現代美術

Yの冒険 ― 原美術館コレクション

ARTLOGUE 編集部2019/03/02(土) - 02:30 に投稿
いにしえよりアーティストたちは、冒険や挑戦を繰り返し、独自の表現スタイルを築いてきました。本展では、原美術館のコレクションから、大型の横尾忠則作品(5点)とやなぎみわ作品(7点)を中心に、日本で、昭和・平成と時代を疾走してきた「頭文字(イニシャル)Y」の作家たちによる創作の軌跡を辿ってゆきましょう。

狩野派の画人たち ― 原六郎コレクションの名品

ARTLOGUE 編集部2019/03/02(土) - 02:30 に投稿
室町から江戸まで、ほぼ4世紀にわたって画壇に君臨した狩野派は、近世日本美術史を代表する画家集団で、これらの作品は原六郎コレクションにも多数含まれています。本展は「三井寺旧日光院客殿障壁画」と「狩野派寄合書」を中心に、狩野派の画人たちによる絵画表現の魅力をご鑑賞いただきます。

「あいちトリエンナーレ2019」プレイベント<br>『池上彰のアートそうだったのか!! ~国際芸術祭と地域創生~』

ARTLOGUE 編集部2019/02/28(木) - 19:13 に投稿

今年8月1日(木)の「あいちトリエンナーレ2019」開幕に向け、ジャーナリストの池上彰氏を招いたプレイベント『池上彰のアートそうだったのか!! ~国際芸術祭と地域創生~』が開催されます。会場は今回新たに展示会場となる四間道・円頓寺地区。下町の情報を残す町並みに佇む旧那古野(なごの)小学校を舞台に、国際芸術祭が地域にどのようなレガシー(遺産)を残すことができるのかなど、ジャーナリストの池上彰さんと津田大介芸術監督が対談を行います。

 

開催概要
----------------------------------------------------------
日 時:2019年4月17日(水)
会 場:旧那古野小学校 体育館(名古屋市西区那古野二丁目14番1号)
※名古屋駅(桜通口)から徒歩約12分。または地下鉄桜通線「国際センター駅」1番出口から徒歩約11分。
※駐車場なし(公共交通機関をご利用ください)

対談者:
池上彰氏(ジャーナリスト)
津田大介氏(「あいちトリエンナーレ2019」芸術監督)

モリメール あなたも「フェルメール」になれる

ARTLOGUE 編集部2019/02/28(木) - 17:35 に投稿

自らが絵のなかの登場人物に扮して撮影するという、 セルフポートレイト作品を30年以上も手がけ続けてきた森村泰昌。「モリメール あなたも『フェルメール』になれる」展は、そんな彼の変身術が体感できる展覧会です。 世界初、あなたも「フェルメールの絵になれる」展覧会に、参加してみませんか。

今なお世界屈指の人気画家として知られる17世紀オランダの画家 ヨハネス・フェルメール(1632–75)。モリムラは、これまでフェルメールの《絵画芸術》、 《真珠の耳飾りの少女》をテーマにした作品が手がけてきましたが、 今回、新たに《牛乳を注ぐ女》に取り組みます。同展ではこれら、 いわばモリムラのフェルメール三部作にくわえ、各作品の関連資料や映像、 そして、撮影に用いられたフェルメールの部屋のセットを展示します。 さらに画期的なのは、これらの部屋にはどなたでも自由に入って、 「あなたのフェルメール作品」を自由に撮影できることです。 フェルメール気分を思う存分お楽しみください。

みんなのレオ・レオーニ展

ARTLOGUE 編集部2019/02/22(金) - 02:56 に投稿
赤い色をしたきょうだいたちの中で、唯一黒い魚の物語『スイミー』。小学校の教科書に掲載され、日本全国で親しまれています。作者のレオ・レオーニ(1910-1999)は、イタリアやアメリカでグラフィック・デザイナーとして活躍した後、『あおくんときいろちゃん』で、初めて絵本の世界に足を踏み入れました。ねずみの『フレデリック』や、しゃくとりむしの『ひとあし ひとあし』など、小さな主人公たちが「自分とは何か」を模索し、学んでいく物語を、水彩、油彩、コラージュなどさまざまな技法を用いて描きました。 本展では、ヨーロッパとアメリカを移動し続けたレオーニの波乱の生涯を、作品と重ね合わせながら紹介します。絵本作家、アート・ディレクターとしての仕事、絵画、彫刻など幅広い活動を紹介し、レオーニが子供の絵本に初めて抽象表現を取り入れるに至った道筋にも光を当てます。

