「MOTサテライト」は、改修休館中に東京都現代美術館の活動を館外に拡張し、まちなかでアーティストの作品展示やプロジェクトを実施することで、「まち=地域」の魅力を再発見しようとする試みです。
江戸時代からの下町情緒や水辺の風景などの魅力あふれるまちの特色に加えて、近年ではカフェやギャラリーも賑わいを見せるなど、新旧の文化が交わる清澄白河。1995年に開館以来、東京都現代美術館はこの地で活動を続け、国内外の現代美術を発信してきました。
第3回となるMOTサテライト2018秋は、「うごきだす物語」というテーマのもと、2019年3月下旬に迫った美術館のリニューアル・オープンへの気運を高め、地域や関係各所との連携をさらに深めていくことを目指します。さまざまな領域で活躍してきた作家や研究者たちが清澄白河周辺のまちや人々と関わり、対話が生まれ、多くの作品や関連プログラムが生まれました。作品やプロジェクトを通してまちの記憶が「物語」として動き始め、今まさに動き始めたまちの姿が生き生きと描き出されていきます。ぜひまちをめぐり、作品と触れ合いながら、本展をお楽しみください。
主な展示は、工場跡地や地域拠点を活用した7ヶ所の「MOTスペース」でご覧いただけます。また、コーヒー・ロースタリーやカフェ、商店街などに点在する「MOTスポット」の小さな展示を、まち歩きを楽しみながらご周遊ください。地域のクリエイティブな拠点「地域パートナー」で行われる多彩な活動にもご注目ください。
※アーティストトーク、ワークショップ、ガイドツアーなど、多彩なイベントも開催しています。作品鑑賞と合わせてお楽しみください。
詳細はこちらをご覧ください。http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/mot-2018.html#tabs=tabs-3
【参加作家・プロジェクト】
ヂョン・ヨンドゥ/宮永愛子/鈴木のぞみ/ひがしちか/志村博/東京都現代美術館収蔵品展示(デニス・オッペンハイム)/東京大学 廣瀬・谷川・鳴海研究室 × DNP ARプロジェクト/東京藝術大学芸術情報センター 清澄白河プロジェクト/錯視ブロックワークショップグループ/のらもじ発見プロジェクト/心臓ピクニック・日本的Wellbeingプロジェクト(※1)/鉄割アルバトロスケット(※2)
※1トークイベント&ワークショップのみ ※2演劇公演のみ
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開催概要
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会 場:清澄白河エリアの各所
会 期: 2018年10月20日(土)~11月18日(日)
*会期中の金・土・日、祝
時 間:11:00~18:00
料 金:無料(関連プログラムもすべて参加無料)
問合せ: 03-5777-8600 (ハローダイヤル )
*詳細・追加情報は、随時東京都現代美術館ウェブサイトにてご確認いただけます。