に、パリのシテ島やベルリンのムゼウムスインゼルなど、文化芸術・学術拠点を軸にした創造的な都市開発の好例が多くあります。 今回は、幅広い視野と独自の視点から建築評論、建築史のみならず、建築と美術のキュレーションを手がける五十嵐太郎氏をお招きし、海外の文化島の事例や、コルビュジエ設計の難民収容船「アジールフロッタン」など都市における水辺の社会的・文化的活用について参照しながら、都市の中洲としての中之島の可能性について語り合います。 日時:8月25日[土]16:00-18:00 トークゲスト:五十嵐太郎(建築史家、東北大学大学院教授) カフェマスター:木ノ下智恵子(アートエリアB1運営委員)
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