センス・オブ・スケール展

ARTLOGUE 編集部2019/02/22(金) - 02:45 に投稿
私たちは科学の進化とメディアの発達によって、目に見えない最小の物質から遠く離れた宇宙の果てまで、あらゆるスケールの事象について情報を得られるようになりました。その一方で、実際の大きさを体感することはとても難しいことです。アーティストにとってもスケールは、作品のコンセプトや展示空間こ影響する現代的なテーマの一つです。本展では、現代美術を中心に、精密な縮小模型から巨大化したオブジェ、視点を対象から離すことで広範囲の世界をとらえた写真や絵画、異なる縮尺が存在するインスタレーションなどを取り上げます。

THE BODY ― 身体の宇宙 ―

ARTLOGUE 編集部2019/02/22(金) - 02:42 に投稿
古くから人間の身体は様々なまなざしで見つめられてきました。理想を求める美術、仕組みを明らかにする解剖学、そして天体とのつながりを見いだす占星術など、私たちの感性と知性と想像力はじつに多彩な身体のイメージを生みだしてきたのです。 本展では15世紀の西洋古版画から現代日本の美術家まで、約120点の作品から小宇宙ともいうべき身体のイメージ世界を紹介します。

奇蹟の芸術都市バルセロナ展

ARTLOGUE 編集部2019/02/21(木) - 02:55 に投稿
スペイン・カタルーニャ自治州の州都であり、地中海に面した港湾都市であるバルセロナは、古代に遡る豊かな歴史と、19 世紀の産業革命による経済・文化面の先進性とをあわせ持つ世界有数の国際都市です。また、この都市は芸術・食・スポーツなど様々な点で世界中の人々を惹きつけてきました。 本展では、その魅力の源泉を探るべく、バルセロナの近代化を促進させた都市計画の誕生(1859年)からスペイン内戦(1936-39 年)に至るまで、約 80 年間に生み出された芸術文化を辿ります。 アントニ・ガウディをはじめドゥメナク・イ・ムンタネー、プッチ・イ・カダファルクなど、バルセロナの魅力を語るに欠かすことのできない偉大な建築家たちの仕事はもとより、ラモン・カザス、サンティアゴ・ルシニョル、パブロ・ピカソ、ジュアン・ミロ、サルバドール・ダリら、カタルーニャが育んだ巨匠たちの作品を多数展示します。 絵画を中心に彫刻・家具・宝飾品・図面など多様なジャンルの作品約 150 点が並ぶ本展は、当時のカタルーニャに花開き咲き誇った芸術の精華を存分に味わって頂けるまたとない機会です。綺羅星のごとく並ぶ美術界きってのスターたちの共演をお楽しみください。

開館30周年記念特別展「美術館の七燈」

ARTLOGUE 編集部2019/02/21(木) - 02:54 に投稿
広島市現代美術館は1989年、公立館としては国内初の現代美術を専門とする美術館としてオープンしました。その30周年を記念し、活動の軌跡および、その基盤となった美術館建築を中心に紹介する本展では、これまでに当館が収集してきたコレクション、および活動を物語る資料を中心に、一部の参加作家による新作等を加え、全館を用いた展示を行います。観客、建築、場所、保存、歴史、逸脱、あいだ、といったキーワードを通して、その歩みを振り返るとともに、美術館の果たすべき役割、そして活動を支える諸要素を改めて捉えなおします。 1章 「観客」参加によって成り立つ表現 2章 「蔵とシンボル」美術館建築と野外彫刻 3章 「ここ」広島、ヒロシマ 4章 「残すこと」作品の修復、コンサベーションの現在 5章 「積み重ね」資料と関連作品による活動の記録 6章 「(リ)サーチ」探索と逸脱 田村友一郎による新作インスタレーション 7章 「あいだ、隙間、その他」隙間的スペースを活用した作品

北欧の小さな宝石箱・エストニア―エストニアの古伝を紡ぐ カルヨ・ポル作品を中心に―

ARTLOGUE 編集部2019/02/20(水) - 02:45 に投稿
エストニア共和国独立100周年と、佐久市とエストニア共和国サク市との友好交流10周年を記念し、エストニアの代表的な美術家であるカルヨ・ポル(Kaljo Põllu,1934-2010)の作品を中心に、エストニアの芸術・文化を紹介します。