現代美術
藝大コレクション展 2019
メスキータ展
ルート・ブリュック 蝶の軌跡
松本竣介 読書の時間
松本竣介没後70年を記念して、当美術館では、「松本竣介アトリエの時間」につづき、「松本竣介読書の時間」を開催します。 「アトリエの時間」では、画家がアトリエで過ごした時間に思いをはせながら、画家と作品(創作)との間を結びつけ、創作の内側を考察しました。 今回「読書の時間」では、大切に保管されてきた画家の蔵書に注目します。900冊を超える蔵書は、美術ばかりではなく、恩想、哲学、文学等、多岐にわたります。 松本竣介は、画家であり、読書家であり、愛書家であったといってもいいでしょう。 そして、今Hまで保存された蔵書全体は、昭和戦前、戦中期に育まれた市井の知性のひとつの集積であり、その時代の貴重な資料ともいえます。 本展では、これらの蔵書を、今日的な視点から見つめなおし、松本竣介という画家の創作と思想の形成を再考します。
水彩画の魅力
シンクロニシティ -宮津大輔コレクション × 笠間日動美術館 響き合う近・現代美術-
アートみやぎ 2019
シャガール マティス ルオー 三人の画家の版画集
所蔵作品展「MOMATコレクション」
20世紀はじめから今日に至る日本の近現代美術の流れを、国際的な関連も含めてご紹介するMOMATコレクション。
4階第1室は「ハイライト」。当館選りすぐりの名品が凝縮されています。今回は工芸の名品もあわせてご紹介します。
2室から12室までは、おおよそ時代順ですが、部屋ごとにテーマをたてて、各時代の美術と社会の関係をさまざまな角度から見ることができます。例えば3階6室では太平洋戦争中の作品に焦点を当ててご紹介します。そのほか4階4室では版画家の織田一磨、3階9室では写真家の土田ヒロミ(1月29日-3月17日)、椎原治(3月19日-5月26日)を特集します。2階12室では、近年新しく収蔵されたデイヴィッド・スミスとアンソニー・カロの彫刻にご注目ください。
また3月19日からは「美術館の春まつり」の特集として、3階10室に川合玉堂《行く春》(重要文化財)をはじめとする花を描いた名作がそろいます。千鳥ヶ淵の桜との競演が見ものです。
今期も盛りだくさんのMOMATコレクション。どうぞごゆっくりお楽しみください。