イギリスのヘンリー・ムーア(1898~1986)、イタリアのマリノ・マリーニ(1901~1980)、フランスのアルベルト・ジャコメッティ(1901~1966、生まれはスイス)、ほぼ同世代の彼らは、いずれも20世紀を代表する彫刻家です。
彼らは彫刻制作のかたわら、しばしば絵画表現にも取り組んでいます。しかし、3次元の立体と2次元の平面はまるで別世界であり、アプローチがまったく異なるものです。
一方で、彫刻と版画とでは、意外なことに共通点もあります。それは、木や石、銅といった素材の特性を生かした表現という点や、複数制作によって限定番号(エディション)を入れるという点などです。
彫刻家が絵画、なかでも版画作品を手掛けることに、どのような目的や意図があり、その結果、どのような発見や課題があるのでしょうか。
この展覧会では、彫刻の巨匠たちの絵画制作の試みを、当館所蔵の版画作品から考察します。立体と平面のはざまを往還した、彼らの表現をお楽しみください。
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開催概要
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会 期:2018年11月9日(金)~12月24日(月・祝)
会 場:鹿児島市立美術館2階、企画展示室
時 間:9:30~18:00
*入館は17:30まで
休 館:月曜日、年末年始(12月29日~1月1日)
*祝日の場合はその翌平日
料 金:一般300円、高大生200円、小中生150円
*所蔵品展と共通、年間パスポートでも観覧可
■関連イベント
ギャラリートーク(学芸員による作品解説)
日 時:11月17日(土)、12月1日(土)、12月15日(土)の14: 00~15:00
会 場:展覧会場
*参加には、観覧券が必要
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