身近な人の死、その喪失に向き合う<br>勝又公仁彦氏の最新作、個展「わたくしのいもうと」開催中
勝又公仁彦展「わたくしのいもうと」が、2020年1月10日(金)より、銀座のIG Phto Galleryで開催中です。
「わたくしのいもうと」は、写真のほか、映像、言葉、パフォーマンスなど複数の表現方法を駆使した作品を国内外で発表してきた勝又氏の最新作となります。
昨年、妹を亡くされた勝又氏。彼女の遺品の中に、失われたと思っていた家族写真の束を見つけ、彼女がなぜそれらの写真を手元に置いていたのかという謎と向き合うことを余儀なくされます。また、長く闘病していた彼女が生前、写真をやりたいという希望を持っていたことを知ったことも、強い印象を残しました。
「わたくしのいもうと」は勝又氏にとって、「硫黄島へ -玉砕の島Vol.1-」(2005年、銀座ニコンサロン、大阪ニコンサロン)に続いて、直接的に私的な題材を扱う作品であり、身近な者の死という普遍的なテーマに取り組んだ作品となります。
※ステートメントと画像はnoteにて随時更新・追加されます。
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