工芸・デザイン

マリメッコ・スピリッツ フィンランド・ミーツ・ジャパン

ARTLOGUE 編集部2019/01/23(水) - 02:35 に投稿
マリメッコは、フィンランドを代表するテキスタイルメーカーとして知られ、1951年にアルミ・ラティアによって創業されて以来、独自のテキスタイルデザインを生み出してきました。本展では、現代のマリメッコを担う3人のデザイナーの代表作とともに、彼らの[JAPAN]をテーマにした新作を紹介します。 また、マリメッコデザイン監修による茶室も展示します。

フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア

ARTLOGUE 編集部2019/01/23(水) - 02:35 に投稿
フィンランドを代表するアラビア製陶所をはじめ、ゴールデンエイジと呼ばれる時代の著名な作家人の陶芸作品が来日。 キルタやパラティッシなどのプロダクト作品に加え、これまで日本ではあまり紹介されてこなかった、アート(美術)部門の陶芸作品も展示します。

所蔵作品展「MOMATコレクション」

ARTLOGUE 編集部2019/01/20(日) - 23:35 に投稿

20世紀はじめから今日に至る日本の近現代美術の流れを、国際的な関連も含めてご紹介するMOMATコレクション。

4階第1室は「ハイライト」。当館選りすぐりの名品が凝縮されています。今回は工芸の名品もあわせてご紹介します。

2室から12室までは、おおよそ時代順ですが、部屋ごとにテーマをたてて、各時代の美術と社会の関係をさまざまな角度から見ることができます。例えば3階6室では太平洋戦争中の作品に焦点を当ててご紹介します。そのほか4階4室では版画家の織田一磨、3階9室では写真家の土田ヒロミ(1月29日-3月17日)、椎原治(3月19日-5月26日)を特集します。2階12室では、近年新しく収蔵されたデイヴィッド・スミスとアンソニー・カロの彫刻にご注目ください。

また3月19日からは「美術館の春まつり」の特集として、3階10室に川合玉堂《行く春》(重要文化財)をはじめとする花を描いた名作がそろいます。千鳥ヶ淵の桜との競演が見ものです。

今期も盛りだくさんのMOMATコレクション。どうぞごゆっくりお楽しみください。

驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ

ARTLOGUE 編集部2019/01/17(木) - 02:35 に投稿
本物と見まがう野菜や果物、自在に動く動物や昆虫、精緻な装飾や細かなパーツで表現された器やオブジェ…。近年注目の高まる明治工芸と、そのDNAを受け継ぐ現代の作家たちによる超絶技巧の競演をご覧いただきます。人間の手が生み出す奇跡のような技術に加え、洗練された造形センスと機知に富んだ、驚異の美の世界をお楽しみください。

絵本のすてきな仲間たち

ARTLOGUE 編集部2019/01/16(水) - 02:31 に投稿
藤枝市文学館では開館以来、子どもたちの想像力と感性をはぐくむ絵本展を開催してきました。 このたび、「こどもたちの宝物になる絵本づくり」を目指し、創業から50年を超えた絵本専門出版社「こぐま社」のロングセラー絵本を取りあげます。 こぐま社絵本展は静岡県初開催となります。

特別展「明治150年記念 華ひらく皇室文化 ― 明治宮廷を彩る技と美」

ARTLOGUE 編集部2019/01/16(水) - 02:31 に投稿
明治時代、諸外国との外交のために皇室では洋装を採り入れ、洋食にて国賓をもてなしました。また、伝統文化の保護のため、「帝室」(皇室)が「技芸」(美術)の制作を奨励する「帝室技芸員」制度が誕生します。美術界の最高の栄誉とされた彼らの作品は、日本文化の象徴として海外でも賞賛されます。宮中晩餐会の食器、ボンボニエールなど華やかな宮廷文化と、明治皇室が守り伝えようとした日本の技と美を紹介します。

SOMA 日本の森と素木の家具

ARTLOGUE 編集部2019/01/15(火) - 10:47 に投稿
本展は岐阜県美濃加茂市にアトリエを構える木工家川合優が率いるライフスタイルプランド「SOMA」の活動を紹介するものです。 川合は、木工家として日々森や木と対峙する中で、日本古来の木の文化とその奥深さを体感すると同時に、国内の木材利用の状況などにも目を向けるようになりました。現在、日本では戦後間もない頃に将来を見越して植林されたはずの木々が有効に使われずに余り、その結果、山林を中心とした生態系が破壊されつつあります。その一方、日本は海外の森を伐採した安価な木材を大量に輸入しており、その数は年間木材消費量の7割にも及びます。 川合は、そのような状況の解消や、森や木が傍にある日本古来の生活文化を現代に取り入れる方法を考え、2016年にSOMAを立ち上げました。一人の木工家が始めた活動は次第に多くの人々の共感を集め、家具の製造販売にとどまらず、ワークショップやフィールドワーク、森を活かすための活動など、様々なコラボレーションへと発展しています。 本展は、多面的な活動を展開するSOMAの全体像を俯瞰できる初めての展覧会となります。

企画展「旅する楽器 ― 南アジア、弦の響き」

ARTLOGUE 編集部2019/01/15(火) - 10:47 に投稿
南アジアは弦楽器の宝庫です。世界中で知られるシタールだけでなく、多種多様な弦楽器が、様々な人々によって、千差万別のスタイルで演奏されてきました。 宮廷の華として王侯貴族たちを陶酔させた弦の響きは、古典音楽として受け継がれています。儀礼に使われた弦楽器は、神を讃える歌や祈りの支えとなり、物語の世界を眼前に蘇らせ、歌手の紡ぎだす旋律を引き立ててきました。これらの楽器の多くは、西アジアや中央アジアから伝えられ、南アジアで演奏家や職人達によって改造され、生まれ変わったものです。南アジアで定着した楽器が、さらに形や音を変えながら、東南アジアや東アジアに伝えられた場合もあります。 本展示では、このような弦楽器の遥かな旅を、南アジアを中心に紹介します。

田沼武能写真展 東京わが残像 1948-1964

ARTLOGUE 編集部2019/01/15(火) - 10:46 に投稿
田沼武能(1929-)は東京写真工業専門学校(現・東京工芸大学)を卒業後サン・ニュース・フォトス社に入り、木村伊兵衛の助手として写真家人生をスタートしました。米寿を迎え今なお写真家として第一線で活躍する田沼ですが、彼が子どもや文化人の写真と並びライフワークとしてきたのが、自身の生まれ育った下町を中心とした東京の写真です。戦後の焼け野原から出発し、様々な矛盾を内包しながらも再生を目指し激しく変貌した都市・東京。その諸相を捉えた写真作品を「子ども」「下町」「街の変貌」の3つの視点からご紹介します。